ページTOPへ 大学ホームへ
 

   研究設備

   Back

  

  

  

  

  

  

  

 

【新規に設置された研究設備一覧】

 

装置外観

装置名称と説明

AXIMA-CFR Plus

(株)島津製作所, AXIMA-CFR Plus

 レーザイオン化飛行時間型質量分析装置(MALDI-TOF-MS)

 

 ノーベル賞の田中耕一氏で有名になったタンパク質の質量分析装置です。

 MALDIとは、Matrix Assisted Laser Desorption/Ionization(マトリックス支援レーザ脱離イオン化法)の略称です。MALDIにおけるサンプルは多量のマトリックス(Matrix)と均一に混合された状態にあります。マトリックスは、紫外光である窒素レーザ光(波長=337nm)を吸収し、熱エネルギーに変換します。この時、マトリックスのごく一部(最表面〜100nm)が急速に(数nsec)加熱され、サンプルとともに気化されます。

 TOFMSとは、Time of Flight Mass Spectrometry(飛行時間型質量分析法 )の略称です。

Applied Biosystems, API 2000™ LC/MS/MS
 

 API 2000™システムは、高い耐久性を維持しつつ経済的でコンパクトなトリプル四重極LC/MS/MSシステムです。
 ハイスループットの薬物動態スクリーニング、製剤過程での不純物分析、環境分析、たんぱく質・ペプチド分析など、あらゆるアプリケーションでのMS/MS分析が確実に行えます。すぐれた信頼性と簡単な操作性をコンセプトにデザインされており、Windows NT®プラットフォーム上で作動する新設計Analyst®ソフトウェア、頑丈で高感度なイオンソース、自動メソッド開発、特許大気圧イオン化(API)技術等、多彩な機能と耐久性を誇ります。さらに高性能でありながら、これらすべてのことがシングル四重極LC/MS並みのサイズで行えます。

BECKMAN COULTER, DNAシーケンサー CEQ8800

 CEQ8000遺伝子解析システムは、DNAシークエンスの決定からSTR、AFLPなどのフラグメント解析まで、幅広いアプリケーションを1台のシステム、1種類のキャピラリー、そして1つのソフトウエアでこなすマルチパーパス"オールインワン"システムです。 また、8チャンネルを同時に処理できるこのシステムではマイクロプレートをサンプル容器に使用しますので取り扱いも容易で、かつ自動化に適しています。 これ1台で研究室で必要なほとんどすべての遺伝子解析をこなすことができます。

西進商事、顕微レーザーラマン分光装置 UVR-R2MO

 

 JY Inc.Mシリーズシングル分光器を使用した、高精度のシングルラマンシステムです。自社開発の顕微測光ユニットにより、ハイ・スループット、高精度のマッピング測定が可能です。DeepUVからIRまで(266〜1300nm) のCWレーザーでのラマン測定に対応しています。

堀場製作所、ポータブルVOC分析装置 MS-200

 近年,トリクロロエチレンによる地下水汚染の発覚や有害物質の不法投棄問題を契機として,汚染された土壌や地下水から有害物質を除去し,その環境機能を回復させる取り組みが活発化してい ます。飛行時間型質量分析計(TOF-MS)をベースとした高速VOCs濃度計MS-200は,土壌汚染の調査から浄化のプロセスにおいて,高速・高感度に揮発性有機化合物(VOCs)の濃度を測定することができる。 平成18年度、改正大気汚染防止法が発令され、ますます、VOC排出に対する規制が強化されました。VOCのオンサイト分析と分解技術の開発が、最重要のテーマとなっています。

(株)テクノワシノ、精密平面研削盤 TECHSTER A1

 0.1μmの高精度を誇る精密平面研削盤です。窒化ケイ素のような高硬度のエンジニアリングセラミックスを切削加工します。 本機は、バイオフィルター用の多孔体セラミックスを高精度で加工するために用いられます。