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本研究室では未利用地域資源(おがくず、コーヒー粕、焼酎粕、ゆず残差、食品系廃棄物、水産系廃棄物、廃タイヤ、廃塗料、廃プラスチック、流木、海洋プラスチックごみなど)を活用した高機能炭素材料の開発を行っている。開発した炭素材料は、金属空気電池の正極や電気二重層(ハイブリッド)キャパシタ用電極へ応用し、より実用レベルに近い電池・キャパシタのモジュール化、システム化までを行っている。他にもキャパシタに関連する研究テーマとしては、診断技術の開発や劣化メカニズムの解明、燃料電池とキャパシタを搭載したエコラン車の開発、電力系統におけるキャパシタの疑似慣性システムへの応用研究も手掛けている。関連企業との共同研究では、二次電池(鉛蓄電池)のサルフェーション劣化の抑制技術を開発し、鉛蓄電池の延命、長寿命化を図る研究や自動車解体企業の協力の下で自動車用バッテリーの再生・リビルド化に関する研究にも取り組んでいる。ここ数年は防災・減災を意識して、非常時・緊急時に水(唾液、尿でも可)さえあれば数分でスマートフォンを充電でき連絡手段を確保する、持ち運びに便利な名刺カード型電池なども開発した。多くの大学・企業とつながり、SDGs達成へ向けて研究開発に取り組んでいる。
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