卒論の書き方(その8、三位一体)
 発表予稿、卒論と発表原稿は三位一体であり、どれか一つ
なおしたら、他の2つの修正も忘れなく。

 1月から卒研の仕上げとして、発表予稿、卒論、発表原稿を
準備しなければいけない。理想的な順番として、

(1)卒論、(2)発表予稿、(3)発表原稿

が一番楽だ。なぜかというと、(1)から適当に内容を抜き取って
(2)と(3)が簡単にできるはずだ。しかし、残念ながら多くの学
生は時間に追われて

予稿−−>発表原稿−−>卒論

順番になっている。まだ全体像がつかめないうちに、予稿と
発表の準備するのは、慣れない人にとって大変なことだ。

 まあ、どういう順番になるか別として、この3者は三位一体
で、内容が一致しなければいけないことを忘れないください。
だから、どれかで指摘されて、修正した点は、残りの2つに
ついても忘れずに修正してください。もちろん、予稿をすでに
提出してしまった場合はしょうがないが。

 時々、時間をかけて予稿を読んで、問題点を指摘して修正
してあげたのに、論文を読んだらまったく直していない、なんて
ことがある。そういうのは非常に腹が立つ(ムカツク!)。