2020年度の講義



☆2020年度後期☆

●福岡工業大学で下記の講義を担当しています。
※詳しい講義内容はシラバスを参照してください。

火曜1限・火曜5限 解析II
内容:解析Iの続きとなる講義です。
一変数の積分、二変数の偏微分の基礎的な計算法、 全微分の概念などを学びます。
微分と積分は自然現象や社会現象を数学的に扱う上での基本的な言語であり、
理工系分野ではどこへ行っても必ず使います。
一週間後、一ヶ月後、一年後の自分のためにも、
わからないところは復習して講義に臨んでください。

月曜5限、水曜1限 応用数学
内容:この講義では、数学を物質・生命・環境などへと応用する上で欠かせない確率・統計と常微分方程式を学びます。
確率・統計は実験データやアンケート結果などを数学的に処理し、そこから導かれる事実を正しく読み取るために欠かせない学問です。
また、常微分方程式は考察対象の時間・空間による変化を調べるための強力な道具となります。
「確率・統計を用いてデータから正しい結論を導く方法を身につけること」及び「常微分方程式を用いて自然現象や社会現象を解析する力を養うこと」を目的とします。

水曜3限 生命環境化学ゼミナールII
卒業研究の前段階となるゼミです。
詳しくは卒業研究を参照してください。


☆2020年度前期☆

●福岡工業大学で下記の講義を担当しています。
※詳しい講義内容はシラバスを参照してください。

月曜1限 情報数理I(大学院共通科目)
内容:本科目では統計について理論、及び統計ソフトを用いたデータ処理について学びます。
授業では主にPythonを用います。
ソフトの操作と統計における基本的な事柄について学んだ後、区間推定、t検定、カイ二乗検定、統計モデルについて学びます。
大学院共通科目ということで、数学・計算機共に様々な背景を持つ学生が受講すると思いますので、
本科目ではPythonと統計学の知識は仮定せず、基本的に教科書に沿って授業を進めます。
Pythonを使い慣れている人や統計学を使い慣れてる受講生にとっては、
一部簡単過ぎる部分もあるかもしれませんが、ご容赦頂ければと思います。

月曜4限、月曜5限、火曜1限 解析I
内容:微分積分は、数学を用いて自然現象や社会現象を記述する際の主力な道具の一つです。
日本語などの自然言語だけでは表現しにくいことでも、数式を使えば明確に表現することができますし、
その数式を解析することにより現象の様々な性質を予測・解明することができます。
この講義では、微分積分学の準備となる関数・極限の基本事項を身につけ、その後微分の定義や計算・応用を学びます。
「初等関数の基本的な性質を理解すること」「極限や微分の概念を身につけ、具体的な計算ができる能力を身につけること」、
及び「微分を用いて関数の性質を調べる能力を身につけること」を目的とします。

火曜4限、金曜3限 基礎数学
内容:数学は工学や科学における言語です。外国語がわからないと外国では地図も読めず人の話もわからないように、
数学がわからないと理工系学部では教科書も読めず講義もわかりません。本科目では、数学を応用する際の基礎となる、
指数・対数、複素数、行列・行列式について学習をします。
また、各単元について、物質・生命・化学との関わりについても学習します。
「工学や科学を理解する言語としての数学の基礎を身につけること」及び
「数学と専門分野との関係を身につけること」を目的とします。

水曜3限 生命環境化学ゼミナールI(全15回のうち1回担当)
生命環境化学ゼミナールII及び卒業研究の紹介です。
皆さんが後期以降所属する研究室を決めるための重要な講義になりますので、
しっかりと視聴し、各研究室で行われている研究の内容と自分の興味についてしっかりと考えて
後悔の無い研究室選びをしてください。