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「第2回就業力育成協議会」を開催いたしました。

2011 年 12 月 16 日

11月28日(月)、福岡工業大学において、第2回就業力育成協議会を開催いたしました。

 

 まずは、議長である下村学長から、「就業力育成協議会」設置の目的およびメンバー、開催頻度・開催場所

 について説明があり、委員の確認を得ました。

 

  [学外委員]

   北部九州自動車150万台先進生産拠点推進会議 自動車先端人材育成センター長 許斐 敏明氏

   福岡県商工部自動車産業振興室 室長   林 正博氏(同室主事 百武悟一氏が代理出席)

   社団法人九州経済連合会 理事・事務局長 平井 彰氏(欠席)

   福岡県立福岡工業高等学校   校長   高原 育生氏

   福岡県立香椎工業高等学校   校長   高野 禎資氏

   福岡県立嘉穂総合高等学校   校長   星原 泰彦氏

   福岡工業大学附属城東高等学校 校長   園田 義男(欠席)

 

 続いて事務局から、本取組の概要および進捗について説明がありました。

 

     

 

その後、全体を通じて、意見交換および質疑応答が行われました。(主な内容は以下のとおりです。)

  

     許斐委員から、本事業の内容に関して、英語力の養成も企業から求められる力としては重要であること、TOEICの目標値を定めるなども考えてみてはどうかとのコメントがありました。これについて前田教務部長から現在外国語カリキュラムについて、英語の卒業単位を倍増させ、TOEICの目標値を定める改訂案が検討中であることの説明がありました。

 

     福岡県の百武主事から、新カリキュラムの「キャリア形成」の中身はどういった内容のものかと質問があり、前田教務部長、宮本特任教員から授業内容およびねらいの説明がありました。その中で、キャリアに関する目標の設定が大切であり、その目標を具体化するための振り返りを半期の科目の中で行っていきたいとの説明がありました。

 

     福岡工業高校の高原校長から、共働する力として位置付けられている「日本語表現」・「コミュニケーション基礎」の科目では何をねらいとしているかとの質問があり、渡辺FD推進室室長から「日本語表現」では自分の考えや意見を説明する言葉の使い方などについて学ぶことをねらいとしていること、宮本特任教員から「コミュニケーション基礎」では「議論ができる学生」の育成を目指し、グループの中で自分の考えを表すことをねらいとしているとの説明がありました。

また、高原校長から本事業に関して、高校生の現状から、「自分にできることは何か」「社会で自分は何ができるのか」という視点が人格の中にあることが大切であるとの所感と、事業の中では様々な経験を身につけることのできる手法(例えば海外に出て何かを経験するとか、E-Learningを用いた学習、チームで何かやっていく作業を取り入れるなど)を取り入れてはどうかとの意見がありました。

 

      香椎工業高校の高野校長から、ポートフォリオの取組について、まだ始まったばかりだと思うが、大学における取組の評価基準はどう考えているのか、達成度をどう学生に説明し、評価していくのかとの質問がありました。これについて、前田教務部長から、評価についてはシラバスに具体的基準を示して取組んでいることの説明がありました。また、渡辺FD推進室長から、ポートフォリオを進めていく上では教職員からのレスポンスの仕組みを有効化させる必要があり、そのためのシステムを現在改良中であるとの説明がありました。

   これに関連して、高野校長から、ポートフォリオの活用例は他大学でも具体例がないのが実情であり、ぜひ完成させた取組にしてほしいとの要望が寄せられました。また、工業高校での一番の課題は基礎学力の育成であり、学生には主体的に考え、学ぶ経験が必要であること、「なりたいもの」と「なれるもの」のギャップがあり、どのようにそれを実際に自分のなかにマッピングできるのかが重要な視点ではないかとの意見がよせられました。

 

     嘉穂総合高校の星原校長から、高校での実情として、現行の学習指導要領の中でディベートやプレゼンテーションなどが取り入れられ、10年前と比較して発表力は違ってきていること、しかしそれができたからといって何ができるか、例えば「辛抱して何かを続けること」などの基礎力を身につけさせることの方が「なりたいもの」に本当に「なれるか」を考えた時に大切ではないかとの意見がよせられました。

 

  意見交換を受けて、下村学長から、本事業について①国際的視点を取り入れること、②情報と評価をどう考え

 るか、③ベースは基礎学力、④ポートフォリオを完成した取組とすることの視点を重視し、今後事業推進を継続

 していきたいとの話がありました。

  また補足資料として、「今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について」概要(中央教育審議

 会平成23年1月31日答申)が示されました。 

 

 

 

 

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