平成23年度 福岡工業大学 教育・研究活動報告書
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- 地 域貢献
地域住民会議、 ボランティア活動への参加などの地域 貢献活動を通じて人間力と社会性を育成しています。
大学の様々な資源を地域へ還元し、地域社会の発展に貢献することは大学の重要な使命であると考えてい ます。また、地域貢献活動を学生の人間力、社会性を養成する重要な教育の場であると考え、地域の皆様 と一体となった学生教育を しています。
環境保全や防犯活動を通じて、 地域の皆様と一体となった学生教育を行っています。
キャンパスサミッ ト
ゴミ出しマナーや騒音、不法駐車など、かつては大学周辺で暮らす学生たちの生 活態度について、地域のみなさまから多くの苦情が寄せられていました。そこで、 この深刻な問題を解決する手段のひとつとして、地域の町内会長をはじめ、大学 教職員、JR、警察署、東区役所、学生自治会で構成される会議体・キャンパス サミッ トを平成9年に設置。以来、偶数月に実施する会議を今日まで74回重ね、 地域社会に対する信頼関係を確立するにいたりました。
リサイクル事業
平成15年より、大学と地域住民や周辺の商店会のみなさまなどが連携し、リサイ クル事業を実施しています。 「住みよいまちづくり」 「地球にやさしい環境づくり」 を推進するために活発な情報交換や情報発信を行うなど、活動拠点となるエコス テーションを設置し、 地域の老人会の協力も得て、 まちの環境美化に努めています。
清掃奉仕活動
かつて、 学内のいたるところにあったゴミやタバコの吸い殻の 「ポイ捨て」 に対し、 学生自治会の協力のもと「キャンパスクリーンアップ作戦」を実施し、JR福工大 前駅から大学敷地内まで、学生と職員がいっ ょになってゴミ拾いに取り組んだ結 し 果、キャンパス内からポイ捨てがなくなってきました。今では大学周辺地域にま で範囲を広げ活動。 毎月第3水曜日を 「キャンパスクリーンデイ」 とし、 学生・職員・ 地域のみなさまで清掃活動を行っています。
地域安全防犯パトロール
福工大に隣接する和白東自治協議会では、自分たちの街は自分たちで守ろうと自 警団が組織されています。その自警団に本学学生と職員も協力し、平成17年に 学生寮の寮生を中心とした夜間巡回の自警団「セーフティパトロール隊」を発足 しました。また、平成22年には、一般学生に呼びかけ小学校の下校時間に着目し た「コミュニティパトロール隊」を結成し、その活動が財団法人学生サポートセ ンターより評価され、表彰されました。
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FUKUOKA INSTITUTE OF TECHNOLOGY
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