団体名 日本生産管理学会
代表者名 会長 児玉 正憲
日本生産管理学会活動について
私どもの日本生産管理学会は、平成
6年4月より発足し、これまでに3回の全国大会開催と、名古屋、東京、大阪、岡山、九州各支部における研究会を定期的に主催し、生産管理技術の研究をし、それと関連する管理技術の具体的な導入・実務のための提案を行ってきた。その現在の会員数は、約230名である。学会活動の本格的始動は、平成7年3月の第1回全国大会の開催である。『情報管理とCIM』の主題で、活発な検討がなされ、日本生産管理学会誌『生産管理』創刊号と、日刊工業新聞社刊『情報管理とCIM』
(日本生産管理学会編)の成果を生み出した。第2回大会では、博多(東和大学)において『トヨタ生産方式』の集大成ともいうべき発表を行い、多数の教育・現場担当者にご支持を得、盛会で、その成果は日本生産管理学会誌『生産管理』2号として発刊された。また去る3月の第3回大会(京都工芸繊維大学で開催)では、『これからの生産管理論』という統一テーマで、リエンジニアリングをはじめ、世界的に見直されている日本のJITシステムなどや、これからの生産管理システムのあるべき姿を追求した。その要録は6月に発刊される。また、この度秋の第
4回全国大会名古屋開催は、9月7日8日の両日、『生産情報システムの新展開』を主題とし、論文の発表も約30発表と数多く予定され、参加する会員も全国から約120名が見込まれている。最後に現在までの主な著作は、日刊工業新聞社から『生産管理 理論と実践 全15巻』
(日本生産管理学会編)、日本では最大の生産現場実務書『工場管理』(月刊誌)の「工場長のページ」担当などがあり、また今後、『企業診断マニュアル(400頁)』、『生産管理ハンドブック』その他の刊行が予定されている。