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2012-2014年度入学生について

コース分けについて

知能機械工学科の「知能機械創成コース」は2006年度卒業生から機械及び機械関連分野の教育プログラムとしてJABEE認定されています。2012-2014年度入学生を対象に、2年次開始時のコース登録までに十分なガイダンスを行います。原則として2年次新学期オリエンテーション時に図5の流れに従ってコース学生の決定を行います。知能機械創成コース判定会議では、学生の希望を最優先にして判断しますが、単位取得状況を総合的に判断してコース配属を決定します。配属決定後の変更は認められません。3年次後期修了時点で総合評価試験(2015年度の試験より機械基礎学力確認試験に変更)の不合格科目が3科目までの学生は、知能機械創成コース生4年次へ進級可能となります。それ以外の学生は、知能機械設計コースへ移動となります。この変更は、学生の希望ではなく、知能機械創成コース判定会議の決定として強制的に実施します。
注意事項:2017年度のJABEE継続審査結果によっては、JABEE認定修了者の対象者が変更になる場合もあります。

図5 コース決定までの流れ

修了(卒業)要件

選択したコースにより、修了認定を希望する学生が卒業資格を得るための要件が違います。たとえば、知能機械創成コースに登録した場合、知能機械設計コースの卒業要件を満たしていても、知能機械創成コースの修了要件を満たさなければ卒業不可となります。各自で科目の選択に留意して履修し、単位取得してください。

技術者教育プログラム

知能機械工学科の技術者教育プログラム要領を次に示します。

(目的)  
第1条 学則第37条第2項及び工学部履修要項第4条に基づき、技術者教育を目的とする教育プログラム(以下、技術者教育プログラムという。)として、知能機械工学科に、「知能機械設計コース」と「知能機械創成コース」を設ける。この要領により、これらの技術者教育プログラムの履修及び卒業要件について定める。
(履修)  
第2条 学則第28条の定める選択科目のうち、年次別授業科目表に基づき「知能機械設計コース」「知能機械創成コース」毎にコース必修科目を定めるものとする。
第3条 知能機械工学科の学生は、2年次開始時に「知能機械設計コース」と「知能機械創成コース」のいずれかを選択しなければならない。
第4条 「知能機械設計コース」「知能機械創成コース」共に、2年次進級時に32単位以上を、3年次進級時に68単位以上を、4年次進級時に114単位以上、かつ各年次進級時に指定されたコア科目の全てを取得していなければならない。
(卒業)  
第5条 「知能機械設計コース」の修了認定を希望する学生が卒業資格を得るためには、次の要件を全て満たして総計132単位以上を取得しなければならない。
(1)工学部履修要項第3条の要件を満たしていなければならない。
(2)「知能機械設計コース」のコース必修科目の全ての単位を取得すること。
第6条 「知能機械創成コース」の修了認定を希望する学生が卒業資格を得るためには、次の要件を全て満たして総計132単位以上を取得しなければならない。
(1)工学部履修要項第3条の要件を満たしていなければならない。
(2)「知能機械創成コース」のコース必修科目の全ての単位を取得すること。
(3)「知能機械創成コース」が定める学習教育目標毎の評価基準(必修科目の取得、成果物の提出、総合評価試験に合格)を満たしていなければならない。
(編入学)  
第7条 知能機械工学科に転入学、編入学を希望する学生のコース分けについては、別に定める。
附則  
 

この要領は、平成24年度入学生から適用する。

学習・教育到達目標

知能機械工学科の学習・教育到達目標(A~H)、その評価方法と評価基準を表3に示します。

表3 学習・教育到達目標の評価方法と評価基準(2012-2014年度入学生)

数学、自然科学および情報技術に関する知識
1.数学・物理といった専門基礎科目を修得する。また、これらの専門基礎科目が知能機械の設計と深く関連していることを修得する。
【評価方法と評価基準】
(1)解析学、代数学の基礎を修得している。
(2)力学の基礎を修得している。
(3)数学、物理と知能機械の関連を理解している。
上記を基準として次に示す授業科目取得を義務づける。「数学基礎演習」「解析Ⅰ及び演習」「解析Ⅱ」「線形代数Ⅰ」「線形代数Ⅱ」「物理基礎演習」「物理学Ⅰ及び演習」「機械物理学実験」「確率と統計」
2.数学・物理ならびに制御に係わる数理方程式を解く手段として、コンピュータが有効に使用されることを修得する。
【評価方法と評価基準】
(1)パソコンを使いこなせる。
(2)C言語を修得している。
(3)Excelを修得している。
(4)コンピュータを使ったロボット制御を理解している。
上記を基準として次に示す授業科目取得を義務づける。「ものづくり基礎実習」「確率と統計」
また、次に示す授業科目取得が望ましい。「コンピュータリテラシー」「知能機械制御言語及び演習」
専門技術に関する知識と応用力
1.材料力学、機械力学、熱力学、流体力学といった専門科目を修得する。また、これらの専門科目が知能機械の設計と深く関連していることを修得する。
【評価方法と評価基準】
(1)材料力学、機械力学、熱力学、流体力学の基本を修得している。
(2)専門科目と知能機械設計の関連を理解している。
上記を基準として次に示す授業科目取得を義務づける。「材料力学Ⅰ」「材料力学Ⅱ」「機械力学Ⅰ」「機械力学Ⅱ」「熱力学Ⅰ」「熱力学Ⅱ」「流体力学Ⅰ」「流体力学Ⅱ」
2.機械材料、機械要素、機械加工、計測制御といった専門科目を修得する。また、これらの専門科目が知能機械の設計や製造と深く関連していることを修得する。
【評価方法と評価基準】
(1)機械材料、機械要素、機械加工、計測制御の基本を修得している。
(2)専門科目と知能機械設計の関連を理解する。
上記を基準として次に示す授業科目取得を義務づける。「機械材料」「知能機械設計Ⅰ」「機械工作法Ⅰ」「電気基礎学Ⅰ」「電気基礎学Ⅱ」
また、次に示す授業科目取得が望ましい。「機械工作法Ⅱ」「モータ制御工学」「計測工学」「ロボット制御工学Ⅰ」「ロボット制御工学Ⅱ」
3.既に体系化されている専門科目を修得することによって初めて、既存の技術を応用した新技術が開発される可能性があることを修得する。
【評価方法と評価基準】
(1)体系化された専門科目と新技術のつながりを理解する。
上記を基準として次に示す授業科目取得を義務づける。「知能機械設計Ⅱ」「卒業研究」
また、次に示す授業科目取得が望ましい。「機械工作法Ⅱ」「モータ制御工学」「ロボット制御工学Ⅰ」「ロボット制御工学Ⅱ」
デザイン能力
1.設計の仕様書は決して与えられるだけではなく、納期、価格、性能といった種々の制約条件を満たすよう、技術者が自分で立案するものであることを修得する。
【評価方法と評価基準】
(1)複合機械装置の設計仕様書を立案できる。
上記を基準として次に示す授業科目取得を義務づける。「基礎製図Ⅰ」「基礎製図Ⅱ」「知能機械設計Ⅰ」「知能機械設計Ⅱ」
2.設計仕様を満たす知能機械のコンセプト設計をおこなうためには,専門科目で学んだ、機械材料、機械要素、機械加工、計測制御といった専門基礎知識を応用・駆使する必要があることを修得する。
【評価方法と評価基準】
(1)複合機械装置のコンセプト設計ができる。
(2)複合機械装置の部品図が設計できる。
(3)複合機械装置の組立て図が設計できる。
(4)複合機械装置の製作、制御ができる。
上記を基準として次に示す授業科目取得を義務づける。「基礎製図Ⅰ」「基礎製図Ⅱ」「知能機械設計Ⅰ」「知能機械設計Ⅱ」
3. CAD/CAMを駆使した、知能機械に係わる設計プロセスを修得する。
【評価方法と評価基準】
(1)CADを利用した複合機械装置の部品図、組立て図が製作できる。
(2)CAMを利用した知能機械の企画ができる。
上記を基準として次に示す授業科目取得を義務づける。「知能機械設計Ⅱ」
また、次に示す授業科目取得が望ましい。「CADシステム」「CAD/CAMシステム」「デジタルエンジニアリング」
4.設計仕様書、コンセプト設計ならびに設計プロセスといった設計に必要な書類は本来文書化して顧客に渡されるものであることを修得する。
【評価方法と評価基準】
(1)設計に必要な書類は本来文書化して顧客に渡されるものであることを修得する。
上記を基準として次に示す授業科目取得を義務づける。「知能機械設計Ⅰ」「知能機械設計Ⅱ」
自主的・継続的に学習する能力
1.専門基礎科目や専門科目は単に単位を取るために開講されているのではなく、知能機械を設計するために開講されていることを理解し、受講した講義の内容がわからない場合には、担当の教員に自ら進んで相談し問題を解決する能力を修得する。
【評価方法と評価基準】
(1)講義内容がわからない場合には、担当の教員に自ら進んで相談し問題を解決する能力を修得する。
上記を基準として次に示す授業科目取得を義務づける。「ものづくり基礎実習」「知能機械設計Ⅰ」「知能機械設計Ⅱ」「知能機械基礎実験Ⅰ」「知能機械基礎実験Ⅱ」「知能機械創成実験」「卒業研究」
計画的に仕事をすすめ、まとめる能力
1.決められた時間や制約条件の下で創造性科目や卒業研究を達成するためには、目的意識や役割分担ならびに責任の所在を明確にする必要があることを修得する。
【評価方法と評価基準】
(1)知能機械の創成には、目的意識や役割分担ならびに責任の所在の明確化の重要性を修得する。
上記を基準として次に示す授業科目取得を義務づける。「ものづくり基礎実習」「知能機械基礎実験Ⅰ」「知能機械基礎実験Ⅱ」「知能機械創成実験」「知能機械設計Ⅰ」「知能機械設計Ⅱ」「卒業研究」
2.創造性科目や卒業研究の成果を記録にとどめるためには、調査・研究の結果を図式化及び文書化する必要があることを修得する。
【評価方法と評価基準】
(1)知能機械の創成には、調査・研究の結果を図式化及び文書化の重要性を修得する。
上記を基準として次に示す授業科目取得を義務づける。「知能機械創成実験」「卒業研究」
日本語による表現能力、国際的コミュニケーション能力
1.調査・試作ならびに試行錯誤に関する経緯を日本文及び英文発表資料にまとめ、各自与えられた時間内に発表する能力を修得する。
【評価方法と評価基準】
(1)調査・試作等の研究成果を英文或いは日本文でまとめ、与えられた時間内に発表する能力を修得する。
上記を基準として次に示す授業科目取得を義務づける。「知能機械創成実験」「英語プレゼンテーション」「卒業研究」
2.発表者は、自分で行った仕事の成果を他人に理解してもらうために、平易に話す必要があること、要点を得た資料を作成する必要があることを修得する。
【評価方法と評価基準】
(1)成果を他人に理解してもらうために、平易に話す能力を修得する。
(2)成果や要点を得た資料にまとめる能力を修得する。
上記を基準として次に示す授業科目取得を義務づける。「知能機械創成実験」「卒業研究」
3.聴衆として他人が行った仕事を理解ならびに評価するためには、共通のテーマに関して討論することが有効であることを修得する。
【評価方法と評価基準】
(1)共通のテーマに関して討論する能力を修得する。
上記を基準にして次に示す授業科目取得を義務づける。「知能機械創成実験」「卒業研究」
地球的観点から多面的に物事を考える能力とその素養
1.生産技術は社会的要請を受け、時代と共に進化した経緯があることを修得する。
【評価方法と評価基準】
(1)生産技術史を修得する。
上記を基準にして次に示す授業科目取得を義務づける。「生産技術史」
2.生産技術に対する社会的要請は、地域や文化の違いによって異なった進化を遂げてきたことを修得する。
【評価方法と評価基準】
(1)地域性、文化性に生産技術の発展の歴史を理解する。
上記を基準にして次に示す授業科目取得を義務づける。「生産技術史」
3.異なった国、民族が関与した結果として現在の生産技術があり、今後も世界的規模で生産技術は開発されていくことを修得する。
【評価方法と評価基準】
(1)異なった国、民族が関与した結果として現在の生産技術があり、今後も世界的規模で生産技術は開発されていくことを修得する。
上記を基準にして次に示す授業科目取得を義務づける。「生産技術史」
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者が社会に対して負っている責任に関する理解
1.新技術あるいは産業が生まれた結果として、新技術や産業は社会や自然にどのような影響を及ぼしてきたかを修得する。
【評価方法と評価基準】
(1)技術が社会、自然に対して及ぼす影響を理解している。
上記を基準にして次に示す授業科目取得を義務づける。「生産技術史」「技術者倫理」
また、次に示す授業科目取得が望ましい。「産業人基礎教育」
2.新技術の開発に係わる科学者と技術者の立場の違い、それぞれが社会に対して負っている責任を修得する。
【評価方法と評価基準】
(1)技術者の社会に対する責任を理解している。
(2)技術者としての道徳を理解している。
上記を基準にして次に示す授業科目取得を義務づける。「技術者倫理」

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