H30年度STEPプログラム(中国)報告書 第①弾

皆さん、こんにちは。

本日より、学部・短大1年生対象プログラム「STEP」に参加した学生のレポートを数日にわたりご紹介していきます。
このプログラムは現地学生と交流を図ることで、異文化との気づきを体験できる新規体験型プログラムです。

夏は【中国、ハワイ、シンガポール、フィリピン】に53名の学生を派遣しました。
また、春については2月末~3月にかけて【台湾、グアム】に24名の学生を派遣する予定です。

まずは、STEP中国に参加をした岩下さんのレポートをご紹介します。
留学を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

【国際戦略室 2018.2.22】

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工学部 知能機械工学科
岩下優花

1)志望理由
大学生活での目標は、国際交流に参加することです。説明会でプログラムに参加した先輩方の話を聞いてより参加したいと思いました。
まだ海外に行ったことがありませんが、大学生のうちに海外に行ってみたいと思っています。STEPではただ遊びに行くのではなく、様々な研修を通して現地の文化や歴史を学ぶことができるので、参加してみたいと思いました。中国は現在発展している国でその様子を直接見てみたいです。自分が持っている人から聞いた中国のイメージを、自分の目で見て感じた中国のイメージに変えたいです。
また、将来は海外でも働きたいと思っています。STEPに参加して様々な人と交流することにより、自分とは違う考え方や文化を持つ人に触れて、相手を理解し尊重することを学びたいと思いました。

2)研修を通じて学んだこと
中国の学生と交流する中で、一番驚いたことはキャッシュレス化でした。キャッシュレス化していることは事前に調べて知っていましたが、大きな商店だけでなく個人経営の屋台や出店までもキャッシュレスだったことに驚きました。日本でのキャッシュレスといえば、クレジットカードやデビットカードで、使うことのできない店も多くあるイメージでした。中国ではみんなが支付宝(Alipay)やWeChat Payなどのアプリを利用して決済をしていました。私も実際に利用してみて、買い物をするときや割り勘をするときなどに、おつりをもらう必要がなくとても便利だなと思いました。
個人的に、中国は空気が汚いというイメージが大きかったです。しかし、南京は緑が多く学内にも木がたくさんあり、空気が汚いとは感じずとても過ごしやすかったです。町中にゴミ箱が設置されていて路上にあまりゴミが落ちていなかったのも意外でした。

【新街口】

食事ではお店に行くと熱いお湯が出されることに最初は戸惑いましたが、慣れると大丈夫でした。ペットボトルのお茶も日本とは違って砂糖が入っていて、低糖のお茶はあっても無糖のお茶を見つけることができませんでした。
地下鉄や高速鉄道に乗るときに、必ず荷物検査があって日本よりも安全だなと思いました。南京の地下鉄は本数も多く時間も正確で、ホームも車内もとてもきれいでした。切符の値段がとても安く、移動するときは基本2元でどこでも行くことができました。切符がコインだったのが面白かったです。
私が中国で出会った人たちは、みんな優しく親切でした。南京は結構過ごしやすい町だったと思います。トイレ以外はとても便利な生活しやすい国だったように感じました。

【地下鉄の切符】

3)中国で得た経験を将来どのように活かすか
中国から帰ってきて、すぐに中国語の勉強を始めました。南京理工大学の学生と仲良くなり、皆が日本語を勉強しているので私は中国語を話せるようになりたいと思いました。次に会うときには、少しでも会話ができるようになっていたいです。
また、中国の学生はもっと学びを深めるために大学院に進学する予定だと言っていました。私はすぐに就職する予定でしたが、大学院進学について少し考えてみようと思いました。

【玄武湖】

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