平成23年度 福岡工業大学 教育・研究活動報告書
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- 日米協同教育プログラムが学生支援機構に補助採択されるなど、 充実した国際教育プログラムが高い評価を受けま した。
学長主催のトップクラス学生向け 日米共同教育プログラム
平成23年度学生支援機構 留学生交流支援制度採択
協定校であるカリフォルニア州立大学イーストベイ校の学生とのディベートや米国で 活躍中の外交官や企業家などによる講義を通じて、 幅広い職業観 人生観を培うため ・ に 「学長主催のトップクラス学生向け日米共同教育プログラム」 を実施しました。 本取
成 23 年 度 ハ イ ラ イ ト 平
組は 「学長インターンシップ型」 として、 学長自ら企画から学生引率まで参画責任を担 い、 グローバル人材育成を図るものです。 各学科から推薦された12名の学生が参加 し、 講義やアクティビティを通じて、 学生の意識が大きく変化したことが窺えました。
5 カ国5大学との短期プログラム
大
毎年主として夏休み期間中に本学から各国の協定校に学生を派遣し、現地の文化を 実体験し、視野を広げるプログラムを実施しています。平成2 3年度はカリフォルニア
大 学 院 の 取 組 ・
学
州立大学イース トベイ校、韓国・慶星大学校、中国・大連理工大学に計2 4名の学生 を派遣しました。また、海外から本学に学生を受け入れるプログラムも併せて実施して おり、タイ・キングモンクッ ト工科大学から2 2名、オーストラリア・バララッ ト大 学から10名の学生を受け入れ、ホームステイや企業訪問を通じ、日本文化への理解 や日本語能力の向上を図りました。?
オレゴン州立大学との研究セミナー
本学大学院工学研究科と米国・オレゴン州立大学工学部との研究セミナーが平成23 年11月に開催され、修士課程の学生3名、博士後期課程の学生1名、教職員4名が 参加し、学生達が日頃の研究内容を英語で発表しました。オレゴン州立大学は創設 140年の歴史を誇る伝統ある総合大学であり、特に工学分野の研究はこれまで大き な成果を残しています。今後も本学大学院はオレゴン州立大学との交流を深める予 定としており、平成2 4年度から本学とオレゴン州立大学をネッ トワークで結び、ロボ
短 大 の 取 組
地 域 貢 献
ッ トの遠隔研究を開始する予定としています。
キングモンクッ ト工科大学との 北華大学、 ツイニングプログラム、 南京理工大学との ダブルディグリープログラム
施 設 ・ 設 備
本学は平成2 0年に北華大学、平成2 2年にキングモンク ト工科大学に「日本語センタ ッ ー」を開設し、本学への留学を希望する学生に対し、現地で日本語教育を行った後、 受け入れる制度を実施しています。平成 3 2 年度は北華大学から 名、キングモンク ト 6 ッ 工科大学から 5名の留学生を受け入れました。また、南京理工大学とは平成2 0年度よ り大学院の合同プログラムを実施しています。南京理工大学大学院から本学大学院に 留学し、本学で修士号を取得した場合、南京理工大学でも修士号が授与される仕組み のプログラムです。平成 3 2 年度は本プログラムを通じ 名の留学生を受け入れました。 2
営 ・ 財 務 経
国際交流サポーター制度
留学生との交流を通して日本人学生の視野を広げ るため、また、外国人留学生の日本語力向上や生 活支援のために、平成21年に国際交流サポーター 制度を設立しました。その後学生主体の交流が活 性化し、 国際交流サークルが設立されるまでに至り、 交流の深化に貢献しています。 キャンパスの国際化、
デ ー タ 集
FUKUOKA INSTITUTE OF TECHNOLOGY
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