Javaのソースコードをコンパイルしたり、実行したりするのに必要な「JDK(Java Development Kit)」をインストールしましょう。
このページからインストーラをダウンロードします。
「Windows x86」は32bit用、「Windows x64」は64bit用のものです。環境に合ったものを選びましょう。
ダウンロードしたら、それを実行して下さい。そしてひたすら「次へ」を押します。
インストール先は後々使うので、メモしておくようにして下さい。
これでJDKのインストールは完了です。
JDKのbinフォルダには、Javaのソースコードをコンパイルするコマンドや、Javaプログラムを実行するコマンドなどが入っています。
しかし、このままではこのフォルダに行かないと、これらのコマンドを使用することができません。
そこで、自分がどのフォルダに居てもこれらのコマンドを使用できるようにします。(この作業を「PATHを通す」と言います)
まず、スタートボタンを押して、スタートメニューを開きます。次に、コンピュータを右クリックし、プロパティを表示させて下さい。
システムの詳細設定をクリックします。
詳細設定タブの、環境変数ボタンをクリックします。
システム環境変数の中の、「Path」をダブルクリックして下さい。
すると、Pathを編集することができます。
一番最後に、先ほどインストールしたJDKのbinフォルダの場所を付け加えて下さい。もともとあった文字列とは;(セミコロン)で区切ります。
※もともとある文字列を消してしまわないよう、よくよく注意してください。
(例)インストール先がC:\Program Files\Java\jdk1.7.0_09\の場合
●●● ⇒ ●●●;C:\Program Files\Java\jdk1.7.0_09\bin
追記が終わったら、OKを押して下さい。これで、PATHの設定は終了です。
Javaプログラミングの授業でもお馴染みの開発環境・Cpadをインストールしましょう。
まず、このページからファイルをダウンロードし、解凍して下さい。
すると、中にはもうCpadの実行ファイルが入っています(特別なインストール作業は必要ありません)。
jcpad.exeをダブルクリックすると、次のような画面が表示されますので、OKを押して下さい。
すると、次のような画面が開きます。まずはコンパイラのパスを設定しましょう。
コンパイラ(javac.exe)は、先ほどインストールしたJDKのbinフォルダの中に入っています。その場所を指定して下さい。
直接入力しても、右の参照ボタンを使ってjavac.exeファイルを指定しても構いません。
次に、データの標準の保存場所を指定します。今後、Javaのソースファイル等を保存したい場所を指定して下さい。
※ デフォルトのままでよければ、変更する必要はありません。
OKボタンを押すと、次のようなダイアログが表示される場合がありますが、「はい」を押して大丈夫です。
お馴染みのCPadの画面が表示されたら、設定完了です!
設定が完了したら、ちゃんと動くか確認しましょう。
CPadを起動し、エディタに次のソースコードを入力してください。
public class HelloWorld { public static void main(String[] args) { System.out.println("Hello World"); } }
ソースコードを書けたら、コンパイルしましょう。図のボタンを押して下さい。
保存ダイアログが表示されるので、ファイル名「HelloWorld.java」で保存します。
メッセージ欄にこのように表示されれば、コンパイル成功です。
もしエラーが発生した場合は、表示されたメッセージをもとにプログラムを修正して下さい。
それでは、先ほど書いたプログラムを実行してみましょう!
図のボタンを押して下さい。
コマンドプロンプト画面が起動し、「Hello World」と表示されていれば成功です!
※ もし「Could not find the main class」のようなmainメソッドが見つからないエラーが発生した場合は、環境変数CLASSPATHに「.(ドット)」を追加する必要があります。
これに限らず、何かわからないことがあれば先生に質問して下さい。
以上で終了です!お疲れ様でした!!