平成23年度 福岡工業大学 教育・研究活動報告書
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- 学生ニーズに対応したきめ細かな学習支援で 修学意欲の向上を図っています。
高 短 連 携 教 育
3 校 の 高 校 生に単 位 互 換 授 業を実 施するなど、 高短 連 携 教 育を積 極 的に推 進
近年少子化による高等教育のユニバーサル化が進み、目的意識が乏しいまま大学・ 短大に入学する学生が増加しています。本学では入学後のミスマッチの防止や、学生 生活の充実のためには、高校時代から短大での学習内容を把握することが有効である と認識し、高短連携教育を推進しています。平成23年度は夏休み期間中に3校(附属 城東高校、福智高校、博多青松高校)の学生に対し、単位互換授業を実施しました。 今後も協力高校の拡充など、高短連携教育を積極的に推進していきます。
成 23 年 度 ハ イ ラ イ ト 平
基 礎 学 力 の 養 成
入 学 前からの 継 続した補 習 教 育により 基 礎 学 力 の 底 上 げを実 施
大 学 ・ 大 学 院 の 取 組
短大での学習理解を深化させるためには、高校レベルまでの基礎学力を確立すること が重要であり、入学前から個々の学生のレベルに応じた基礎学力向上策を継続的に実 施しています。入学予定者に対する作文添削、入学後の個人面談と学力別基礎学力 養成講座の開講などを通じ、基礎学力の底上げを図っています。
修 学 支 援 体 制
学生 一 人ひとりの 顔 が 見える、 きめ細かな 学生 支 援を実 施
本学ではクラス担任制度の導入や学生全員の学生カルテを整備するなど、学生一人ひ とりの個性に応じた学生支援体制を整備してきました。また、短大生全員が所属する 教養ゼミでは教員のみならず、職員も参加し、保護者との連携を強めるなど、教職員 一体となって入学から卒業まで責任を持って学生対応を行っています。平成23年度は
短 大 の 取 組
地 域 貢 献
進路相談室を開設し、進路相談専門職員を常駐させるなど、学生支援体制を進路指 導面にも拡大し、一層の充実を図りました。
語 学 ・ 国 際 教 育
カリフォルニア州 立 大 学イーストベイ校で 3 週 間 の 英 語 研 修を実 施
施 設 ・ 設 備
本学の協定校である、米国カリフォルニア州立大学イース トベイ校にて「夏季英語集 中講座」を実施しました。約3週間のプログラムで、参加者は現地の家庭にホームス テイするなど、語学力の向上だけでなく、現地の文化に密接に触れ、視野を広げても らうことも考慮したプログラム構成にしています。参加者からは「将来につながるかけ がいのない経験ができた」などの感想が寄せられるなど、人間性の向上に役立ってい ます。
経 営 ・ 財 務
資 格 取 得 支 援
報 奨 制 度などの 取 得 支 援 の 拡 充で 在 学 生 の 大 半 8 9 .3 %) 資 格 取 得 ( が
本学では実務能力の養成に資する資格取得支援を積極的に実施しています。平成23 年度は資格e-ラーニングシステムや資格報奨制度の拡充、夏期休暇中の特別講座開 講などの施策を実施し、その結果、資格受験率96.5%(受験者数373名) 、資格取得 率89.3% (取得者数343名) と在学生の大半が資格受験にチャレンジし、 合格しました。
資格取得実績の詳細はP50
デ ー タ 集
FUKUOKA INSTITUTE OF TECHNOLOGY
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