OpenJFXののホームページにアクセスし,ダウンロードに進みます.
JavaFX Windows SDKをクリックして,ファイルopenjfx-11.0.2_windows-x64_bin-sdk.zipをダウンロードしてデスクトップなどに保存してください.
ここでは「JavaFX 11.0.2」の場合で説明しますが,本Webページ作成時点(2022.9)での最新版は「JavaFX 19」ですので,後者の方に読み替えてインストールを進めてください.なお,JavaFXのバージョンは,Oracle OpenJDKのバージョンと合わせる必要があります.また,現在のページデザインと写真は異なる部分があります.
デスクトップに保存したしたファイルを確認します.アイコンは解凍ソフトにより異なります.ここではCubeICEを用いています.
ファイルを解凍します.解凍の仕方は解凍ソフトに従いましょう.CubeICEの場合はファイルを右クリックしてメニューから解凍を選択します.
下記のフォルダjavafx-sdk-11.0.2が生成され,その中にJavaFXのライブラリファイルが入っています.
解凍したフォルダをそのままフォルダC:\Program Files\Javaにコピーします.既に入っている他のファイルやフォルダは削除しないように気を付けましょう.
ここで,コピー先フォルダ内のbinフォルダC:\Program Files\Java\javafx-sdk-11.0.2\bin(※A)とlibフォルダC:\Program Files\Java\javafx-sdk-11.0.2\lib(※B)は次の準備で使いますのでメモしておきましょう.
Javaプログラミング1のホームページに記載の「開発環境などの事前準備」内の「JDKのbinフォルダにPATHを通す」を参考にして設定しましょう.
前でメモしたOpenJFXのbinフォルダC:\Program Files\Java\javafx-sdk-11.0.2\bin(※A)を環境変数PATHのリストの最後に追加します.既にあるリストは削除しないでください.
環境変数PATHの設定を行った下記のダイアログ環境変数を表示します.システム環境変数(s)欄にCLASSPATHがあるかどうかを確認してください.見つからない場合は新規(W)...を,既にある場合そのCLASSPATHを選択し編集(I)...をクリックしてください.下の図は既にある場合です.
新規(W)...をクリックした場合
下のダイアログが表示されます.変数名にCLASSPATHを,変数値にC:\Program Files\Java\javafx-sdk-11.0.2\lib\*(※Bのメモに\*を加えたもの)をそれぞれ入力し,OKを押してください.
編集(I)...をクリックした場合
下記の通りC:\Program Files\Java\javafx-sdk-11.0.2\lib\*(※Bのメモに\*を加えたもの)をリストの最後に追加し,OKを押してください.
実行時にJavaFXのモジュールを読み込むための設定を行います.
環境変数PATHやCLASSPATHの設定を行ったダイアログ環境変数を再度表示します.システム環境変数(s)欄にJAVAFX_HOMEがあるかどうかを確認してください.見つからない場合は新規(W)...を,既にある場合そのJAVAFX_HOMEを選択し編集(I)...をクリックしてください.下の図は新規の場合です.
新規(W)...をクリックした場合
変数名にJAVAFX_HOMEを,変数値にC:\Program Files\Java\javafx-sdk-11.0.2(※Bのメモから\libを外したもの)をそれぞれ入力し,OKを押してください.
編集(I)...をクリックした場合
同様に,C:\Program Files\Java\javafx-sdk-11.0.2(※Bのメモから\libを外したもの)をリストの最後に追加をしてください.
これでOpenJFXのインストールは完了です.
Javaプログラミング1やJavaプログラミング2で用いたtasks.jsonファイルの代わって次のファイルを用います.JavaFXのコードがコンパイル・実行できるようにオプションが変更されております.右クリックよりファイルをダウンロードして保存してください.
タスクファイル tasks.json
Javaプログラミング1やJavaプログラミング2と同様に,サブフォルダ.vscodeに上記ファイルを保存し利用してください.
以上で終了です!お疲れ様でした!!