
やりがいのあることが盛りだくさん
毎日がとても充実しています。
地域コース 3年生
岩本 開渡さん
※ 2023年7月取材時
今、力を注いでいることは何ですか?
祖父母が地方公務員として働いていたこともあり、私も漠然と地元の市役所で働きたいと考えていました。そこで、社会問題や地域について学ぶことが将来のためになると思い、本学の社会環境学科を選びました。今、努力しているのが、高いGPA(成績を数値化したもの)の獲得と学内成績順位の維持です。ただ、中間試験や学期末試験で高い点数を取ることは一つの目標であり、普段の講義自体を疎かにしないように心がけています。たとえば授業資料や板書には無いような語句であっても、先生が口頭で強調されたような部分をメモするようにして理解を深めています。私は、学業特別奨学生(※)として入学し、4年間授業料が半額の制度をいただいたので、まずは学業に力を注ぎ、良い成績を収めて家族に喜んでもらえるように頑張っています。
※ 社会環境学部の合格者4.6名に1名が奨学生として採用されています。(2023年度実績)

どんなゼミで学んでいますか?
主に、GIS(地理情報システム)という情報システム技術を用いて活 動するゼミです。GISは地理的位置を手がかりに、位置に関する情報を持ったデータ(空間データ)を総合的に管理・加工を行い、視覚的に表示して、高度な分析や迅速な判断を可能にする技術です。たとえ ば、都市計画や自然災害対策などに役立てることができます。活動の一つとして、ゼミの上杉先生が開発に携わった「防災GO!」というスマホアプリをもとに、熊本県甲佐町の住民の皆さんに地図上の災害リスクがある場所へ足を運んで頂き、スマホに表示されるアプリのクイズに答える形で防災意識を向上させる活動をサポートしました。このゼミ活動を通して、課題発見能力やGISを使った分析力などが向上したと思っています。

積極的に取り組んでいる活動は?
シンガポールの学生とオンラインで交流する「ECO-STEP」に参加しました。2年次には、「タイ短期派遣研修」でタイでのインターンシップに参加したほか、キングモンクット工科大学の学生とも交流しました。そして現在は、カナダのセンテニアルカレッジでの「夏季海外英語研修」に向け、事前授業を受けているところです。8月にカナダへ渡ることを予定しており、ホームステイでの生活や大学での授業が楽しみでなりません。今TOEICの点数向上にも挑戦しており、将来は、海外の人と関わる仕事も考えるようになってきました。こうした活動以外にも、「福岡のゴミ問題・福岡市のごみの課題」について調査するフィールドワーク、また趣味のマラソンの練習(2022福岡マラソン:2時間58分/2023年も参加予定で目標は2時間45分)にも精力的に取り組んでいます。


地域コース紹介
地域に関する政策や教育、環境保全、地域活動、防災、さらには組織の役割までを網羅した広範な社会環境の知識とフィールドワークや地理情報システムを組み合わせた、地域創生に活きる学修・研究を行います。