北山研究室
1.オゾンを、触媒によってさらに酸化力の大きな活性酸素に転換する水処理技術「促進酸化処理」を研究しています。
2.天然色素を用いた「色素増感太陽電池」や、可視光で水を分解して水素を発生させる「ソーラーフュエル」の開発を行っています。
呉研究室
蜃気楼現象で知られる光の偏向を利用して、植物表面のCO2などの物質の出入りをリアルタイムで計測できる新しい分析法の開発や、化学発光を利用した環境試料・生体試料中の微量な活性酸素の測定等を行っています。
松山研究室
超臨界流体と呼ばれる特殊な高圧状態を利用して、化粧品、薬剤、触媒、健康食品等に応用可能なナノサイズの微粒子や多孔質材料等の環境にやさしい製造技術の開発を行っています。素材のナノ構造を制御して、優れた機能性を持つ材料の実用化を目指します。
久保研究室
世界的な人口増加、生活水準の向上に伴って多くの資源が枯渇しつつあります。水溶液化学、高温溶融、パルス粉砕、超伝導選別など様々な分離技術を駆使して、未利用の廃棄物から資源を回収する手法を研究しています。
宮元研究室
水と粘土鉱物から得られる新しいハイテク素材「無機ナノシート液晶」を柔らかい高分子素材と組み合わせる研究を進めています。環境に優しい新素材のみならず生物を模した柔らかい「分子ロボット」を作ることを目指します。
蒲池研究室
最新の計算化学の手法を使い、化学の複雑な現象を計算機上でシミュレーションしています。材料や触媒などの物質化学、酵素や創薬などの生命化学を含む広い分野に応用可能です。実験だけでは分からない問題について、解答を与えることを目指しています。
福永研究室
何気ない日常生活の中にも、周りを見渡すと様々な「かたち」に満ち溢れています。平らなもの、丸いもの、尖っているもの、捻じれたり結ばれたりしているものなど。これらの様々な「かたち」に関する性質を、数学的な道具を用いて解明します。
赤木研究室
からだを構成する様々な細胞に変化 (分化)する能力を持つ多能性幹細。なぜ多能性幹細胞がこの性質を持っているのか、遺伝子工学・工学技術を利用して解明することで、再生医療の基盤確立を目指しています。
桑原研究室
九州産の天然資源に含まれる化粧品の素材になり得る成分について研究を行っています。また、化粧品や食品の調整プロセスで重要な乳化に関する研究も行っています。
永田研究室
食品は医食同源の考えに基づき体調調節作用を有すると考えられてい ます。我々の研究室では、食品および食品素材に含まれる成分が疾病の予防や改善にどのような働きを示すのか細胞や動物を用い研究を行っています。
三田研究室
様々な環境試料中の有機物分析により、生物の環境適応など環境と生物活動の関わりを探っています。さらに、原始地球での生命の誕生や、地球外生命体の存在の可能性といった謎の解明も目指しています。
天田研究室
環境汚染物質を分解する微生物や有用な物質を生産する微生物を分離・培養し、それらの遺伝子や酵素を精製し解析しています。
奥田研究室
薬剤への耐性を獲得した微生物の蔓延は幅広い分野で問題視されています。新たな薬剤の探索や耐性メカニズムの解明を通して、耐性化 のリスクが低い「サスティナブルな微生物制御技術」 を開発することを目指しています。
長谷(田丸)研究室
生産過程で廃棄される、もしくは用途の狭い農水産物を用いて、美味しくかつ健康維持・増進に役立つ加工食品の開発や評価を行っています。農水産物の高度利用による地域活性化や、各種疾病予防を目指しています。