アドミッション・ポリシー(入学受入の基本方針) 情報工学科

養成すべき人物像

高度に情報化された社会において、情報技術と技術者の社会的責任を十分に理解し、社会や組織の中心的な役割を担うことのできる人物、高度な技術力を有する専門的職業人や教育研究者の養成を目指しています。そのため、数学や物理学の基礎知識を有し、コンピュータのハードとソフトの両方の基礎を身につけ、最先端の応用技術の知識に精通した人物を養成します。また、急速な技術革新に対応し、社会の様々な場面で活躍できる人物となるように、生涯にわたって自発的かつ継続的に学習できる力および語学力も養成していきます。

求める人物像

入学者は、本学での学びを通じて「養成すべき人物像」に成長することが期待されています。社会や組織の中心的な役割を担える人物という点では、リーダーシップを発揮し物事に取り組んだ実績が求められます。さらに、高校までの数学の基礎知識を、本学の入学前教育なども含めて、身につけておくことが求められます。また、高度な技術力を有する専門的職業人や教育研究者という点では、理系科目の十分な学力と語学力が求められます。いずれの場合でも、周囲と協力しながら、主体的かつ積極的に物事に取り組める人物であることが求められます。

入学者選抜での観点

筆記試験では、当該科目の知識やそれに伴う思考力や判断力、表現力といった点を評価します。一方、面接試験や小論文では、思考力や表現力、主体性、協調性といった点を主に評価します。また、調査書や推薦書では、日常的な学力や主体性、協働性といった点を主に評価します。これら特色の異なる試験を適宜組み合わせることで、組織の中心的な役割を担うために必要な思考力や協調性を有する人物を特に評価する、あるいは高度な技術者の基盤となる知識や表現力を十分に有する人物を特に評価するなど、入試方式の応じた多様な入学者選抜を行います。