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・プロフィール
近木 祐一郎 (KOGI YUICHIRO)
略歴 |
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1992年 |
広島大学附属高等学校卒業後、筑波大学に進学する。 |
2001年 |
筑波大学大学院博士課程を修了【工学博士(筑波大学)】後、 |
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九州大学産学連携センター学術研究員、2006年より特任助手を歴任する。 |
2009年 |
福岡工業大学・工学部・電子情報工学科・准教授に就任、現在に至る。 |
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専門 |
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マイクロ波・ミリ波帯の電磁波を用いたプラズマ診断と物体の非破壊診断装置の研究開発 |
各種レーダー |
高周波回路・アンテナ等 |
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所属学会 |
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・担当科目
電子情報もの作り入門(1年)・計測基礎(2年)・制御工学(3年)
電子計測工学特論I(大学院)、電子計測工学演習(大学院)
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・研究テーマ
- マイクロ波・ミリ波計測のプラズマ診断への適用
核融合炉の実現のためには1億度のプラズマを磁気井戸中に長時間閉じ込めることが必要です。
プラズマ内部では各種揺動や乱流が発生していて、プラズマを閉じ込め井戸から逃がす原因となっており、乱流に起因するプラズマの輸送を観測し制御することで、より高性能なプラズマが実現できると期待されています。
このような高温のプラズマの計測制御のため、我々は以下の計測器の開発を行っています。
・電子温度分布の詳細計測のため、ECEラジオメーターシステム・イメージングシステムの研究開発を核融合科学研究所・韓国核融合研究所・九州大学と共同で進めています。ECEは100GHzを超えるミリ波帯の電磁波のため、ミリ波帯及びマイクロ波帯の各種機能素子を開発し計測システムとして実現しています。
・電子密度分布の詳細計測のため、ミリ波干渉計の開発を筑波大学・核融合科学研究所・九州大学と共同で進めています。
- マイクロ波計測の産業応用
マイクロ波を被測定対象に入射すると、反射・透過・散乱・回折・共鳴といった現象が起こります。本テーマではこれらの反応の強度や位相、偏波などを観測し、非破壊かつ遠隔で被測定対象の特徴を抽出できる計測システムの研究開発を行っています。
- 民生用合成開口レーダーの開発
一連のレーダー信号を信号処理によって高空間分解を得るレーダーを合成開口レーダーと呼びます。本テーマでは合成開口レーダーに用いるマイクロ波信号発生器等の各種機能部品の研究開発を進め、民生用合成開口レーダーへと発展させることを目標としています。
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・リンク
核融合科学研究所
九州大学産学連携センター(間瀬研)
筑波大学プラズマ研究センター
東北大学電気通信研究所(犬竹研)
韓国核融合研究所(NFRI)
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