研究活動 府省選定事業実績(研究)

私立大学戦略的研究基盤形成支援事業

研究プロジェクト名 革新的エネルギーデバイスの開発—ナノ複合誘電素材の創成と実装
研究組織名 物質・エネルギーデバイス研究センター
(Materials and Energy Device Research Center of Fukuoka Institute of Technology:FIT-ME)
研究代表者 生命環境化学科 宮元 展義 准教授
研究分担者 生命環境化学科 桑原 順子 教授
知能機械工学科 朱 世杰 教授
電気工学科   大山 和宏 教授
知能機械工学科 木野 仁 教授
システムマネジメント学科 藤岡 寛之 教授
知能機械工学科 加藤 友規 准教授
研究期間 2015年度〜2019年度
研究内容要約 人間の歩行や海の波の振動によるクリーン発電や、装着型小型情報端末に応用可能なエネルギーデバイス(特に発電素子およびアクチュエータ)が、環境・情報の分野で求められている。誘電性高分子型エネルギーデバイスは、従来の発電機やモーターに比べて圧倒的な軽量化、静粛化、小型化が可能で、この応用に最適だが、エネルギー効率向上などの多くの課題がある。  
本研究プロジェクトでは、新ナノ素材である無機ナノシートを複合化した誘電性高分子を開発し実装することで課題を克服し、革新的なエネルギーデバイスを実現することを目的とする。本学では、無機ナノシートやエネルギーデバイスなどのものづくり、デバイスを効率よく制御・設計するための情報技術を、個々の教員が独自に研究展開してきたが、本研究では、学部学科をまたぐ連携でこれらを融合する。広い視野と応用力をもつ人材育成と、地域企業との連携による社会貢献基盤を形成し、本学の経営目標基幹「情報・環境・ものづくり領域での教育研究力」を具現化する。
関連リンク
研究成果報告書
研究テーマ 「革新的エネルギーデバイスの開発-ナノ複合誘電素材の創成と実装」
研究代表者 生命環境化学科 宮元 展義 准教授
研究分担者 生命環境化学科 桑原 順子 准教授
知能機械工学科 朱 世杰 教授
電気工学科 大山 和宏 教授
知能機械工学科 木野 仁 教授
システムマネジメント学科 藤岡 寛之 教授
知能機械工学科 加藤 友規 准教授
研究期間 2015年度〜2019年度
研究内容の要約 人間の動きや波の振動によるクリーン発電や、小型情報端末に応用可能なエネルギーデバイス(発電素子及びアクチュエータ)が、環境・情報の分野で求められているが、誘電高分子型エネルギーデバイスは、従来の発電機やモーターに比べて圧倒的な軽量化、静粛化、小型化が可能である反面、多くの課題がある。
本研究では、「無機ナノシート」を複合化した新素材を開発し実装することで課題を克服し、革新的なエネルギーデバイスを実現することを目的とする。
機能素材やエネルギーデバイスなどのものづくりと、デバイスを制御・設計するための情報技術を、学部学科をまたぐ連携で融合する。
併せて、広い視野と応用力をもつ人材育成と、地域企業との連携による社会貢献基盤を形成する。
研究プロジェクト名 画像技術とレーダ技術を融合した津波計測及び防災・減災システムへの応用研究
研究組織名 先端計測技術研究センター
(Research Center for Advanced Measurement Technology:AMT)
研究代表者 電子情報工学科 盧 存偉教授
研究分担者 電子情報工学科 近木 祐一郎 教授
電子情報工学科 松木 裕二 教授
電子情報工学科 田村 瞳 助教
社会環境学科 森山 聡之 教授
研究期間 2013年度〜2017年度
研究内容要約 画像技術とレーダ技術を融合した津波の計測システムおよび防災・減災システムに関する研究を行っています。具体的には陸上に設置された画像センサーとマイクロ波レーダを用い、沖合5~20Km先の波浪の高さ、形状および速さをリアルタイムで計測し、画像とマイクロ波情報の4次元総合解析により、津波の高さや到達時間を到達前に予測するシステムの開発を行っています。
また、地震や津波が発生した際にも確実に必要な津波情報をユーザーに送信するために、プローブカーを用いた浸水状況可視化システムの開発や災害時ネットワークシステムの構築に関する研究開発を行っています。
尚、これらの計測結果に基づき、ハザードマップを作成し、市民に防災情報として提供、さらに自治体や無線通信業者などと連携し、地域の防災情報システムの構築を目指します。
関連リンク
研究成果報告書

戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)

研究テーマ 「分散型水管理を通した、風かおり、緑かがやく、あまみず社会の構築」
研究分担者 社会環境学科 森山聡之 教授、九州大学 他
研究期間 2015年10月〜2019年3月

戦略的情報通信研究開発推進事業

研究テーマ 「準静電界センシングによる路面状態推定技術を利用した交通問題対策の研究開発」
研究メンバー 情報通信工学科 内田法彦 准教授、東北大学
研究期間 2016年度
研究テーマ 「第5世代移動通信に向けた高周波共振子の研究開発」
研究メンバー 電子情報工学科 家形諭
研究期間 2015年度〜2016年度

マッチング・プランナー(探索試験)

研究テーマ 「食品製造機械における静電誘引形インクジェットを用いた液体材料の高効率塗布技術」
研究メンバー 情報工学科 松尾一壽 教授
情報工学科 家永貴史 准教授
研究期間 2015年10月〜2016年9月

戦略的基盤技術高度化支援事業

研究テーマ 「高アスペクト比を持つ超硬合金製絞り金型に対する研削加工技術の開発」
研究メンバー 知能機械工学科 仙波卓弥 教授、 株式会社ワークス
研究期間 2010年度〜2012年度
研究内容の要約 自動車産業では、コネクター生産用の超硬合金製絞り金型の品質安定化、最終製品の低価格化のニーズが高まっている。
これらを達成するためには、熟練作業者により行われている絞り金型形状に対する磨き加工工程を機械化する必要がある。
この市場ニーズを具現化するため、超硬合金を加工する工具が容易に摩耗してしまうという問題を解決できる加工工具を開発し、短時間で高精度に絞り形状加工が実現できる加工技術を確立する。
研究テーマ 「高度位置決め技術によるレアアースフリーモータEV駆動装置の開発」
研究メンバー 電気工学科 大山和宏 教授、 株式会社明和製作所
研究期間 2010年度〜2012年度
研究内容の要約 自動車産業では地球温暖化防止の切り札である小型EV 普及を背景とした省エネルギー性(及び省資源・低コスト・安全性)向上のためにレアアースフリーで高効率なモータのニーズがある。
そのためにSRモータ(永久磁石不使用)の効率を向上する位置決め技術を高度化すると共に変速機・キャパシタとシステム化して省エネルギー性を従来比20%向上する小型EV駆動に最適化した動力伝達技術と組み込みソフトウェア技術を確立する。

ロボット産業振興会議ロボット技術実用化事業

研究テーマ 「リハビリおよびロボットのためのBMW計測実用パッケージの開発」
プロジェクトチーム構成 (株)ロジカルプロダクト、福岡工業大学、九州大学病院、
(財)九州先端科学技術研究所
研究期間 2010年度
本学メンバー 研究代表者:情報システム工学科 木室義彦 教授
研究分担者:情報システム工学科 松原裕之 講師
研究分担者:情報工学科 家永貴史 助教
研究期間 2010年度
研究内容の要約 生体信号(Biosignal)および身体運動(Motion)の無線(wireless)計測ユニットと、計測データ可視化アプリケーションを開発し、リハビリ及びロボット応用のためのパッケージとして活用する。

ハイテクリサーチセンター整備事業

研究テーマ 「物理化学・生物化学融合環境調和型新技術の開発研究 〜バイオフィルター(微生物担持多孔質セラミックス)を利用した環境負荷低減システムの開発研究〜」
研究代表者 大学院/機能材料工学専攻 吉川博道 教授
研究分担者 大学院/機能材料工学専攻 大崎知恵 教授
大学院/機能材料工学専攻 太田能生 教授
大学院/機能材料工学専攻 川上満泰 教授
大学院/機能材料工学専攻 北山幹人 教授
大学院/機能材料工学専攻 天田啓 准教授
研究期間 2005年4月〜20010年3月
研究内容 新しいセラミックスを用いた強力なバイオフィルターを開発し、それを用いることで、従来のものよりはるかに優れた「環境負荷の低減システム」を構築するものです。
これは、九州の地場産業である醸造産業の廃棄物問題の解決とセラミックス産業への応用など、今後の発展が期待されます。

産学連携研究推進事業

研究テーマ 次世代超精密微細金型に対する高速製造技術の開発
研究代表者 工学部/知能機械工学科 仙波卓弥 教授
研究分担者 工学部/知能機械工学科 河村良行 教授
工学部/知能機械工学科 藤山博一 准教授
工学部/知能機械工学科 大渕慶史 准教授

工学部/電子情報工学科 田中秀司 准教授
共同研究企業 株式会社ノリタケスーパーアブレーシブ
株式会社牧野フライス製作所
東陶機器株式会社
研究期間 2004年4月〜2009年3月
研究内容 学術支援機構実用化技術研究所の研究プロジェクトの一つとして進めるもので、従来製作が困難とされていた超精密微細金型を、短納期かつ低価格で製造できる「レーザー援用マイクロ鏡面研削開発します。
これは金型製造企業が多い北九州地区のみならず、わが国の金型加工技術の底上げに寄与できるものです。
また、金型製造のみならず、光学半導体部品製造・医療・バイオの各分野において国際競争力をもつ産学の育成、創出への貢献も期待できます。
  1. TOP
  2. 研究・産学連携
  3. 研究活動
  4. 府省選定事業実績(研究)