まとめ
ペルチェ素子の効率を実験的に測定することができた。その結果、低電流時に従来のクーラーをはるかに超える効率が得られることがわかった。
ペルチェ素子は低電流時に、極めて高い効率をえるものの吸熱パワーも減少するので、必要なペルチェ素子の素子数が増加する。したがって、効率と素子数を両立させる設計が必要となる。たとえば500Wのクーラーを考えれば、200枚程度となり十分実用的な設計が行えることがわかった。
以上の結果に基づき具体的なクーラーの概要を示した。
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