地域連携 新宮町

2019年度

[社会環境学部]新宮町×福岡工業大学 新宮海岸「楯の松原」デジタルマップが完成

社会環境学科のゼミナールⅠでは、上杉助教が指導する2年生のゼミ学生が、新宮町環境課ならびに筑前新宮に白砂青松を取り戻す会(白砂青松の会)と協働で、新宮海岸の防風砂林「楯の松原」の遊歩道を観光資源として活用するためのデジタルマップの作製に取り組み、このたび完成したマップのお披露目を兼ねた成果報告会を、2月18日にE棟3階、FDセミナー室で行いました。1年間に亘る上杉ゼミの活動の様子を紹介します。

デジタルマップ作製の背景

新宮海岸沿いにある「楯の松原」は、先人たちが植樹し砂や潮風から住民の生活を守ってきた貴重な町の財産です。この楯の松原はボランティア団体の「筑前新宮に白砂青松を取り戻す会」が保全活動を行ってきました。しかし、白砂青松の会も高齢化等に伴い活動が難しくなってきたことや楯の松原の荒廃も進んできているため、平成30年度から町の新規事業として、ボランティアを中心とした楯の松原の保全を行っています。今回、2005年に白砂青松の会が作製した「楯の松原マップ」を参考に、新たに現状に即した「楯の松原マップ」を作製し、住民への案内用及び保全活動に活用したいと考えております。----新宮町

4月からは実際に新宮町及び白砂青松の会でデジタルマップを活用いただくこととなります。上杉研究室では、ゼミナールⅠの活動終了後もトラブル対応や技術面でのサポート等、実用化に向けて全面的な協力を継続していく予定です。

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[システムマネジメント学科]PBL 新宮町プロジェクト 本学学生が新宮町立立花小学校6年生に ICT体験授業を実施しました

システムマネジメント学科3年生が課題解決型授業として取り組んでいる立花小学校ICT教育プロジェクト。立花小学校での授業見学や模擬授業を経て、2月14日に成果発表となるICT体験授業をB棟3階のPC室で実施しました。当日は6年1組の児童15名、引率の先生方4名、保護者の方2名が来校。冒頭、下村学長の挨拶に続いて、プロジェクトメンバー9名による体験授業がスタート。学生達は学科で学んだアルゴリズムやプログラミングの知識を活用し、遠足に持っていくお菓子の組み合わせを題材に、人間とパソコンの役割の違いを児童と一緒に考える1時間の授業を実施しました。立花小学校の先生方や保護者の方々の熱い視線が注がれる中、授業をリードする教師役と児童一人ひとりの学習をサポートする役に分かれて、シスマネオリジナルの体験授業をチーム全員で創りあげました。

子ども達からは「人間の得意なこととコンピュータの得意なことをみんなで考えて、とてもためになりました!」という嬉しい感想をもらいました。

体験授業の後は、大学の情報基盤センター、総合研究機構、図書館を見学。城東高校では理科実験を一緒に体験しました。

終始、好奇心旺盛だった子ども達と記念撮影。子ども達にとっても福工大生にとっても貴重な学びとなりました。

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[新宮町×福岡工業大学]歳末町内一斉安全安心パトロールに 本学学生が参加しました

12月20日(金)19時より新宮町の「歳末町内一斉安全安心パトロール」が実施されました。新宮町では、毎年この時期に住民・警察・消防・行政等が一体となった啓発活動を行うことにより、地域のネットワークを確かなものにしています。連携協定を締結している本学からも、学生自治会の電子情報工学科2年生、情報工学科2年生2名が参加。アクア新宮での出発式の後、約150名の参加者とJR新宮中央駅周辺を巡回しました。学生自治会会長は「想像以上にたくさんの人が参加されていて驚きましたが、パトロール中は警察の方にも話しかけていただき楽しく活動できました。子どもの頃に置き引きにあったことがあり、普段から貴重品管理に気をつけています。少しでも防犯意識が広がれば嬉しいです。」と話してくれました。皆さん、お疲れ様でした。

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福岡県アンビシャス広場等連携事業
第13回子どものまるごと体験フェスティバル2019

6月2日(日)、『第13回子どものまるごと体験フェスティバル2019』が新宮町立新宮北小学校の体育館で開催され、モノづくりセンター手作りアクセサリープロジェクトの学生6名がスタッフとして参加しました(枳本萌々華さん、宇都宮聖さん、小平鈴佳さん、足立茉由さん、有村陽向子さん、吉松茉耶さん)。このイベントは、福岡県アンビシャス広場等連携事業として、子どもたちがお仕事体験を通して社会の仕組みを学ぶというもので、新宮町、古賀市、福津市、宗像市の小中学生を対象に毎年行われています。今回連携先の新宮町からの協力依頼を受け、本学からは2回目の出展となりました。

子どもたちは会場で様々な仕事を体験した後、お買い物やイベント体験に使用できる「アンビ通貨」を受け取ります。今回学生たちは、このアンビ通貨と引き換えにレジンアクセサリー(オリジナルのキーホルダー)作りを体験できるお店を出店し、100名以上の子どもたちに楽しんでもらいました。レジンアクセサリーは、直径2cmの円形の土台にピンセットを使って小さなかわいいパーツを載せて、紫外線で硬化するレジン(樹脂)を流し込み、UVライトを当てて完成です。子どもたちは600種類以上のパーツの中から自分の好きなものを選び慎重に配置し、個性豊かなキーホルダーに仕上げていました。

アクセサリー作りを体験した子どもたちからは、「満足のいく作品ができとても嬉しい」という声や、出来上がった自作の作品を手に、「これ、お母さんにプレゼントするんだ」という声を聴くことができました。イベントを終えた学生たちは、子どもたちが友達と一緒に楽しそうに作る様子や、自分のこだわりを追求して集中する様子など、様々な反応を見ることができて嬉しかったと話していました。 

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新宮町クリーン作戦に本学から18名が参加!

本学と包括的連携協定を締結している新宮町では、美しい自然環境を守るため毎年4月29日(祝)に町内一斉の清掃活動を行っています。本学からも連携事業の一環として、学生とその家族、職員18名が参加しました。当日は小雨の降る天気でしたが、地域住民の皆さん、新宮町内の企業や団体の皆さんと一緒に新宮海岸を清掃しました。中には清掃用トングや雨具を持参する学生もおり、ボランティア意識の高さがうかがわれました。
参加した学生は「雨にもかかわらずたくさんの人が参加していて地元愛を感じました!」「海のプラスチックごみが問題になっているとニュースで見ましたが、本当にペットボトルやビニール紐が多くて、対策が必要だと思いました。」と話していました。掃除をしながら学外の皆さんと自然と手を貸し合う等、体験を通じた貴重な学びの場となりました。天候の関係で早めに終了したこともあり、学生と参加者の皆さんとの交流の輪が広がっていました。IKEA福岡新宮の外国人スタッフの皆さんと活動の感想について身振りを交えてコミュニケーションを取るなど、異文化交流も兼ねたクリーン作戦となりました。清掃活動に参加してくれた学生の皆さん、お疲れさまでした!

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