情報通信工学科の学生で所定の条件を満たす人に対して、国家資格『第一級陸上無線技術士』（一技）の試験科目が一部免除になりました。一技は、陸上における無線通信の最上級資格です。資格保持者は放送局、官公庁、電話会社、メーカーの技術者など情報通信分野の幅広い業種で活躍でき、就職に非常に有利になります。情報通信工学科に平成16年4月に入学し、平成20年3月に卒業する人から、条件を満たせば４科目ある資格試験のうち「無線工学の基礎」が免除される特典が適用されます。免除の期間は卒業から3年間です。残りの「無線工学A」、「無線工学B」、「法規」試験は、学科のカリキュラムの中に対応する講義があるほか、時間外特別講座で勉強することができます。
情報通信工学科では、従来から総務省の長期型養成課程認定校として所定の大学科目を修得し最終試験に合格することで、第一級陸上特殊無線技士および第三級海上特殊無線技士の免許を卒業前に手にすることができます。新たに一技試験一部免除が認定されたことにより、放送などの情報通信分野で活躍する卒業生がいっそう増えることを学科では期待しています。
平成20年3月21日
認定に必要な科目は以下を参照してください．文字列をクリックするとPDFファイルが開きます．
（１） 平成16年4月入学，平成20年3月卒業者から適用される条件
（２） 平成18年4月入学，平成22年3月卒業者から適用される条件
（３） 平成20年4月入学，平成24年3月卒業者から適用される条件
（４） 平成22年4月入学，平成26年3月卒業者から適用される条件