

「自然環境について学んでみたい」
進学後、学びはもちろん、
広報活動という夢中になれることに
出合えた白土さん。
活動を通し何を得ることが
できたのか聞いてみました。

profile
社会環境学部 社会環境学科4年
白土 むつみさん
(福岡県 八幡南高校 出身)
質問に対して、まっすぐに目をみてにこやかに話をする姿が印象的な白土さん。生命保険株式会社への内定も決まり、今は働くことが楽しみで仕方ないのだそう。
法律、経済、社会生活の3つの学びが
環境に対する興味を深めてくれた。
Q1.大学へ進学後、学びたいことがあったとか。

幼い頃から節電や節水といったエコ活動に興味があり、自分なりにいろいろと調べてそのような活動が最終的に自然環境を守ることになることを知りました。
では、具体的にどういったことが必要なのか、それを広めていくためには何をすればいいのか、などもっと詳しく学んでみたいと思うようになりました。
福工大は理系の大学ですが、環境について学べる文系の学部もあることを知り、進学を希望しました。
社会環境学部は環境はもちろんですが法律や経済など幅広く学べるところに魅力を感じました。
Q2.実際に学んでみてどうですか?

法律、経済、社会生活って、全く違うことのようですが、3つの分野が繋がっていて、学べば学ぶほど奥の深さを実感しましたし、おもしろいと感じました。
4年間必修のゼミでは会社法や民法など法律に関することを学んでいます。ゼミ生同士でわからない事を調べてレポートを作成し、*ブレインストーミング(ブレスト)を繰り返すのですが、課題に対して自分なりの考えをまとめ、次回のゼミで話し合うことがとても楽しいですし、自分の意見を述べることに自信もつきました。
また、学びの内容ももちろんですが大学は課題も多く、期限もしっかりと決まっているので、決められた期限内に課題を提出するために自分なりに段取りを決めて行動する力が身につきました。この力が身についたお陰で入学時から卒業までの4年間、学業特待生でい続ける!と自分で決めた目標に対して勉強を頑張り、目標を達成することができました。
*FIT隊として取り組んだ経験で
人見知りの私が営業職に。
Q3.学びだけでなく大学の広報活動にも参加されたそうですね。

大学ではいろいろな人と出会い、話をしてみたい!と思っていて、入学してすぐに「FIT隊の活動をやってみない?」と広報課の方に声をかけていただいた時には、「ぜひ!」と二つ返事で答えました。最初は先輩方のサポートをすることで精一杯でしたが、たくさんの人と交流できるのがうれしかったです。
Q4.FIT隊はどういった活動を行っているのですか?

*FIT隊は、大学の広報課と連携して活動する学生組織です。(学生が中心となって動き、イベントによっては企画・運営全てを行う)
主な仕事はオープンキャンパスのお手伝いなのですが、毎年テーマを決めて、来場者が増える仕組みを考えたり、当日イベントがスムーズに進行できるように、来場者のサポートなどを行います。
私は誘導部門のリーダーを務めさせて頂きました。

当日、受付をしたお客様をその方が行きたいところへ誘導する係ですが、隊員の人数にも限りがあるので、いかにスムーズにお客様に不快な思いをさせずにご案内をするかが重要です。
たくさんのお客様とお話もしますし、突発的なお問い合わせなどにも対応するので臨機応変な対応力が求められます。
この経験でコミュニケーション力やリーダーシップなどが身についたと実感しています。
Q5.大学での経験は今後の力になりますか?

オープンキャンパスでの活動はもちろんですが、新入生勧誘の為の説明会や歓迎イベントなどを仲間と考え、広報課へプレゼンするために人生で初めて企画書を作ったりして普通の大学生活ではあまりできないことを経験させていただきました。
内容や伝え方など、いろいろなアドバイスをもらえたことが勉強になったし、これからに活かせそうです。

この経験を通して、「たくさんの人と話したい」という将来進むべき目標ができ、就職活動でも営業職に職種を絞るきっかけになりました。
FIT隊はイベントや会議などの参加・協力がポイント制になっているのですが、その賞状やポイントカードを持参するとアピールポイントになり、無事に内定もいただけました。
今は来年から働くのが楽しみです。