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持続可能な社会を構築するための環境教育の方法論

分野
環境科学、環境教育論
キーワード
持続可能な社会、クリーナープロダクション(CP)、環境教育
社会環境学部 社会環境学科

教授 坂井 宏光

研究概要

 持続可能な社会を構築するには、技術革新だけではもはや不十分である。社会環境システムや社会的の価値観の見直しが必須であり、無公害且つ省エネ・省資源のクリーナープロダクション(CP)技術・システムの導入促進と同時に社会的な価値観の転換を図らなければ循環型社会を実現できない。また、自然共生社会を目標とした生物多様性を維持・保全するための国際的な環境連携が求められている。
 そこで、本研究室では、公害の歴史認識や里山・ビオトープの調査研究などを通じて、CP概念に基づく環境保全対策と実践的な環境教育の方法論を研究している。

1.里山・ビオトープによる都市の自然再生・創生のための調査研究

 各地で自然環境や生態系が失われている。そこで、地域環境における里山・ビオトープによる自然の再生・創生に関する調査研究を行っている。

2.クリーナープロダクション(CP)概念に基づく循環型社会に関する研究

 途上国における環境援助のあり方が問われているが、日本の悲惨な公害禍の歴史認識と環境技術・システムを移転する必要がある。そのためのクーリーンな生産活動やゼロ・エミッションを促す事例研究により、アジア地域での環境連携から循環型社会の構築を目指す研究を行っている。

3.持続可能な社会を構築するための環境教育の方法論に関する研究

 環境問題解決には人材育成が欠かせないため、その基礎となる実践的な環境教育の方法論を研究している。そこで、生活環境における実践的な環境教育として、CP概念の活用や里山・ビオトープ(環境ストック)研究活動による生態系保全を検討している。
 なお、図1に「循環型社会と広域CP活動」の概念図を示した。

図1:循環型社会と広域CP活動

利点・特徴  地域や学校、企業の実践的な環境学習・環境教育による人材育成や地域環境の自然や生態系の保全、再生・創生などで活用できる。
応用分野 広域環境連携活動、環境政策、環境人材育成など

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