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内容
レーザーを用いたプラズマ密度揺らぎ計測システムの高度化のために、システムの微妙な振動の影響を取り除く装置を開発し適用を行なおうとしている。
Q1.現時点でどんなことを行っていて、苦労しているか。
現在は、実際に位置安定化機構を作成していくにあたっての参考となるレーザーの振動を抑えるための制御回路に必要なパラメータを求める実験を行っている所です。ただ、光学機器を使用するため、細心の注意を払わないといけないのと配線が悪いと波形にノイズが入ってしまい、なかなか頭で思い描いている結果が得ることが出来ず、思考錯誤を繰り返している状態です。
Q2.自分で希望した研究についてどう思っているか。(以下の記述は99年7月現在のものです。)
・最初は位置安定化機構に用いる制御回路を作成することのみが目的だと思っていたが実際はセンサーやレーザーのことなど様々な分野の幅広い知識が必要で、大変奥が深いと感じました。また、10月にはCHSに投入する為、その10月頃までには完成して欲しいと言われているのだが…。現実はそんなに甘くなかった。出来る限り間に合う用に頑張りたいです。
・10月に位置安定化機構を研究に投入するため、他の研究に比べて早く終わることが出来るが、裏を返せば10月までに終わらせないと自分たちだけでなく研究所の人達にまで迷惑を掛けてしまう為、9月の今、実はあせらないといけないのではと思い始めている。
Q3.来年の4年生へのメッセージ
・この研究室で卒研を進めていくにあたっては、早めに就職活動を終わらせておいたほうがよいと思います。夏ごろから徐々に忙しくなってくるので、二股かけるとお互いに中途半端になりかねないので、内定は早めにとっておきましょう。
・自分達が行った位置安定化機構が実際に国の研究所で使用されるので、実はなかなか重要な研究だったりします。回路も製作するので手先の器用な人・物を造りたい人にはおすすめの研究かも?
1999年度メンバー紹介
松尾 敬二
金田 智彦
平野 優記
宮尾 隆秀
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