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gnuplot,MATLABを使ったグラフの作成

プログラミングの方法として,可能な限り単純な仕様 を満たすものをまず書くべきである.今回は数値シミュレーションの正当性をま ずチェックすることにした.文献[1]の結果を参考にした.特に回転 エネルギーが時間に関して不変であることを確かめた.一般論として,実時間 アニメーションを行なうための複雑なGUI(Grahical user interface)は最初は避 けるのがよい.とりあえずシミュレーションの計算結果をちょっと見て みよう,というとき,グラフ作成ツールgnuplotを使うのが良い考えである.我々 はMATALAB が使える環境にあるのでMATLAB を使った.次の図 2.1$ \sim$2.4は計算結果をMATLABでグラフ化し PostScript(EPS)ファイルに変換したものである.

図 2.1: 角運動量ベクトルの成分$ La$の符号は変化しない
\scalebox{0.45}{\includegraphics[clip,keepaspectratio]{zu-La-2.1.eps}}
図 2.2: 角運動量ベクトルの成分$ Lb$の符号は変わる.
\scalebox{0.45}{\includegraphics[clip,keepaspectratio]{zu-Lb-2.1.eps}}

図 2.3: 角運動量ベクトルの成分$ Lc$の時間変化                          
\scalebox{0.45}{\includegraphics[clip,keepaspectratio]{zu-Lc-2.1.eps}}
図 2.4: c軸がz軸となす角の余弦の時間変化. -1から1までで変化してい るからペンチが上下反転している.
\scalebox{0.45}{\includegraphics[clip,keepaspectratio]{zu-cosbeta-2.1.eps}}


Kawabata Shigetoku
平成15年4月28日