就業力育成プログラム

就業力育成プログラム

カリキュラムについて

本学では、本学学生が習得すべき就業力を4つの要素「志向する力」「共働する力」「解決する力」「実践する力」に分けて身につけていくカリキュラムを「就業力育成プログラム」として全学的に体系化し、全学生が4年間の学習成果として確かな就業力を身に付けることができる取組を開始いたしました。

同プログラムは、企業が求める人材像と教育目的との整合という視点で構築され、コミュニケーション教育の全学的展開を図り、産官学連携での「招聘講義」とインターンシップにより実践的人材の育成を目指しています。具体的には、低学年次にキャリア形成の基礎固めを行うための科目配当を行うこと、コミュニケーション教育関連科目を強化すること、「就業力コア」として就業力育成に関する科目の体系を明示することなどを基本方針として構成しており、平成24年度新入生からプログラムを実施いたします。

就業力育成プログラムについて

志向力

「志向する力」は、将来の職業や生き方について自ら考え、目的とする方向を目指して行動していく力です。この力の育成のために、入学前には、自分の将来についての作文課題が課され、入学後の個人面談では、提出された作文の内容に基づいたアドバイスが行われます。

また、1年次前期の「キャリア形成」(必修、2単位)では、基礎的なスタディ・スキルのほか、目標設定、計画立案、自己管理等の具体的手法を学び、作文と面談を通じて考えてきた自分の大学生活や卒業後の職業生活への展望をさらに明確なものにできるように学んでいきます。社会環境学科では「キャリア形成Ⅰ」

キャリア形成の授業内容はこちら
共働力

「共働する力」は、共に考えを伝え合い、協力しながら活動する力です。この力の育成のために、1年次前期の「日本語表現」※1(選択、2単位)では、大学生活で目的に応じて文章を書くために必要な日本語の基礎知識や書き言葉の表現法を身に付けます。また、1年次後期の「コミュニケーション基礎」※2(必修、2単位)では、グループワークを通じて、論理的思考や基本的な議論・プレゼンテーションの方法を実践的に習得していきます。

※1社会環境学科では「日本語表現Ⅰ」(1年次前期、選択、2単位)、「日本語表現Ⅱ」(1年次後期、選択、2単位)
※2社会環境学科では「コミュニケーション基礎」(2年次前期、必修、2単位)

コミュニケーション基礎の授業内容はこちら
解決力

「解決する力」は、問題を発見し、適切な方法でその解決を図る力です。この力の育成のために、2年次、3年次には、各学科における「技術者倫理」およびそれに相当する科目で、ケースメソッドとグループディスカッションの手法を用いた授業が展開され、問題発見から解決策の提案までのプロセスを学びます。

またそれと同時に、技術者が社会に対して保持すべき倫理観を身につけ、専門分野における思考力・問題解決力・コミュニケーション力を高めていきます。

技術者倫理の授業内容はこちら
実践力

「実践する力」は、学んだ知識を応用し、実際の仕事の中で活用していく力です。この力の育成のために、「就業実習」(2年前期、3年前期)では、インターンシップを実施し、就業体験(企業において実習・研修を経験すること)を通じて、実際的な職業観を高めていきます。

就業実習の授業内容はこちら

また、より高度な実践力を身につけるために他学科で開講されている「特定専門科目」を受講できる制度が設けられています。

特定専門科目群の履修について

「特定専門科目」では、学科の枠を超えて専門知識の背景や周辺領域等を学ぶことによって、知識の幅を広げ、より専門性を高めることができるほか、地元企業や行政機関より講師を招いて行う数回の招聘講義またはインターンシップが組み込まれ、地元ならではの実践的知識や経験を得ることが可能です。 特定専門科目は、①制御系科目群、②組込みプログラミング系科目群、③環境エネルギー系科目群の3グループに分けられ、それぞれの科目群に受講可能な他学部他学科の科目が指定されています。

制御系科目群の例

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