人事制度について
学校業務が複雑化・高度化・多様化する中、職員の人事・人材育成にあたっては、建学の綱領および中期経営計画の実現性向上のため、事務組織の更なる機能強化と職員の成長、働きがい・働きやすさの向上を目指し、以下の方針により取り組むものとする。
Ⅰ 職員として求められる人材像
- 本学のビジョン実現に向けた学校法人福岡工業大学職員として求められる人材像は、「学生・生徒のために、即行動できる職員」とする。
- 特に求められる3つの力を次のとおり明示する。
研鑽 広い視野で技術や能力、人格などの向上のため自ら学び続ける力
挑戦 改革・改善を推し進めるため、デザイン思考を持ち行動する力
協働 ビジョンを共有し、目標を達成するために敬意をもち協力する力
Ⅱ 人事・人材育成方針
- キャリア形成
職員は主体的にキャリアをデザインし、専門性を高めるため自己研鑽による能力開発を行い、知識やノウハウの伝承にも努め組織に貢献する。 - 人材育成
(1)管理職は、学校全体を俯瞰し、人材育成の視点を持って部下に対するマネジメントを行う。所管業務や課題に応じたOJT・研修を行い、職員の意識改革・職場風土改革に取り組む。
(2)総務人事課は、職員のキャリアビジョンや経験・能力を把握することに努め、職員の成長と働きがいを高めていく視点を持って、人事制度・研修等を整備・運用する。
協働 ビジョンを共有し、目標を達成するために敬意をもち協力する力 - 目標管理・人事評価
目標管理と人事評価は、「人事評価制度マニュアル」に沿って行う。上司と部下の目標管理面談・人事評価面談等を通じて、職員の意欲と能力を高め相互の成長を図る。 - 人事異動・配置
事務組織の機能強化・人材育成の観点から、職員のキャリアビジョンや適性を考慮した上で、人事異動・配置を実施する。
(1)専任職員は、適性の見極め、組織活性化の観点から、採用後10年間のうち、法人事務局・教学等その他の部門各々で1部署以上経験することを原則とする。中堅以上の職員は、能力や適性に応じた適材適所の配置に努める。
(2)特定職員の人事異動は適宜行い、能力や適性に応じた適材適所の配置に努める。 - 昇格
「事務職員の昇格人事要領」に沿って、等級職能要件書・コンピテンシー等に基づき、客観的かつ総合的な見地で行う。年齢・性別などの属性にとらわれることのない登用を推進する。 - 管理職への任命
資格を有する者から、課員への的確な指導・育成や、学校を俯瞰的に捉え、組織力を最大限に発揮させる能力・意欲・適性などを確認し、年齢・性別などの属性にとらわれることなく任命する。
Ⅲ 働きやすい職場環境の実現
更なる働きやすい職場環境の実現に向けて、多様で柔軟な働き方、風通しのよい組織風土の醸成等に努め、ウェルビーイングの向上に取り組む。