情報工学科3年次講義「音情報処理」に関するページです.
第4回講義に関する音データです.いずれも30秒程度の音データで,15秒程度でL(左側スピーカーの音)とR(右側スピーカーの音)が均等になります.講義資料を参照しながら聴いてください.
音量を調節してから聴く事をおすすめします.また,スピーカーで聴かなければ効果は得られないはずです(が,ヘッドフォンで試してみるのも一興かと…).
●音量の違いによる定位その1:
LとRは,ともに220Hzの音であるが,音量の変化が異なる.Lは徐々に小さく,Rは徐々に大きくなる.
220Hzで,LとRの音量の変化が異なる音
●音量の違いによる定位その2:
LとRは,ともに1760Hzの音であるが,音量の変化が異なる.Lは徐々に小さく,Rは徐々に大きくなる.
1760Hzで,LとRの音量の変化が異なる音
以下は,第8回講義に関する音データです.講義資料を参照しながら利用してください.
また,極端に音量が大きい可能性があるので,音量を調節してから聴く事をおすすめします.
●元の音ファイル.サンプリングレートは44100Hz,ビットレートは16bit,モノラルです.
元の音ファイル
●ディレイ:講義中にも説明しましたが,一回分の反射のみを考慮しています.
ディレイ0.01秒
ディレイ0.1秒
ディレイ0.2秒
●歪み系エフェクタ:通常はギターなどで用いられますが,ここでは比較のためにピアノの音に用いています.
歪み系エフェクタの例
おまけ.歪み系エフェクタをかけた後に,ディレイ0.2秒をかけた例
歪み+ディレイの例
●波形操作によるテンポチェンジャとピッチシフタの例.
下図は,波形操作の概念図です.
原波形は,サンプリングレートは44100Hz,ビットレートは16bit,モノラルです.
原波形
1
2
3
4
5
6
区間ごとに複製あるいは除去を行う処理では,区間の長さは0.05秒で固定しています.
音程や速度の変化に注意するのはもちろんですが,ファイル容量の変化にも注意してください.
一点おきにデータを加える,あるいは除去する処理と比べ,区間を利用する処理では波形が連続的にならないためノイズが生じます.
実際の利用のためには,平滑化や周波数解析の応用が必要です.
何か質問などがあれば、学内のチャットから質問してください.来室していただいてもけっこうです.
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