2024.4.1
村山研究室閉鎖の挨拶
2000年4月に鉄鋼メーカから転職し、2023年3月まで、
23年間福岡工業大学教員として勤めることができました。
本来は2027年3月まで勤める予定でしたが、
思いがけず2023年4月から福岡工業大学学長を拝命することになり、
研究室を閉鎖しました。
まずは、無事に勤め上げることができたことに対して関係各位に感謝します。
特に研究室に来てくれた学生さん、短気で口が悪いので、
思いっきり𠮟りつけられて、びっくりした学生が多々多々いると思います。
全員が最後までついてきてくれたことを、本当に感謝しています。
有難うございます!
*23年間の主な記録
(1)担当した卒業研究生:182人
(2)担当した修士院生(名目上は除く):21人
(3)担当した博士院生(名目上は除く):1人
(4)着任後の国内学会発表数:113回
(5)着任後の国際学会発表数:31回
(6)着任後の論文数:39編
(7)着任後の解説記事数:15編
(8)着任後の講演数:8回
(9)着任後の書籍数:3冊
(10)外部資金獲得:基盤研究C(代表者):5回、JST「シーズ発掘試験」:1回、その他:1回
*嬉しかった思い出
(1)学生、院生が合わせて3回学会表彰を受けました。
自分の研究指導でも何とかなるという思いで本当に嬉しかったです。
(2)2009年度1年間、カナダ国立研究所(モントリオール)に学外研修に行くことができました。
語学力は全く変わらずですが、度胸と日本人との価値観・文化の違いを、
思いっきり感じることができました。本当にためになりました。
(3)知能機械工学科の教育システムについて、外部機関の評価を初めて受けたときに、
東京・大阪から見ればと言う意味ですが、「福岡のこんな片隅に、この程度の規模の大学で、
こんなに真摯に真面目に学生教育を実施している大学があるとは思わなかった。びっくりした!」
と言って貰った時は、飛び上がるほど嬉しかったです。
本当はこのホームページは2023.3に一か月間だけあげる予定でしたが、
バタバタしてすっかり失念してしまい、現在は2024年3月で1年遅れとなってしまいました。
逆に、しばらくおいておこうかと気持ちになりました。
最後に、改めて、私を育て上げてくれた皆さんに感謝です。