研究紹介TOPへ戻る

視覚障害のある児童生徒のためのプログラミング教育

分野
教育工学、福祉
キーワード
視覚障害、計算機動作原理、ロボットプログラミング 
情報工学部 情報システム工学科

教授 木室 義彦

情報工学部 情報システム工学科

准教授 山口 明宏

情報工学部 情報工学科

准教授 家永 貴史

研究概要

1.研究背景

 情報化社会の基盤であるコンピュータを過信することなく使いこなすためには、プログラミング体験が有用である。しかし、多くのプログラミング環境は視覚情報を多用しており、視覚障害のある児童生徒は、利用できなかった。

2.研究内容

 本研究では、市販のロボット玩具を改造し、触覚と聴覚を利用する移動ロボットプログラミング環境を構築し、被験者による使用結果を収集・解析し、視覚障害とプログラミング習得との関係を明らかにする。これにより、視覚障害者支援を実現するとともに、生活支援ロボットへも応用する。

図1:目の見えない児童生徒も使えるロボットプログラミング教材
地場企業のイーケイジャパンの協力を得て、製品開発。

図2:盲学校での実験教室の実施
写真は、晴眼学生による予備実験。インターネットで「科学へジャンプ ロボットプログラミング」で検索すれば、実際の授業風景をご覧頂ける。

3.プロジェクト実績

  • “晴眼盲弱を区別しない短時間修得・他科目援用可能な初等中等プログラミング教育教材”,日本学術振興機構 科学研究費補助金 基盤研究C, 2017-2019.
  • “視覚障害をもつ児童生徒のための携帯電話を介したロボットプログラミング教育の可能性”,電気通信普及財団,2012-2013.
  • “視覚障害をもつ児童生徒のための移動ロボットを用いたプログラミング教育”,立石科学技術振興財団,2012.

参考文献

  • 家永, 江頭, 寺岡, 木室, 山口, 沖本, "移動ロボットとテンキーパッドを利用する視覚障害のある児童生徒のための プログラミング教材" , 電子情報通信学会論文誌 D, Vol.J98-D,No.1,pp.52-60, 2015.
  • 木室,家永,寺岡,沖本,”視覚障害のある児童生徒を取り巻くIT環境の調査”,電子情報通信学会技術報告,福祉情報工学研究会,Vol.115,No.269,pp.39-44, 2015.
利点・特徴  ロボットプログラミング教材の開発を通して、プログラミング教材のユニバーサルデザインを実現し、プログラミング初学者に貢献することができる。
応用分野 技術教育分野

資料請求