情報化社会の進展に伴い,情報技術の基本的な原理を社会常識とすることの重要性が指摘されています. 10キープログラミングの仕組みを通じて,視覚障害の有無によらず, 移動ロボットのプログラミングを通じてコンピュータの動作原理を理解するための教材について研究開発を行っています. 個々のプロジェクトは以下の通りです.
移動ロボットのプログラミングを通じて,小中高生がコンピュータの動作原理を学習するための教材等の研究開発を行っています. 特に,視覚障害の有無に関わらず利用可能なものを目指しています. 簡単にプログラミングと試行錯誤が可能な10キー型の入力装置を用いている点が特徴としてあげられます.
初等中等教育の段階において,視覚障害の有無に関わらず,コンピュータの動作原理を学習し, 情報技術の基本的な原理を社会常識にしていくことです. これを通じて,コンピュータにできることとできないことなどを理解し,道具をよく理解して使えるようになることを目指しています.
                                現在は,PCのソフトあるいはAndoroidアプリ+移動ロボットという形で実現しており, 音声合成による読み上げなどにも対応させていますが, より学びやすく,使いやすく,入手しやすい教材の実現を目指しています.
10キープログラミングをmicro:bitに展開し,移動ロボット以外での利用の可能性も検討しています.
micro:bitのセンサや無線機能を利用して,移動ロボット+αの学びができるような教材を目指しています.
micro:bitのセンサや無線機能の利用,データロガーとしての動作などを,10キープログラミング環境で実現しています.
10キープログラミングをドローンに展開し,移動ロボット以外での利用の可能性も検討しています.
10キープログラミングのプログラムの対象をドローンにしても,移動ロボットと同様の学びができる教材の実現を目指しています.
逐次処理や繰り返し処理については移植済みで,いくつか実験授業やイベントで検証を行ってきています.
10キープログラミングの仕組みを維持しつつ,様々な用途に合った入力インタフェースの展開と機能追加について検討を行っています.
10キープログラミングの仕組みを維持しつつ,プログラムの入力方式を工夫することで,より多くの人が使えるものにしたり, 学べる内容を増やせるように試みています.
走査入力方式を利用しボタン1つで10キープログラミングを行う環境の構築や変数を取り扱うための機能拡張などを行ってきました.