地域連携 島原市

2019年度

[情報システム工学科]島原市×福岡工業大学 武将との顔類似度比較アプリ「島原カオクラーベ」記者発表&成果報告会を実施しました!

情報工学部情報システム工学科山本研究室が、島原城の観光振興を目的に開発したアプリケーション「島原カオクラーベ」。2月27日、2度目の実証実験と成果報告会を実施しました。1度目の検証で得たアンケート意見を反映し、操作性や顔認識等の処理効率の向上を図るとともに、比較対象となる武将やキャラクターの説明、展示場所情報の追加を施し検証に臨みました。今回は、島原城の入り口にアプリケーションをインストールしたパソコンを設置し、アプリの説明と顔の類似度比較のデモンストレーションを実施することをニュースリリースで呼び掛けたところ、テレビ局や新聞社8社から取材に来ていただきました。学生は、記者に対し緊張しながらも自分たちで開発、改良したアプリについて説明を行った後、操作説明を行いながらデモンストレーションを実施しました。アプリは3月中旬まで島原城に設置し、観光客の方に利用していただきました。

島原城での記者発表を終えた学生たちは、島原市役所に場所を移し、2019年度の活動を締めくくる最終成果報告を実施。古川隆三郎島原市長はじめ、11名の職員の方にご出席いただき、今年度追加、改良した機能について説明とデモンストレーション、質疑応答を行いました。古川市長や職員からは、以前に比べて環境の明るさに影響を受けなくなった点や操作性の向上など、アプリ全体のクオリティが上がったことに対する好意的なコメントに加え、効果音や印刷機能の追加などより観光客に喜んでもらえるような改善点の指摘をいただきました。今年度開発に関わった研究室二人は3月に卒業。これを聞いた島原市の関係者からは、来年度も山本研究室に配属される学生達にアプリ開発を引き継いでもらいたいと、連携継続の意向が示されました。

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[情報システム工学科]山本研究室 島原市PBL 武将との顔類似度比較アプリ「島原カオクラーベ」島原城での検証実験がスタート!

情報工学部情報システム工学科山本研究室では、島原市との連携事業の一環で、島原城の観光振興を目的に、島原に所縁のある武将の顔と実際の人の顔の類似度を比較するアプリケーション「島原カオクラーベ」を開発中です。

今年度は4年生が顔の類似度比較方法の改善や、モーフィングという手法を使った新たな機能の追加を実現。この度、研究室のメンバーは開発成果を確認するために島原城を訪れ、実際の観光客にアプリを体験してもらう実地検証に臨みました。

11月5日(火)、山本貴弘講師、学生2名の3人は開発した「島原カオクラーベ」の実地検証のため、島原城の入り口に開発したアプリケーションをインストールしたパソコンを設置。この日は6名の観光客の方に実際にアプリケーションを体験してもらいました。協力いただいた皆さんは楽しみながらアプリケーションを利用されていて、自分の顔に似た武将の結果が点数で表示されると、「私はこの武将に似ているのか・・・」と自分の顔と武将の顔を見比べる方、「この武将は知らないなぁ」といった方など様々な反応が返ってきました。

開発に携わった学生は、「皆さんが楽しみながら利用されていたので良かったです。このアプリを使うことで島原所縁の武将を知っていただき、もっと島原城に興味を持ってもらえれば嬉しいです。」と話してくれました。島原城では11月末まで検証実験を行い、その後は研究室で利用者向けのアンケート結果から課題を抽出し、利用者の方々により満足していただけるアプリを目指して更なる改良に取り組む予定です。

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