Last Updated: 2005.12.09
P!MOT ( ピモット EKジャパン製) シミュレータ ISIT 版
P!MOT ( PIMOT made by EK-JAPAN) Simulator ISIT version
P!MOT is called "WAO Kranius" in USA
(画像をクリックすると、より詳細な画像をご覧頂けます。)
P!MOT シミュレータ ( ISIT 版)は、
計算機原理教育用の移動ロボットシミュレータ
の拡張版として、
平成17年度経産省ITクラフトマンシッププロジェクト
の中で設計・開発中の JAVA プログラムです。
現在、本プロジェクトの共同実施機関である
(株)イーケイジャパン、(有)桐木工作所、九州産業大学と開発を進めており、
このウェブページは、その進捗状況や開発物について
意見交換をするために、関係者に公開しているものです。
注意:
このシミュレータは、ITクラフトマンシッププロジェクトの一環として、
イーケイジャパン社製ロボット
P!MOT
を参考に ISITが作成したものです。
以前の経緯から、同社製ロボット
WAO-II
の命令セットを一部踏襲しています。
このため、今回および将来的にも、 P!MOTと完全に同一の仕様になるとは
限りません。
ご承知置き下さい。
また、本シミュレータに関し、 P!MOT の開発元である
イーケイジャパンは、何ら責務を負いません。
このウェブページ及び
開発物について、 ISIT 以外に質問、問い合わせはなさらないように
お願い致します。
なお、このウェブページに載せているサンプルプログラムは、
オンラインで実行可能なように作成されていますので、どなたでも
ご自由に試用されて構いません。
ただし、本プログラムを
勝手にコピーしたり、他に転送したりしないで下さい。
本プログラムの公開については、プロジェクト終了後、
ITクラフトマンシップの実施要領に従う予定です。
更新履歴:
修正1: ライントレース用のライン作成
コース作成において、壁の作成とラインの作成を同時に行なえるように
しました。
コース作成画面において、最初にグリッド(点)からグリッドにマウスで
ラインを引くと壁になり、その直後に、もう一度、同じグリッド間にマウスで
ラインを引くと、トレース用のラインとなります。
なお、壁削除は、最新のものから
逆に削除していきます。面倒ですみません。
修正2: センサ部の論理
赤外線センサ、光センサ共に、光がセンサに入光した場合に
[ON] となるように統一しました (オリジナルの P!MOT と同一)。
ライントレースを行なう場合は、黒いラインの上にセンサが乗った時に、
[OFF] になりますので、ご注意下さい。ただし、シミュレーション画面では、
分かりやすさのため、黒いラインの上にセンサが乗った時に、
センサが反応したかのように黄色く表示しています。
修正3: サンプルプログラム
上記修整に伴ない、いくつかのサンプルプログラムの条件文を
修整しました。
修正4: シミュレーション実行中のロボットのドラッグ操作 (2005/12/9)
本シミュレータは、シミュレーション実行中も含めて、
いつでもロボットを任意の位置・姿勢にドラッグする (マウスで
クリックして動かす)ことができますが、この時、センサの反応が
クリアされない問題を修正しました。
なお、このシミュレータの完全な使用説明書は、まだ準備できていません。
とりあえず、以下のところに、簡単な説明書を置いていますので、参考に
して下さい。
P!MOT シミュレータ(サンプル 2005/12/09版)の起動
-
P!MOT シミュレータを起動する。 ( execution of PIMOT simulator)
シミュレータは Web ブラウザの新しいウインドウ内で実行されます。
ファイルのサイズが大きい( 1MB程)ので、ネットワーク回線の
細い方は、ご注意下さい。
Web ブラウザに JVM ( JAVA仮想マシン)がインストールされた
すべてのパソコン ( Windows や Mac 、 Linux マシン等)で動作するはずです。
ただし、最近の一部のインターネットエクスプローラー( IEv6)では、
JVM が、入っていない場合があります。
この場合は、 Microsoft または Sun の JVM をインストールして下さい。
このサンプルプログラムは、随時更新されますので、ご注意下さい。
なお JVM を必要としない JAVA アプリケーション版は、 ITクラフトマンシップ
プロジェクト終了後に公開予定です。
P!MOT との相違について:
本シミュレータは、 P!MOT の仕様に準拠していますが、
完全に同じではありません。
ここでは、その違い、および本シミュレータと同じに P!MOT を
動作させたい場合の、プログラムの修整方法について簡単に記述します。
一時的なページ
参考文献 (Bib.)
-
木室, 千田, 桐木, 内田, 石田, 澤田:
"簡易言語とファームウェア改造による移動ロボット制御授業",
電子情報通信学会教育工学研究会技術報告 Vol.106, No.166, pp.5-10 (ET2006-22),
2006.
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