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Last Updated: 2023.07.25

木 室 義 彦 ( KIMURO, Yoshihiko)

福岡工業大学 情報工学部 情報システム工学科 ( Fukuoka Institute of Technology)

FIT pamphlet 2011 FIT pamphlet 2012

内容   ( Contents ):

       1.最近の話題     ( recent topics )
       2.研究テーマ     (research)
              移動ロボットシステム     ( Mobile Robot System / Network Robot System )
              計算機動作原理教育   ( Computer Principle Education )
              全方位画像処理          ( Omni-directional Image Processing )
       3.研究開発プロジェクト       ( R&D Project)
       4.略歴他 (論文、R&D等)       ( profile, paper, R&D, related link, misc.,)

最近の話題 ( recent topics)

2016年〜現在のトピックスです。これ以前のものは、 「過去のトピックス (old topics)」 にあります。

研究室のテーマ:環境情報構造化とロボット技術の応用
〜人間生活を支援する環境の実現〜

研究室では、環境情報構造化という手法を利用し、 「誰でも」、「いつでも」、「どこででも」という観点から、 高齢者や障がい者だけでなく、さまざまな人に安全で健康的、 そして豊かな生活を提供できるようなIRT環境を 実現するための研究開発を行ないます。
( IRT: Information & Robotic Technology 情報技術とロボット技術を融合させた概念) 主なテーマとしては、
を推進しています。


研究:"病院内見守り車いすロボット"
   "無線運動・生体情報計測装置 ( BMW)プロジェクト"

concept image 私たち ( 木室研究室、家永研究室 (前、九州先端研 ISIT)) は、ロボットタウン研究を 拡張するものとして、地元ベンチャー企業のロジカルプロダクト ( LP)、 九大医学部 ( DMI)と共同で、九大病院の協力を得て、病院内で人間を支援する ロボット研究を行っています。
私たち独自の研究技術として、車いすロボットおよびこれを制御する環境側の ソフトウェアも含めたロボットシステムの技術を有しており、これを利用して、 LP社の開発提供する生体計測モジュールとの連携や、九大医および九大病院と 協力した、車いすロボットに搭乗する患者への影響調査などを進めています。
現在は、LPが研究開発を進める無線式運動・生体情報計測装置 ( BMWデバイス)を 利用した、より詳細な車いすロボットの搭乗者への影響を調査し、サービスロボットの 安全、安心の指針を得ようとしています。

なお、本研究開発プロジェクトは、福岡県、福岡市、北九州市による 「ロボット産業振興会議」の支援を受けております。 また、車いすロボットシステムの研究開発は、現在、九州先端研 (ISIT)と 福岡工大との共同で進めております。 製品化を想定した車いすロボットのハードウェア開発は、中小企業庁の支援を 受けて、桐木工作所との共同開発を進めています。
(ウェブページを整備する時間がないので、とりあえず、 ISITのウェブ にリンクを張っています。)

研究:"ロボット地理空間情報システムの研究開発 (R-GIS プロジェクト)" ( "R-GIS Project")

R-GIS concept image  私たちは、次世代ロボットを人間と共生させるために、 環境側にセンサやデータ、プログラムや情報、知識を埋め込む 「環境情報構造化」の研究を進めてきました。 ロボットタウンや R-コンテンツプロジェクトです。 この中で埋め込まれた情報の多くは、その情報を取得可能な 地図上の位置との組で記録することができます。
 地理空間における対象事物に対し、その位置や範囲と 属性情報が対になっている情報は「地理空間情報」と呼ばれます。 ロボットが環境情報を取り出す、すなわち、「ロボット用に 整備された地理空間情報を取得する」ためには、 地理空間情報の生成と管理の機能が必要になります。
 私たちは、以上のようなシステムをロボット用の GIS (地理空間情報システム) 、すなわち、R-GIS と名付けて研究開発を行なっています。 (この研究は、NEDOおよび経済産業省の支援を受けて進めています。)

研究参画機関:九州先端科学技術研究所 (ISIT)、 環境GIS研究所 (ENGIS) : R-GISコンソーシアム
・R-GISプロジェクトの紹介 ( Introduction of R-GIS project)

研究:"環境の情報構造化プラットフォームの研究開発 (ロボットタウンプロジェクト)"
( "Robot Town Project")

robot image  次世代ロボットが人間と共生するために、環境側にセンサやデータだけでなく、 プログラムや情報、知識を埋め込む環境情報構造化プラットフォーム ( ロボットタウン) の研究開発を複数の機関と共同で行なっています。 特に、当研究所は、ICタグやGISなどの新しい情報インフラ技術を利用した ロボット支援システムを中心に研究を行なっています。(この研究は、 JSTの支援を受けて進めています。)

 研究参画機関:九州大学、九州システム情報技術研究所 (ISIT)、 安川電機、九州日本電気ソフトウェア (QNES)
・ロボットタウン研究の紹介 ( Introduction of Robot-Town Project)
・ISIT担当の研究テーマの紹介 ( Introduction of sub-theme 2)

研究:"ロボットコンテンツを用いたコンテンツ指向ロボットの提案 (R-コンテンツプロジェクト)"
( "Proposal of a Contents-driven Robotic System using Robot-Contents")

robot image  新たなロボットサービス実現の枠組みとして、R-コンテンツシステムを 提案しています。これは、
  1. ロボットサービスの記述をユーザサイドとメーカサイドの ものに分離し、ユーザ自身でも簡単にロボットサービスを開発できるようにすること、 および、
  2. 個々のサービスを、センサや各種データ、プログラムとして 環境内に分散配置し、位置や時間、周囲の状況により 動的にロボットサービスを実行できるようにすること、
を目的としています。(この研究の一部は、NEDOの支援を受けて行なわれました。 研究成果(開発したロボット)は、2005年の愛・地球博、プロトタイプロボット展に 出展しました。)

 研究参画機関:九州システム情報技術研究所 (ISIT)、 ネットワーク応用技術研究所、桐木工作所、九州大学
・コンテンツ指向ロボットの紹介 ( Introduction of our R-Contents robot system)


研究:"障がい者支援技術の研究開発 (u-リハビリ プロジェクト)"
( "Ubiquitous-rehabilitation Project")

u-Rehabilitation concept image  私たちは、いつでも、どこでもリハビリが可能な「u-リハビリ空間 (ユビキタスリハビリ)」を実現するシステムの開発を目指しています。 また、これ以外にも、視覚障がい者や聴覚障がい者、高齢者にとって 有用な技術の開発を行なっています。本研究テーマは、福岡工業大学 情報工学部 情報工学科 家永研究室と協力して進めています。

研究参画機関: 九州工業大学、産業医科大学、ロジカルプロダクト、九州先端科学技術研究所 (ISIT)
・u-リハビリRプロジェクト他の紹介 ( Introduction of Ubiquitous-rehabiritation and other projects)


研究:”情報社会に生きる市民のための計算機の動作原理教育”
( current work: "An Educational Method of Computer Principles for Citizen")

IT master  情報技術が政治/経済/社会システムに広く組み込まれてきた現在、一般の 人々に情報技術の本質を理解してもらい、その取り扱いに関して社会的なコン センサスを形成しておくことが、社会的に重要なテーマになってきました。 このコンセンサス形成の手段として、初等中等教育が重要であると考えています。 本研究室では、他大学や外部の教育機関、企業と協力し、ロボットを用いた 計算機動作原理教育(情報技術教育)、IRT教育のカリキュラムおよび教材を 開発し、社会への普及に向けた活動を行ないます。


ちょっと前までやってた研究:”球面画像を用いた全方位ビジョン”

( previous work:"Omni-directional Image Processing using Spherical Image")

 水平360度だけでなく、全方向球面で撮像し、実時間画像処理を行なうための 画像データ構造の研究です。このカメラシステムを用いることにより、 非常に広い視野を高精度に一度に観測したり、複数のユーザが 異なる様々な方向を同時に見ることができるようになります。 現在、このようなマルチカメラシステム、全方位画像処理技術を用いた 応用・実用化研究に取り組んでいます。
multi camera system多眼カメラシステム  spherical image球面画像の正射影像 右の画像をクリックすると、くるくる回る球面画像が見られます。(689 KB) (If you click the right image, you can see the rotation image.)

現在実施中の研究開発プロジェクト (R&D Project with competitive funds)

以上の詳細やこれまでの実施プロジェクト、共同研究企業等については、 ココ をご覧下さい。

略歴他 (論文、R&D 等) ( profile, paper, R&D, misc.)


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2015/03/25現在 008820