韓国サマープログラムの研修レポート2012

2012年7月23日から2012年8月10日に、韓国 プサンの協定校、慶星大学校主催のサマープログラムに参加しました坂本 真仁君のレポートをご紹介します。

このプログラムでは世界約10か国から学生が集まり、英語を使って3週間共に生活しながら、韓国文化体験など様々なイベント通してコミュニケーション能力を高め、世界が広がる内容となっています。【国際交流支援室 2013.1.21】

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情報通信工学部 情報通信工学科 4年

坂本 真仁

   私にとってのプログラムで一番の体験は、異文化の人々とのコミュニケーションでした。それを手助けするようにいろいろな予定が組まれていると感じました。朝昼晩の食事から韓国語授業、体験プログラム、その他自由時間全てが楽しくて忘れることができません。プログラムの内容には含まれていませんでしたが多くの自由時間があり、マッコリなどのお酒を飲んだりカラオケで歌ったり、ビーチで泳ぐこともありました。そのすべての時間でコミュニケーションをとることができました。私たちだけでなく、ほとんどの参加者の母国語は英語ではありませんでしたが、それぞれがお互いに興味を持ちコミュニケーションをしていました。

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    韓国語の授業については、先生が丁寧に教えてくれましたし、歌なども交えて学ぶことができ、すんなりと身につきました。3週間でハングル文字を読むことができるようになりました。また街の看板などはもちろんほとんどハングル文字なので、ルームメイトにも聞いてみたりして本当にいつの間にか身についていました。

    私は釜山に到着して2日目でカメラと携帯電話を壊してしまったのですが、仲間がSNSなどを利用して写真や動画をシェアしてくれました。また自分の英語能力が足りない場面も多々ありましたが、そのたびにルームメイトや仲間達は私が理解できるまで言い回しを変えたり辞書を使ったりして詳しく教えてくれましたし、困った場面ではすぐに駆けつけてくれました。

   このサマープログラムを経験して私の考え方がものすごく変わりました。特に仲間の大切さ、コミュニケーションの楽しさをこのプログラムを通して体で理解しました。例えば英語能力の点で仲間達は私の欠点を補おうとしてくれましたし、私は仲間の足を引っ張らないように必死でついて行こうとしました。すると仲間はそれを理解して更に親身になって本当にいろいろやってくれました。このよう書いていると、「とっても簡単なことをなぜそんなに?」と思われるかもしれませんが、母国語ではない言語で相手の言っていることや伝えたいこと、また自分の言っていることを理解してもらえた時やお互いの気持ちの共有を感じたときは非常に嬉しいものです。

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    またこのサマープログラムのいい点は、夏休み期間を利用するため学業にほとんど支障がなく参加できる点です。世界中に友人ができ、私の今後の楽しみが一気に増えました。プログラムが終わってしまった今でもプログラムで出会った仲間達とSNSやe-mailを利用して連絡を取り合っています。まずはこのプログラムで痛感した英語能力の低さを一刻も早く克服し、もっと上手にコミュニケーションを図れるようになります。そしてこのプログラムで出会った仲間にまた会うために世界中に行きたいと考えています。

 最後にこの素晴らしい機会を作って頂いた国際交流支援室や慶星大学校の主催者の皆さんに心から感謝します。

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