アドミッション・ポリシー(入学受入の基本方針) 電気工学科

養成すべき人物像

日々進歩する電気・電子・情報工学関連の技術を理解し習得するための素養と専門知識および技術を身につけ、地域的および国際的な連携の両方を意識できる、技術者としての責任感に溢れたグローバルな人材の養成を目的としています。「電気基礎学」、「電気エネルギーシステム工学」、「情報制御工学」、「電気機器・パワーエレクトロニクス工学」からなる4つの専門領域に加えて、モノづくりの基礎力と応用力、および就業力の育成を行う教育環境を整え、高度な技術開発者を目指すための大学院進学も視野に入れています。

求める人物像

電気工学科では、「養成すべき人物像」にふさわしい以下に掲げる能力・資質をもつ学生を求めます。

  • 電気に関連ある技術者になることを目指して、努力を惜しまず勉学に励み、得られた知識・技術を使って社会に役立つことをしたいという希望をもっている人。
  • 目標ははっきりしていなくても、将来広く社会の役に立つ仕事に就きたいと強く思っている人。
  • 旺盛な探究心を持って行動し、得られた知識や技術を知識レベルや背景の異なる第三者に分かりやすく伝えることのできる人。
  • 広い視野に立って物事を考え、他者の立場や多様性を理解して他者とコミュニケーションをとる努力を惜しまず、さまざまな場面で適切に行動することのできる人。

入学者選抜での観点

筆記試験では、入学時に求められる以下の基礎知識やその応用力が十分に備わっていることを評価します。

  • 考えや知識を言葉や文章で適切に表現でき、さらに関数やグラフの概念、ベクトル・微分積分・複素平面の基礎知識、基礎的な公式を導くことのできる力やそれを応用する力を身につけていること。
  • 英語の基本5文型を身につけており、時制、助動詞、不定詞、比較級、関係代名詞なども理解していること。
  • 物理・化学を履修していることが望ましく、履修した場合、現象を数式で表現して解を導くことのできる力や、原子・分子の構造と概念、化学結合や化学反応などについての理解、基本的な物質の構造や性質についての知識を身につけていること。

調査書、推薦書、面接試験や小論文では、数学・物理・英語などの学力、思考力や表現力、電気工学に対する学ぶ意欲などが優れているか評価します。