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日本人・韓国人・中国人の英文ライティングに見られる特徴的文法・語彙の研究

分野
応用言語学
キーワード
英文ライティング、英文法
社会環境学部 社会環境学科

教授 岡裏 佳幸

研究概要

 本研究室では、北米の大学で学ぶ日本人・韓国人・中国人の英文ライティングに見られる文法知識に関する研究、及び英語母語話者 (Native speakers of English; NS) であるアメリカ人・カナダ人の英文ライティングに見られる文法知識と、英語非母語話者 (Non-native speakers of English; NNS) である日本人・韓国人・中国人の英文ライティングに見られる文法知識との比較研究を行っている。

 本研究では、まず被験者に、データ収集用ホームページにおいて、TOEFL iBT (Internet-based test) のIndependent Writing Task 形式の問題に解答してもらう。次に、収集した英文データにおいて、Douglas (2000)が指摘しているように、言語知識 (Language Knowledge) を構成する4要素のうちの1つである文法知識 (Grammatical knowledge) について分析する(図1)。すなわち、文法知識を構成する4つの要素のうち、音声知識 (Knowledge of phonology) を除いて、語彙知識 (Knowledge of vocabulary) 、形態論的知識 (Knowledge of morphology) 、統語知識 (Knowledge of syntax) の観点から、特徴的な使用を明らかにする。

図1:Components of communicative language ability (Douglas, 2000)

利点・特徴  本研究の主な目的は、誤用分析ではないが、英語母語話者 (NS) と英語非母語話者 (NNS) の英文を比較研究することによって、後者に必要とされる文法知識が明らかになる。
応用分野  本研究によって、日本人英語学習者が英文ライティングに使用する語彙知識、形態知識、統語知識の特徴が明らかになる。それゆえ、本研究結果に基づいて、英語母語話者 (NS) の英文に近づけるために、日本人英語学習者が習得すべき語彙知識、形態論的知識、統語知識に焦点を当てた英語学習教材を開発することができる。

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