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※ 学生の学年等の表記はすべて取材時のものです。

就職に強い大学であることが進学の決め手。

高校生の頃から大学卒業後は就職することを決めて進路を探していました。県外・県内のさまざまな大学を調べましたが、福工大は就職率が高く、面倒見が良いと知って自分にピッタリだと思い選びました。その中でも生命環境化学科を選択した理由は化学が好きで得意分野であったことから、化学の知識をもっと深めたいと考えたからです。大学に入ってからは、基礎からきちんと段階を踏んで教えていただいたので、知識がしっかり身についていることを実感できました。また、施設・設備が充実していたことも魅力的でした。実習や実験でいつも使っていた機材は、実は就職先でも使われていたもので、就職活動時には扱えることをアピールできました。学生の時から本格的な実験環境で学べたことに、この大学を選んで本当に良かったと思いました。

 

コロナ渦でも、状況に合わせた就職サポート。

今年度は新型コロナウイルスの影響で、学内の合同企業説明会が中止になるなど、就活生にとっては不安な状況でした。しかし学内合同企業説明会に参加する予定だった企業が個別に大学で説明会を開けるようにするなど、臨機応変に対応してくださいました。学生への個別指導も充実しており、文章を書くのが苦手だった自分はエントリーシート講座に参加。あらかじめ用意されていたお手本の文章をもとに、真似しながら書き方を覚えていきました。面接指導もリモート面接に対応してzoomを利用したサポートがありました。Webで予約しその時間になると就職課の職員さんから連絡が来る本番さながらの手順。カメラの向こう側にいる面接官を意識した目線の位置などアドバイスをいただきました。なによりも繰り返し練習できたことで、リモートという不慣れな環境にも対応できるようになり、落ち着いて面接本番に臨めたことが一番大きかったです。

 

誰もが安心して使える化粧品をつくりたい。

内定は化粧品会社からいただくことができました。自分が化粧品に関する研究をするゼミに所属していることもあり、福工大で得た知識を最大限に生かせると思い、就職を決めました。生産技術職として研究所で開発された製品が、どうすれば効率よく生産できるのかを考えていきます。大学で研究してきた経験を生かして、研究者の気持ちに立った生産の提案をしていけたらと思います。学生生活は残すところ、あと卒業研究だけとなっています。研究で使っている実験器具は就職先でも同じものを使っているので、技術をさらに磨いたり、SNSなどで化粧品に関する情報を収集したりして、しっかり準備したいと思います。目標は誰もが安心して使ってもらえる化粧品を世に送り出すこと。そのための新たな生産ライン造りに尽力していきます。

出身:
福岡県立 浮羽究真館高等学校
所属:
桑原研究室
内定先:
東洋ビューティ株式会社
 

研究職に就きたくて進学。実験→レポートの繰り返しが底力に。

はじめて福工大を訪れたのは高校の時です。施設を見学して回ったのですが、ずらりとパソコンが並ぶパソコン教室や大きな研究設備に圧倒されたことを覚えています。一緒に案内してくれた大学職員さんの雰囲気も良くて、当時から研究職を目指していた私は、「ここで学んでみたい」と思い進学を決めました。実験の授業は1年次から毎週ありました。実験にはチューターと呼ばれる先輩学生がサポートでいてくれたので、わからないことが聞きやすい環境。また、実験には必ずレポート提出がありました。はじめは書き方がわからず苦労しましたが、チューターのアドバイスを受けながら徐々に慣れていくことができました。実験とレポート作成を繰り返す日々は大変な時もありましたが、続けてきたからこそ実力が身についたと思います。

自分の行きたい企業のために、就職課やゼミ教授が支えてくれた。

3年次のはじめに進路希望を提出する機会があり、周りがインターンシップを考える中、私は明確な将来像を描けていなくて、その時はじめて就職を意識しました。ようやく希望する企業を見つけましたが、そこはインターンシップや新卒採用を行っていませんでした。諦めかけていたところ、就職課から「もう一回連絡してみたら」と、アプローチの仕方を教わったことで企業見学ができるようになったり、ゼミの先生が「その企業に関わる研究をしよう」と、一緒に研究テーマを決めたりと全面的にバックアップ。すると秋に企業から「採用を受けてみませんか?」と連絡があったのです。面接ではゼミの研究テーマを中心にお話した結果、内定を得ることができました。早い段階から就職を考える機会がなければ積極的に行動できていなかったし、研究テーマも違うものになっていたかもしれません。早くから準備ができたことはもちろん、私の就職のために尽力してくれた福工大の先生方には本当に感謝です。

新製品の開発が、仕事の目標。

内定先は、医療用テープや透析ケアセットなどの製品を開発し販売を行っている企業で、私は研究所に配属する予定です。卒業研究は医療テープの粘着部分に使う素材について研究しているので、その知識を生かしていければと考えています。学生生活を通して学んだことは「行動することの大切さ」。就職活動で特に実感しましたが、自分から動くことで道が開けたり、周りが協力してくれたりする経験は私にとって大きな財産となりました。将来の目標は、新たな製品を開発すること。たくさんの人に使ってもらえる製品をつくり、全国に広めていきたいです。

出身:
福岡県 久留米市立南筑高等学校
所属:
三田研究室
内定先:
ニチバンメディカル株式会社
 

食品分野の学びに惹かれて、福工大へ。

中学生の頃から生物や化学が好きで、高校に入ってからもその気持ちは変わらず、いろんな「実験」をしてみたいと、理工系大学への進学を考えるようになりました。福工大に進学するきっかけは高校の先生からの紹介です。どんな大学かパンフレットやインターネットで調べた時、生命環境化学科は化学やバイオだけでなく食品についても学べることを知って、食べるのが好きだったこともあり興味を持ちました。また、就職率が高く就職サポートがしっかりしていることも後押しとなり受験を決めました。入学してからは、1年次の前期から早くも実験の授業があったことにやりがいを感じました。印象に残っているのは「食品学実験」。食品の栄養成分の分析を行うなど、実践的な体験ができたことが面白かったですね。食品関係だけでなく多彩な実験を毎週行っていたので、幅広く経験しながら、最終的に自分の進みたい分野を選べたことも良かったです。

ゼミの研究内容が、面接官から好評価。

本格的に就職活動をはじめたのは3年次の冬です。ゼミで学んだことを生かしたいと思い食品関係の企業に絞って行いました。学校からの支援で役に立ったのは、就職課からの履歴書添削や面接対策サポートです。履歴書添削は就職活動を行う学生全員が必ず受けるもので、細かく書き方をアドバイスしてくださいました。面接指導では入室の仕方から一連の流れを教えていただいたことで、自信になりました。ゼミの先生からも「自分が就職してあげるくらいの強い気持ちでチャレンジしなさい」と、背中を押してもらえたことも心強かったです。面接ではゼミで研究していた糖尿病に関する話をした時、面接官から「弊社でも血糖値の上昇を抑える食材についての研究をしている」と話が盛り上がり、良い反応をいただくことができました。今、振り返ってみて、ゼミの学びが企業の仕事内容とつながったことが、内定を獲得できた大きな理由ではないかと思います。

生産でパン作りの基礎を身につけ、将来的には商品開発にも関わりたい。

卒業後は、全国的に有名なパンメーカーに就職する予定です。自分がよく食べていた身近なメーカーで、多くの人から愛される食品を作ってみたいと思い志望しました。まだまだパンに関する知識や技術が足りないので、入社後は少しでも早くパン作りの基礎を身に付け、生産現場で貢献できるようになりたいです。福工大で学んだ知識は仕事に生かせることばかり。食品衛生管理、食品分析、栄養表示、品質管理など、幅広く役立てて将来的には品質管理や商品開発にも挑戦してみたいです。自分が関わったパンをたくさんの人に食べていただき、「おいしい」笑顔を生み出していけたら嬉しいですね。

出身:
福岡県立 三池高等学校
所属:
永田研究室
内定先:
山崎製パン株式会社
(生産技術職)
 

中学校の教員免許取得を目指して、福工大に入学。

小さい頃から夢は学校の先生になることでした。その中でも理科の教員になろうと思ったのは、高校の生物の先生がすごく素敵で憧れを持ったからです。福工大の生命環境化学科を選んだのは、理科の教員免許が取得できることはもちろん、教員としての採用実績もあったからです。また、オープンキャンパスにも参加したのですが、学内が広くて学食がおいしかったことも進学したい気持ちを高めてくれました。入学して驚いたのは女子学生が意外と多かったことです。工業大学というと男子ばかりで、女子が数人だけというイメージでしたが、生命化学科は約4割が女子でした。また女子学生だけのイベントやキャリアサポートも充実していました。最初にあったFIT女子会の履修登録会は、大学のことが何もわからなくて不安だった自分にとっては、女子の先輩とも仲良くなることができ、その後の生活を過ごしやすくしてくれました。

手厚い教員採用試験対策。

教員採用の受験対策は、個人面接や集団討論など、教員を目指す学生一人ひとりに合ったサポートをしてくださいました。中でも特に助けになったのは、直前で繰り返しやった演示実験の試験対策。これは理科実験の模擬授業を行う試験なのですが、通常ではなかなか借りられない実験器具や施設を特別に借りることができ、何度も練習したことが力になりました。また、自分が授業している姿をビデオで録画してもらい、客観的な視点で振り返りながら質を高めていけたことも良かったです。万が一私が不採用になった場合のことも考えてくれて、私立学校の教員採用試験の情報を連絡してくださったり、大学院に進むことで小学校の教員免許も取れることをアドバイスいただいたりして、選択肢の幅が広がるきっかけにもなりました。

目指すは、理科のスペシャリスト。

合格した時は、いろんな先生が廊下ですれ違いざまに「おめでとう、良かったね!」と、自分のことのように喜んで声をかけてくださり、本当にたくさんの人に支えられていたんだと実感しました。私が理想とする教員像は「常に学び、スキルアップし続ける先生」です。これは福工大の教職課程で「教員は常に学び続ければならない」と言われていたことでもあります。まずは中学理科の復習からはじめ、しっかり教えられるようになります。そして生徒の進学後のことも考え、高校理科の勉強にも励みたいと思います。福工大でたくさん実験してきた経験を生かし、中学校でも同じように実験の授業を多く取り入れて、理科の面白さを伝えていきたいですね。理科を教えることを通して世界に羽ばたく人材を育成することが私の夢です。

出身:
福岡県立 北筑高等学校
所属:
松山研究室
内定先:
北九州市教育委員会
(中学校教員)
 

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