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JABEE対応カリキュラム

 平成27年度のJABEE(技術者教育プログラム)認定継続審査において2012年度新基準で受審することになりましたので、変更分を*で示します。

情報通信工学科の教育方針

1.アドミッション・ポリシー

 「入学者受け入れ(アドミッション)の方針」です。
情報通信工学科では、次のような目標を持って学ぶ人物を受け入れます。
今日の情報通信関連技術は、インターネットや放送、携帯電話等のみにとどまらず、あらゆる産業分野における基幹技術としての影響力を持つようになり、社会 生活の中に深く関係しています。このように、情報通信工学の裾野が限りなく広がり、技術的な可能性が満ち溢れる世界で、独創性を発揮し、多様化する先端技 術を開拓できる技術者の育成を学科の目標とします。この目標に向けて学習する意欲のある人物を受け入れます。

2.カリキュラム・ポリシー

 情報通信工学科のカリキュラムを履修するにあたっての「*学習・教育到達目標と単位授与の方針」です。
具体的な*学習・教育到達目標や科目毎の成績評価法(達成度評価と単位取得)については、「学生便覧」や「授業計画(シラバス)」を精読して下さい。

<*学習・教育到達目標の概要>

 情報通信工学科では、コンピュータやネットワークの原理、プログラミング、通信工学の基礎理論と、これらを理解するのに必要な数学や物理等の基礎的素養を学生諸君に身につけて欲しいと考えています。また技術者として、意見を述べたり聴いたりするコミュニケーション能力(英文読解を含む)や、法と倫理を理解し実践することも必要であると同時に、今日では技術が及ぼす影響は地球規模にわたるため、社会や文化の発展に関する知識を修得し地球的視点から多面的に物事を考える能力を養うことも大切です。更に、専門的な知識をもとに自主的・継続的に学習ができ、現実的な条件下で計画的に問題を解決する能力を養うことも重要です。情報通信工学科の各科目は、上に述べた事項を目標として掲げています。計画的に単位を取得し、社会に通用する技術者を目指して学修しましょう。

<情報通信先端工学コースと情報ネットワーク工学コース>

 1年生前期の最後の「基礎ゼミナール」の講義において全員のコース希望アンケートを取り、皆さんの希望と前期の成績を考慮してコース分けし、後期から「情報通信先端工学コース(先端コース)」と「情報ネットワーク工学コース(基盤コース)」のいずれかのコースに属して勉強することになります。コースについての詳細は、学生便覧に掲載されている「情報工学部履修要項」と「情報通信工学科・技術者教育プログラム要領」を参照して下さい。「先端 コース」を選ぶと、卒業に要する単位数が「基盤コース」より多いものの、情報通信工学の基礎から応用まで深く学ぶことができます。また将来、日本技術者教 育認定機構(略称JABEE)によるプログラム認定が「先端コース」に与えられた場合には、「先端コース」卒業生に対してのみ「技術士補」の資格が授与さ れることになっています。

 表1に学習・教育到達目標と基準1(2)の(a)~(i)との対応、表2に学習・教育到達目標とその評価方法及び評価基準、表に各授業科目の学習・教育到達目標に対する関与度一覧表を示します。

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3.ディプロマ・ポリシー

 情報通信工学科では、「*学習・教育到達目標」(従来は学習教育目標でした。)を定めています。卒業に必要な所定の単位を修得した者は、学科の学習の*学習・教育到達目標を全て達成したとみなされ、卒業が認められます。また「先端コース」修了生が卒業条件を満たせば、JABEEが定める該当分野の数学、自然科学および科学技術に関する内容が全体の60%以上になるようにコースの卒業条件が設計されています。情報通信工学科の卒業生には、学士(情報工学)の学位が授与されます。

カリキュラムの概要とコース分けについて(平成22年度以降の入学者)

1.カリキュラムの概要

 情報処理技術と情報伝達技術の進歩によって、多種多様な情報が伝達されるマルチメディア社会を迎え、その基盤を支える情報通信技術の役割はますます大きくなってきています。このような時代背景のもと、本学科では情報工学と通信工学の基礎から応用までの科目によってカリキュラムを構成し、情報通信分野の専門教育を実施します。 まず、将来の社会人としての一般教養および語学力を身につけるために「教養教育科目」・「スキル教育科目」を、さらに専門教育科目を履修する上での基礎と なる数学・物理学を「専門基礎科目」で学びます。次に、専門教育科目では学科目別に言うと、「通信基礎工学」で通信理論と信号処理の基礎を、「通信システム工学」で回路技術、伝送技術、さらに光ファイバ 通信工学、モバイルコミュニケーション工学を学びます。一方、「情報アーキテクチャ工学」では、プログラミングの基礎から応用、情報処理技術およびコンピュー タとネットワークの基礎と応用を、「情報デザイン工学」ではソフトウェア工学,情報システムやネットワークの設計,Webプログラミングやネットワークプ ログラミング等を学びます。以上のようなカリキュラムにより、有線・無線通信はもとより、コンピュータネットワーク技術、情報伝送技術および信号処理技術の基礎を体系的に修得した 実践的な情報通信技術者の育成を目指しています。そのために講義内容に連動した少人数ゼミナール、実験・演習、実践的なコンピュータ教育などに特色を持たせています。さらに、総務省の「無線従事者」国家資格に対応した長期型養成課程、および「電気通信主任技術者」、電気通信の「工事担任者」の資格認定に必要な科目も 配置し、資格試験のための基礎的な演習を行い、実力養成を図っています。情報処理関係の資格取得に関しては、情報処理技術者試験などの資格に対応した講義を設け、 自由に選択できるようにしています。以上のようなカリキュラムにより、有線・無線通信はもとより、コンピュータネットワーク技術、情報伝送技術および信号処理技術の基礎を体系的に修得した 実践的な情報通信技術者の育成を目指します。そのために講義内容に連動した少人数ゼミナール、実験・演習、実践的なコンピュータ教育などに特色を持たせています。以上の考えに基づいたカリキュラムの設計方針を表3に示します。

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カリキュラムマップ

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2.「情報通信先端工学コース」および「情報ネットワーク工学コース」について

 1年生後期になると、「情報通信先端工学コース(先端コース)」と「情報ネットワーク工学コース(ネットワークコース)」のいずれかのコースに属して勉 強することになります。コースについての詳細は、学生便覧に掲載されている「情報工学部履修要項」と「情報通信工学科・技術者教育プログラム要領」を参照してください。「先端コース」を選ぶと、コース必修科目が設定されている分だけ必ず取得しなければならない単位が「ネットワークコース」より多いものの、情報通信 工学の基礎から応用まで深く学ぶことができます。また、「先端コース」は日本技術者教育認定機構(略称JABEE)によるプログラム認定が与えられているの で、「先端コース」卒業生に対してのみ「技術士補」の資格を得ることができます。

「情報ネットワーク工学コース」と「情報通信先端工学コース」の比較

  情報ネットワーク工学コース 情報通信先端工学コース
卒業条件 情報工学部履修要項第3条を満たすこと。 情報工学部履修要項第3条を満たし、かつコース必修科目の全ての単位を取得すること。
コース分け 1年次後期開始時に行う
コース分け条件 無条件 1年次前期の必修6科目のうち4科目以上合格していること。原則として学生総数の半分を上限とし、希望者が多数の場合は成績順とする。
コース変更 原則として認めない。 本人の希望により4年次進級時にネットワークコースにコース変更できる。
4年時進級 専門基礎科目と専門教育科目62単位以上を含む104単位以上取得していること。 必修科目及びコース必修科目の全ての単位を取得し、104単位以上取得していること。
資格 学士(情報工学)。また、認定基準表に基づいた科目を履修すれば、無線従事者(第1級陸上特殊無線技士、第3級海上特殊無線技士)資格申請条件を満たす。 学士(情報工学)。さらに、技術士の一次試験免除の特典(技術士補)および無線従事者(第1級陸上特殊無線技士、第3級海上特殊無線技士)の資格が与えられる。
本学科への編入 別途定める

情報通信先端工学コース編入学規則

 情報通信先端工学コース(2009年度JABEE認定)では、自律的かつ継続的に成長できる技術者を育成します。 ICT(情報通信技術)の理解と応用のみにとどまらず、技術者に必要な倫理や、プレゼンテーションおよび相互理解に必要な表現能力を身に付けることも重視しています。

1. 編入希望調査 編入試験の合格者には先端および情報ネットワーク工学の2コースがあることを説明し、情報通信先端工学コース(JABEE対応)編入の希望を調査する。コース編入試験は編入直前の3月に行う。

2. 試験科目 先端工学コースに編入を希望する場合は次の試験を行う。 【数学、英語、専門(電気回路、電子回路、計算機工学、情報処理)、課題発表】

3. 履修指導 先端工学コースに編入する際に、編入前の学習教育目標(短大のカリキュラムや講義内容等)と、情報通信工学科の学習教育目標がどの程度合致しているか学科で審査し、不足している部分がある場合には編入後に履修指導を行うことがある。

情報通信先端工学コース転学部・転学科規則

 情報通信工学科に転学部・転学科を希望する学生には、情報通信先端工学コース(JABEE対応)編入の希望を面接により調査し,筆記試験の中に必要な専門科目および課題発表を含めて行います。

情報通信工学科で取得可能な国家資格および資格試験一部免除について

 情報通信工学科は「無線従事者」の長期型養成課程の認定校、並びに「電気通信主任技術者」、「工事担任者」の認定校になっています。 「無線従事者」の「第1級陸上特殊無線技士」、「第3級海上特殊無線技士」の認定科目を履修することにより、同資格を在学中に取得することができます。ま た、「第1級陸上無線技術士」、「電気通信主任技術者」、電気通信の「工事担任者」の認定科目を履修することにより、卒業後にこれらの資格を受験する際に 試験科目の一部免除の特典を受けることができます。詳しくは学生便覧の「国家試験案内・資格取得試験案内」の欄を参照してください。

 情報処理関連資格については、上記のような特典は無いものの、初級シスアド、基本情報処理技術者、ソフトウェア開発技術者などの資格試験に対応した履修モデルを用意しています。この履修モデルに沿って学習すれば効率的に資格に結びつく勉強をすることができます。 資格に関する詳しい説明は、1年生前期の「基礎ゼミナールⅠ」の講義中に行われます。なお、「情報通信先端工学コース」、「情報ネットワーク工学コース」のどちらを選択しても、これらの資格取得に挑戦することができます。計画的に履修し、本学科にしかないメリットを活かしてぜひ多くの学生諸君が資格を取得されることを期待しています。

技術者教育プログラム要領

目的
第1条 学則大7条第2項及び情報工学部履修要項第4条に基づき、技術者教育を目的賭する教育プログラム(以下、技術者教育プログラムという。)として、情報通信工学科に「情報ネットワーク工学コース」と「情報通信先端工学コース」を設ける。この要領により、これらの技術者教育プログラムの履修及び卒業要件について定める。
履修
第2条 学則第28条の定める選択科目のうち、別表の授業科目を「情報通信先端工学コース」のコース必修科目とする。
第3条 情報通信工学科の学生は、1年次後期開始時に情報情報ネットワーク工学コース」と「情報通信先端工学コース」のいずれかを選択しなければならない。但し、「情報通信先端工学コース」は、1年次前期の必修科目6教科のうち4教科以上取得していることを履修の条件とし、原則として学生総数の半分を上限とする。情報通信先端工学コース希望者が多数の場合は成績順とする。
第4条 「情報通信先端工学コース」では、必修科目及びコース必修科目の全ての単位を取得し、かつ104単位以上取得していることを4年次への進級条件とする。この条件を満たさない場合は、4年次進級時に「情報ネットワーク工学コース」に変更される。また、「情報通信先端工学コース」の学生が希望する場合にも、4年次進級時に「情報ネットワーク工学コース」に変更される。
卒業
第5条 「情報ネットワーク工学コースの修了認定を希望する学生の卒業要件は、情報工学部履修要項第3条による。
第6条 「情報通信先端工学コース」の修了認定を希望する学生の卒業要件は、情報工学部履修要項第3条を満たし、かつコース必修科目の全ての単位を取得することである。
転入学・編入学
第7条 情報通信工学科に転入学・編入学を希望する学生のコース分けについては、別に定める。
附則 この要領は、平成24年度入学から適用する。

(別表)情報通信工学科「情報通信先端工学コース」のコース必修科目

区分 授業科目 履修年次 単位数
専門基礎科目 微分積分・演習Ⅰ
物理学Ⅰ
1年
1年
2
2
専門教育科目 通信基礎工学 情報通信工学Ⅰ
情報通信工学Ⅱ
情報倫理
情報工学演習
通信法規
2年
2年
2年
3年
3年
2
2
2
2
2
通信システム工学 電気回路基礎・演習
電子回路Ⅰ
ディジタル回路Ⅰ
ディジタル回路Ⅱ
電磁気学・演習Ⅰ
電磁気学・演習Ⅱ
計測工学Ⅰ
計測工学Ⅱ
電磁波工学Ⅰ
電磁波工学Ⅱ
情報伝送工学Ⅰ
情報伝送工学Ⅱ
1年
2年
2年
2年
2年
2年
3年
3年
3年
3年
3年
3年
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
共通 技術英語Ⅰ
情報工学創成実験
3年
3年
2
2

 

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