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マイクロ波・ミリ波によるリモートセンシング

分野
計測工学
キーワード
レーダ技術、津波波高計、洪水時浸水域監視、移動体検知
工学部 電子情報工学科

教授 近木 祐一郎

研究概要

 近年発生する自然災害は規模を増し、国民の生命及び財産を脅かしている。集中豪雨による洪水・土砂災害、津波、噴火などの早期検知は減災のために非常に重要であるが、夜間や雨天時の情報収集方法は確立されていない。

 そこで、本研究では、航空機搭載型高分解画像レーダの開発を行い、地表面の変化を観測して減災に役立てる。研究内容は、画像レーダハードウェアの研究開発、それにより取得されるデータ処理方法の研究による地表面の微少変異検出手法の確立である。

 これまでに、図1のレーダハードウェアを開発し、地上試験(図2)及び飛行試験を行い、衛星写真と同程度の分解能を持つレーダ画像を得ることに成功している(図3)。

図1:LiveSARハードウェア

図2:地上試験状況

図3:衛星写真とレーダ画像の比較

利点・特徴
  • 高分解画像を取得できるレーダを飛行機に搭載できることで、災害発生時の機動的な運用が可能である
  • 移動補正モードにより画像取得を行うことから、高分解画像をほぼリアルタイムに取得できる
  • 高分解画像を用いると地表面の微少変異をより微細に観測できる
応用分野 防災・減災、移動体検知
特許情報 特許第5035782号(2012年登録)「スプリットビーム方式合成開口レーダ」

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