JABEE

情報通信工学科の教育方針

1.アドミッション・ポリシー

「入学者受け入れ(アドミッション)の方針」です。
情報通信工学科では、次のような目標を持って学ぶ人物を受け入れます。
今日の情報通信関連技術は、インターネットや放送、携帯電話等のみにとどまらず、あらゆる産業分野における基幹技術としての影響力を持つようになり、社会生活の中に深く関係しています。このように、情報通信工学の裾野が限りなく広がり、技術的な可能性が満ち溢れる世界で、独創性を発揮し、多様化する先端技術を開拓できる技術者の育成を学科の目標とします。この目標に向けて学習する意欲のある人物を受け入れます。

2.カリキュラム・ポリシー

情報通信工学科のカリキュラムを履修するにあたっての「学習教育目標と単位授与の方針」です。
具体的な学習教育目標や科目毎の成績評価法(達成度評価と単位取得)については、「学生便覧」や「授業計画(シラバス)」を精読して下さい。

<学習教育目標の概要>
情報通信工学科では、コンピュータやネットワークの原理、プログラミング、通信工学の基礎理論と、これらを理解するのに必要な数学や物理等の基礎的素養を学生諸君に身につけて欲しいと考えています。また技術者として、意見を述べたり聴いたりするコミュニケーション能力(英文読解を含む)や、法と倫理を理解し実践する能力も必要です。更に、専門的な知識をもとに自主的・継続的に学習ができ、現実的な条件下で計画的に問題を解決する能力を養うことも重要です。
情報通信工学科の各科目は、上に述べた事項を目標として掲げています。計画的に単位を取得し、社会に通用する技術者を目指して学習して下さい。

<情報通信先端工学コースと情報通信基盤工学コース>
2年生になると、「情報通信先端工学コース(先端コース)」と「情報通信基盤工学コース(基盤コース)」のいずれかのコースに属して勉強することになります。コースについての詳細は、学生便覧に掲載されている「情報工学部履修要項」と「情報通信工学科・技術者教育プログラム要領」を参照して下さい。「先端コース」を選ぶと、卒業に要する単位数が「基盤コース」より多いものの、情報通信工学の基礎から応用まで深く学ぶことができます。また将来、日本技術者教育認定機構(略称JABEE)によるプログラム認定が「先端コース」に与えられた場合には、「先端コース」卒業生に対してのみ「技術士補」の資格が授与されることになっています。

3.ディプロマ・ポリシー

情報通信工学科を卒業する学生に対する学士(情報工学)の「学位(ディプロマ)授与の方針」です。
進級や卒業の条件に関しては、学生便覧を精読して下さい。特に、「情報通信先端工学コース」と「情報通信基盤工学コース」の進級・卒業条件は異なっているので、学生便覧に掲載されている「情報工学部履修要項」と「情報通信工学科・技術者教育プログラム要領」を注意して読んで下さい。
情報通信工学科では、カリキュラム・ポリシーの項で概要を述べた「学習教育目標」を定めています。卒業に必要な所定の単位を修得した人は、学科の学習教育目標を全て達成したとみなされ、卒業が認められます。情報通信工学科の卒業生には、学士(情報工学)の学位が授与されます。