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メッセージ

※ 学生の学年等の表記はすべて取材時のものです。

福工大を選んだ理由

生物と環境を深く学べる最適な大学だったから。

高校時代に体験した、「ボランティア活動」が進路選択に大きく影響しています。ボランティア活動を通して、他人事だった自然災害や環境汚染を身近に感じたことで、大学では環境について学びたいという気持ちが芽生え、次第に大きくなっていきました。生命環境化学科を擁する福岡工業大学は、まさに環境分野を広く学べる最適な大学。化学の知識を通じて生物と環境を深く学べること、しかも自宅から通うことができる立地環境に魅力を感じ、入学を志望しました。

 

研究室での研究について

テーマは、「超臨界・亜臨界抽出を用いた天然物からの生理活性物質の分離・精製」。

超臨界流体、ナノ粒子、多孔質材料などの研究を行う研究室に所属しています。私の研究テーマは、「超臨界・亜臨界抽出を用いた天然物からの生理活性物質の分離・精製」です。一般に天然物からの有用成分の抽出には、ヘキサンなどの有機溶媒を用いた溶媒抽出法が用いられていますが、抽出物中の残留溶媒の悪影響が問題とされてきました。一方、高圧の水や二酸化炭素等を用いる超臨界・亜臨界抽出技術は、圧力操作による抽出溶媒の分離除去が可能であり、抽出物中の残留溶媒の心配もないことから、クリーンな抽出技術として注目されています。

 

内定先企業を選んだ理由

環境分野への高い貢献度と安定的な事業が魅力だった。

就職が内定した日鉄環境エネルギーソリューション株式会社は、廃棄物の処理施設、資源化施設などの環境施設の運転・管理などを業務とする会社です。私が同社を選んだ理由は、注目度の高い環境分野への貢献度が大きく、あわせて事業そのものが安定しているからです。また入社選考の過程で、「学生一人一人に向き合っている企業」と実感したこと、さらに、この会社なら自分らしく働くことができると思ったことも入社を志望した要因になりました。

 

内定先企業で活きる能力

資源循環工学で学んだ多様な知識が役立つはず。

たとえば、生命環境化学科で学ぶカリキュラムの中に、「資源循環工学」という科目がありますが、この授業では、金属精錬やリサイクル、熱エネルギー計算などを学びました。この知識は、内定企業の事業である廃棄物の処理施設、資源化施設などの環境施設における運転・管理などの業務にしっかり役立つと思っています。

 

今後の目標や将来の夢

仕事に関わる周囲の方々から信頼される人材に。

私の入社後の目標は、お得意先はもちろん社内の先輩方、また関連する企業の方々など、仕事に関わる周囲の人たちから信頼される人材になることです。そのためにも、入社後に与えられた仕事を完璧にこなし、さらには専門性を高め、資格取得にも意欲的に取り組もうと思っています。また、多様なプロジェクトへの積極的な参加や、先輩からの指導を通じて社内組織に貢献できるように成長したいです。

出身:
福岡県筑紫台高等学校
所属:
松山研究室
内定先:
日鉄環境エネルギーソリューション株式会社
 

福工大を選んだ理由

思い描いていた夢を叶えられる大学だと思った。

高校時代、先生から「学生への面倒見の良い大学」と勧めていただき、興味を持ったことがきっかけです。学習環境やサポート体制が充実していること、また学生の高い就職満足度を知ったことも進学意欲を高めましたが、総体的に、多様な分野を広く学ぶことで思い描いていた夢を叶えられると考えて福岡工業大学を選びました。アクセスの良さと研究施設が充実しているところも魅力で、面接で先生方とお話しした際に真摯に向き合っていただいたことから、学生に寄り添う姿勢も素敵だと感じました。

研究室での研究について

「モール温泉」の成分分析が研究のテーマ。

私は「モール温泉」という、腐植した植物を含む温泉水の成分分析をテーマに研究に取り組んでいます。研究では主に、気体・液体のサンプルについての測定を行うガスクロマトグラフィーという分析装置を用い、各地から採取した温泉水の定量・定性分析を行っています。モール温泉は普通の温泉と違い、温泉としての成分の定義が存在しないため、分析装置にかけた後の再解析ではどんな結果が出るのかワクワクしています。

内定先企業を選んだ理由

今までの経験を活かして社会へ貢献するために。

将来的に、人々の生活の基盤を支える仕事がしたいと思い就職活動を始めました。インフラを支える企業は数多くありますが、その中でも東京電力ホールディングスは、グループ一丸となって大きな使命に立ち向かう企業であり、社員一人一人が責任をもって働く姿に自分の経験と重なるものを感じました。小中高校での生徒会活動や4年間のローカルアイドルの活動で得た、「他者と協力しながら大きな目標を達成してきた経験」を活かしつつ、電気を安定的に供給する仕事を通して「社会に貢献したい」と改めて思ったことが入社につながりました。

内定先企業で活用される能力

授業や研究室で培った考える力が活きるはず。

たとえば「先端生命環境化学実験」という授業や、所属する「三田研究室」での研究ではメンバーと共同で研究に取り組むことが多々ありました。他者と協力して意見を出し合いながら、より良いアイディアを生み出す能力は、社会人になり、会社で働く際にも多分に活かされると思います。試行錯誤を重ねながら目的へ着実に近づく…考える力や継続する力を、就職先でも活かしたいです。

今後の目標や将来の夢

「電気の安定供給と電力コストの低減」に挑戦を。

内定先の東京電力ホールディングスは、数多くのグループ会社、関連会社を抱える大手の電力会社であり、「安心で快適なくらしのため エネルギーの未来を切り拓く」をグループのミッションに掲げています。私は、この会社の送配電事業に携わることになっており、業務を通じて「電気の安定供給と電力コストの低減」にチャレンジし、入社を志望した理由にもあるように、人々の生活の基盤を支えていきたいと思っています。

出身:
福岡県久留米市立久留米商業高等学校
所属:
三田研究室
内定先:
東京電力ホールディングス
 

福工大を選んだ理由

就職活動を手厚くサポートしてくれると確信。

オープンキャンパスで訪れた際に、施設が充実していると感じたこと、また先生と学生の関係性が良いと思ったことなどが影響しています。また、就職率や就職満足度が高く、自分が就職活動をする際に手厚いサポートをしてくれると確信し、福岡工業大学を選びました。モノづくりにも興味があったため工学部へ進学することにしましたが、高校時代は「将来やりたいこと」がはっきりしていなかったため、興味のあった化学分野を学ぶことを決心しました。生命環境化学科は資格取得を支援してくれる点や、物質科学、環境・エネルギー、生命科学、食品など幅広く様々なことを学べることもあり、この学科なら自分のしたいことや夢を見つけられると思い選びました。

研究室での研究について

スティック状の化粧品に用いられる原料を研究。

私は研究室を選択する時点で、化粧品、飲食品の2つの分野に関心がありました。そこで化粧品や食品の両分野を学ぶことができ、化粧品、食品メーカーへの就職率が高い桒原研究室を選択しました。現在は、コンシーラーやリップなど、スティック状の化粧品の原料であるオイルワックスゲルの混合系を作製し、配合比率の違いによる構造の特徴や物性の比較を行っています。特に近年では、再生可能性の観点から、石油系由来の原料を自然由来の物質に置き換えるニーズが高まっているため、石油系の原料だけではなく、自然由来の原料を用いて研究を進めています。

内定先企業を選んだ理由

お酒の仕事に関わりながら鹿児島を盛り上げたい。

内定先の濱田酒造株式会社は、主に焼酎とリキュール類の製造・販売を行っているお酒のメーカーです。私が酒造会社を選択した理由は、地元の鹿児島が焼酎産地として有名であり、お酒を通して鹿児島を盛り上げていきたいと思ったからです。また、濱田酒造を志望したのは、パッケージやラベルにもこだわっていて、目で見ても楽しめる焼酎を造っていることに惹かれたからです。幅広い層に焼酎を楽しんでもらうため、ライチ風味や柑橘系風味の焼酎など、革新的な焼酎を造っている事業方針はとても魅力的で、私自身、楽しみながら仕事に携われるうえ、学んだ食品分野や生物分野の知識を活かせると考えました。

内定先企業で活用される能力

様々な講義や実験で学んだ知識を業務に活かせるはず。

3年次に、食品微生物学や微生物学の講義で焼酎やビール、ワインなど様々なお酒の造り方、酵母、特徴について学びました。入社後、どのように焼酎に関わるかは分かりませんが、そこで学んだお酒の知識は、これから働く上できっと活かされることでしょう。また、食品衛生学、環境衛生学、毒性学、食品分析学などでは様々な飲食品の取り扱いなどを学び、食品学実験では、食品の栄養成分の分析を行うなど実践的な体験ができました。これらの知識は、安心安全なお酒の製造、品質管理に活用できるはずです。

今後の目標や将来の夢

若者に気に入ってもらえるお酒を造ってみたい。

私は、総合職として採用されたため、まだ入社後の配属部署は分かりません。しかし、会社事業の根幹をなす製造職や品質管理など、広い部署の様々な職種を経験しながら、濱田酒造が造りだす焼酎、リキュール類の知識を深めていこうと意気込んでいます。そして将来的には、ぜひ商品開発に携わりたいと思っています。焼酎を愛飲する幅広い年代の方々はもちろん、特にお酒離れをしている若者に気に入ってもらえるような革新的なお酒を造りたいです。

出身:
鹿児島県立松陽高等学校
所属:
桒原研究室
内定先:
濱田酒造株式会社
 
 

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