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メッセージ

※ 学生の学年等の表記はすべて取材時のものです。

化学・生物・食品・物質・材料を学べる福工大へ。

もともと「化学」に興味を持っていたのですが、福工大の生命環境化学科なら化学を中心に生物、食品、物質・材料まで学べることから入学を決めました。広い分野を学べば、進路の幅も広げられると考えたことも理由です。
3年次からは、関心が高まった材料系を中心に学習。材料分野の研究を行う宮元研究室で「無機/有機複合材料の新規合成方法」に取り組み、大学院へと進学して研究を継続してきました。この研究によって、新しいモノを創り出したいという意欲が高まったことが進路に大きく影響しています。また、学部生時代のACEプログラム(カリフォルニア州立大学イーストベイ校での研修)への参加、さらには大学院生時代の海外研修(カナダ・ブリティッシュコロンビアでの大学・企業研修等)など、海外で様々な体験ができたことも私自身の成長の糧になっています。

早期から活動準備を整えられたトップアップ講座。

まず修士1年次の冬に、大手企業への就職を目指す学生のための「トップアップ講座」に参加。外部講師によるエントリーシートの添削、面接練習などが行われましたが、これによって早期からの就職活動の準備を整えることができました。また学内で行われる合同企業説明会では、企業へ直接様々な質問ができるため、より充実した就職活動につながりました。
内定企業は、材料系のメーカーを中心に受験した6社のうちの1社です。面接では、海外研修などで獲得した知見、宮元研究室での研究の取り組みやその努力と成果、また学部生時代に4年間学年トップだった成績などをアピール。高い評価をいただき、晴れて内定を頂きました。

多様なニーズに対応した新材料開発を手がけたい。

就職が内定した企業は、主としてゴムや樹脂を加工するメーカーです。自動車、住宅、土木関連などの分野で製品が使用されていて、関連分野の多様な先進技術も有しています。また、北米、ヨーロッパ、アフリカ、アジアに拠点を持っており、世界規模で事業を展開していることも特徴です。グローバル企業でもあることから、目標としてまず英語力を磨きながら、世界で通用するコミュニケーション能力を向上させたいと考えています。
また、当社は環境へ配慮した材料の開発にも積極的に取り組んでいます。ですから面接の際にも思いを伝えた「材料開発」を目標に、将来的には、社会や環境のニーズに対応した材料開発に取り組みたいと思っています。

出身:
長崎県立 長崎北陽台高等学校
所属:
宮元研究室
内定先:
西川ゴム工業株式会社
 

高い就職率や広い分野を学べることが魅力。

福工大を進学先に選んだ理由は、自宅から通学できる距離に学校があったこと。さらには就職率が毎年高く、就職支援もかなり充実していたからです。また、高校の先生からお聞きした研究活動が盛んなこと、オープンキャンパスで訪問した際に、施設が綺麗で整っていると実感したことも入学を後押ししました。
生命環境化学科を選択したのは、高校時代に所属していた総合学科で生物を専攻していたからです。大学でも生物系の科目を学べることに、大きな魅力を感じました。入学してみると、化学をベースに「環境」「食品」「バイオ」の分野を幅広く学べたことにとても満足感を覚えています。この広い分野を勉強しながら、自分が何をやりたいのかを考えられるのは生命環境化学科の大きなメリットだと思います。

 

役立ったのは面接指導など就職課の多様な講座。

化学の「実験」が好きだったので、科目の中に座学ばかりでなく実験の科目が多く用意されてあったことが私にとって何よりも良かった点です。知識を実体験として積み上げることができるので、より理解が深まっていったように思います。
就職支援では、就職課による個人面接、グループ面接、グループディスカッションなど様々な試験を想定して、それに対応するために講座が設けられていたことが就職活動にとても役立ちました。ほかにも履歴書の書き方指導、社会人としてのマナーや身だしなみについての講座、さらに入社志望企業へのeメールの送り方、電話の仕方指導など、様々なサポートを活用。多くの企業が集まる学内合同企業説明会にも参加しましたが、その後の企業単独説明会へ参加するなど、活動のステップアップにもつなげることができました。

 

製造の経験を積み、営業や製品開発なども携わりたい。

私が就職する企業は、調味料などを製造する地元・福岡の食品企業です。今まで学んできた生物や食品分野の知識を活かせると思い選択しました。目標はいろいろありますが、入社してからはまず製造課で数年間にわたって経験を積み、その後は営業や製品開発などの業務を経験して会社全体の動き、経営の方向性などを把握したいと考えています。そうした後に、40代で部長の役職に就き、会社に欠かせない人材として活躍するようなプランを描いています。
食品分野には、衛生管理など様々な資格が設けられているので、入社後も会社が推奨する資格は積極的にどんどんチャレンジしながら、私自身のスキルアップも図りたいと思っています。

出身:
福岡県立 福岡魁誠高等学校
所属:
川上研究室
内定先:
株式会社ダイショー
(生産部製造課)
 

興味を持ったバイオ分野を学べる福工大を選択。

高校時代に、ノーベル賞(生理学・医学賞)を受賞した大村博士の報道を見て、バイオ分野に興味を持ったことが福工大・生命環境化学科を選んだきっかけになりました。高校の担任の先生に進学先を相談した際に、紹介して頂いたのが自宅からも通える福工大。様々な情報を収集したところ、他大学と比べて就職率が高かったことが入学の決め手になりました。
また、1年次から用意された実験科目を履修することで実践的な技術力を身につけられると考えたことも大きな理由です。入学してみて、環境・エネルギー、物質化学、バイオ、食品と、幅広い分野を、基礎から応用まで学べたことにとても満足しています。

多くの企業の話を聞けた学内合同企業説明会。

3年次から、生物食品系の学びを深めるにつれて、自身の将来の進路も食品分野に定まってきました。振り返れば、食品学実験で取り組んだコンスターチ粉の成分分析実験は、とても印象的で自分にとっても身になる授業だったことが思い起こされます。
就職活動では、就職課の支援がとても心強かったと思っています。就職に関することなら何でも相談可能。私も職員の方に親身になって対応してもらい、不安解消やその後の有意義な活動につながりました。学内での合同企業説明会も、充実した就職活動に結びついたことの一つです。トータルで400社が参加した説明会は、他校では珍しいほどの規模。多くの企業の話を聞くことができるし、気になる企業へもアプローチしやすいこと、さらに自分と企業との相性・方向性が一致しているかを比べられるのも魅力でした。

機内食を「美味しい」というイメージに変えたい。

卒業後は、ファミリーレストランなどを全国展開している食品企業の関連企業への就職が決まっています。業務内容は、飛行機の機内食を調理して納める仕事が主になります。もともと飛行機が好きだったのですが、食品と結びつけた際にこの分野にたどりつき、働くことを選択しました。
目標としては、美味しいという評判をあまり聞かない機内食を、「美味しい」というイメージに変えることです。また、授業で学んだ食中毒分野の知識を生かし、品質管理などにも携わってみたいと思っています。当社が納品しているのは、日本各社はもちろん世界各国の航空企業。機内へ食事を搬入する際、海外のCAとも会話する機会が多いと思われるため「英語力を向上させる」ことも目標に置いています。

出身:
福岡県立 柏陵高等学校
所属:
長谷研究室
内定先:
ロイヤルホールディングス株式会社
(ロイヤルインフライトケイタリング株式会社)
 

きっかけは、白衣での実験が楽しそうだったこと。

大学進学については特に志望する学科はなく、何も決めていない状態。そんな高校時代に、福工大の大学案内パンフレットを見て、白衣を着て行う本格的な「実験」が楽しそうだなと思ったことが入学のきっかけになりました。決して化学は得意ではありませんでしたが、実験はやってみたいという気持ちがあり、その思いが大きくなっていったように思います。併せて、高校で学ぶ内容を復習しながら学べることも入学決定の要因となりました。
また、鹿児島県外の大学への進学を考えていたときのこと。オープンキャンパスで福工大を訪れた際に感じた施設の充実度、学生への手厚いサポート、また職員の方々の丁寧な対応も大きな魅力として映りました。

仕事に役立つ化学や測定機器などの知識。

入学して実感するのは、学科の先生方が授業や就職活動など、親身になって対応してくださることです。また授業ごとに小テストがあったり、どんな質問でも受け付ける環境があったりと、先生の面倒見の良さを感じることが少なくありません。
就職内定先は、化粧品の成分分析や水質検査なども事業にしており、先生と相談して就職することにしました。したがって学科で学んだ化学や測定機器などの知識、また化粧品に関わる研究を行う桑原研究室で得た知識もそのまま活用できると確信しています。大学の就職支援は、面接の練習がとても役立ちました。実際に即した形の集団面接の練習を何度も申し込んで体験を積み、実際の面接に臨めたことは大きかったと思います。

将来は、明確化されていない分析方法を確立したい。

たとえば海外産の化粧品が海外では使用可能な成分・数値であっても、日本の薬事法によって日本国内では流通禁止の場合もあります。ですから、就職する企業では、海外の化粧品が日本で流通しても良いか成分・数値をチェックすることなどが主な仕事となります。
就職後の目標としては、まず多様な分析機器に慣れてひととおり操作できるようになることです。分析担当者の人数は少ないと思われるので、どのような分析でも担当させてもらえるような柔軟性の高い人材へ成長したいと思います。知識を蓄え、技術も磨いてある程度のことができるようになったその先は、各種の論文などを参考に、未だ明確化されていない分析方法を確立するような仕事も手がけてみたいと考えています。

出身:
鹿児島県 樟南高等学校
所属:
桑原研究室
内定先:
株式会社ブルーム
 

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