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ゲインズビル到着

 フロリダに向け出発.成田→アトランタ→ゲインズビルで向かう.アトランタではImmigration(入国審査)で2時間くらい時間が掛かりました.到着ゲート変更で人が集まってしまったためと,観光客が多かったためだと思われます.後で確認すると,ここまで時間が掛かることはあまりないらしいとのことで,時期的なものも関係あったかもです.乗り継ぎに間に合わなかったため便を変更してもらいました.ゲインズビルまでは小型機で,もしかしたら乗れないと思われましたが,子供がいるからなのか優先して乗せてもらいました.この辺の心遣いが早速嬉しかったです.最終目的地のゲインズビル空港はとても小さな空港で,スーツケースを受け取るところもなく,時間も23:00ぐらいだったので早速不安になりました.そんな中,同じラボの札幌医科大学S先生の奥さんがゲート外から満面の笑顔で手を振ってくれていて,とても安心しました.初対面だったけど,ずっとFB等でやりとりをしていて,どこか懐かしさも感じました.スーツケースは外というか,普通の共有スペースで受け取るようで,同じラボの札幌医科大学S先生大阪市立大学I先生がすでにそこで待機してくれていました.日本スタイルがすっかり消えたフロリダスタイルの2人の先生は,沢山のスーツケースをピックアップしてくれて,車で荷物と私達家族を家まで運んでくれました.
 奈良県立医科大学W先生が住まわれていた家をそのまま引き継ぐことは,札幌医科大学S先生大阪市立大学I先生も知っていて,鍵も預かってくれていました.奈良県立医科大学W先生と入れ替わりで住む家は,奈良県立医科大学W先生が帰国されてから24時間も経っていなかったため,異国の地でも安心して寝られました.布団をはじめ生活をしていくための家具は全て揃っていて,家族みんなで新しい家に大興奮でした.そんな中,最低限の食料や水を買いに大阪市立大学I先生がお店に連れて行ってくれたり,札幌医科大学S先生夫妻が最低限の情報を教えてくれたりしました.明日,大阪市立大学I先生が生活セットアップを1日中手伝ってくださるということで約束をし,想像していた以上に安心で楽しいフロリダでの1日目が終わりました(始まりました).
 そしてとても心遣いが嬉しかった出来事がもう1つ.この日の朝帰国された奈良県立医科大学W先生家族は家具などをそのままにしてくれたのはもちろん,冷蔵庫にはフロリダのビールを6瓶入れてくれていました.未だお会いできていませんが,とても嬉しかったです.

・アトランタ空港
・ゲインズビル空港
・札幌医科大学S先生家族と大阪市立大学I先生と出会う
・Windmeadows(自宅)


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生活セットアップ其の1 
【特に重要な事】

 13:00まで日本からの移動で溜まっていたメールの整理などをし,大阪市立大学I先生が生活のセットアップのサポートをしてくれました.街中を走る間,道の名前のルール,よく使う道,ラボの場所,ダウンタウンのこと,など教えて下さいました.今日のセットアップの順番と内容は以下の通りです.大阪市立大学I先生がいなければ数日掛かるところでした.大阪市立大学I先生は私がしてもらったことをしているだけですよ,と笑顔で言ってくれました.こんなコミュニティーの一員になれて嬉しい限りです.
 大阪市立大学I先生が教えてくれた米国マナーの1つに,窓口やレジでのスタッフの対応が驚きました.日本ではお客様は神様的な感覚がありますが,米国ではスタッフもお客も対等です.したがって,レジや窓口に誰もいないからといって呼んではいけないし,早くしろ!というのも駄目です.そんな場合は,ずっと待つか今度にするかということでした.レジで前の人はスタッフと雑談し始めることも珍しくないようで,GRUでは私達が日本人だと知ると,日本に観光に行ったことがあって,とても素晴らしい国だと話し出すと同時に,スマホで撮影した京都の写真を見せてくれました.

・Bank of America(米国銀行)
・GRU(電気関係)
Popular Imports Auto Sales(ミドリさん)
・COX(インターネットとテレビ)

 

Bank of America

 
Bank of Americaの口座開設

 Checking acountとSaving acountがあり,両方作ることにしました.それぞれ普通預金と定期預金のようなものです.必要な書類は以下の3つです.

・パスポートなど身分を証明するもの.

・住居の契約書の写し.米国の銀行はアメリカ在住者にしか口座を開設できないことから,在住している証明が必要.

・最初の預け入れ現金.

 日本から送金するための送金先口座情報も教えて貰いました.夫婦名義もできるということだったので,後日妻と行くことにしました.開設時には小切手も貰えます.(もらったときはこれが小切手だとは気づきませんでした).小切手は最初と最後の家賃を払うときに活躍しました.開設した後はPaperlessなど重要な設定をWebでする必要がありますが,特に問題は起こりませんでした.カードは後で郵送されてくるので住所設定が大事です.(ポストに自分の名前を書いていないと郵便物は届かないので注意).カードが届くまでの間はTemporaryのカードが使え,口座開設直後から使えます.米国はカード社会で,現金を使うことはほぼなく,銀行のカードは必須です.さらに,日本のクレジットカードは使えないことが多いことからも,必ず米国の銀行カードは必要です.買い物時では,カードを挿入する機械が必ずあり,カードを差し込み,表示されている金額を確認し,OKを押すと支払いは終了で慣れるととても楽です.カードはDebitにしたため,銀行口座とリンクしています.そのため,カードを使うとすぐにWeb上のデータが更新され,専用アプリで何時何処で何を購入したかが分かります.

 日本の銀行から海外に送金する場合,日本の銀行の窓口に行って,送金先の海外口座情報を登録しなければならない場合が多いです.渡米後に米国の銀行口座を開設する予定の場合,上記の作業が日本に居ないから自分でできなくて,誰かに頼まないといけません.三菱東京UFJ銀行は,日本の窓口で海外口座情報を指定することなく,ネットバンキングにより,海外送金することが可能です.何人かの日本人研究者はこの方法を取っている模様です.「海外送金」でネット検索すれば,いろいろな方法が表示され,知り合いの1人はFXを利用していたとのこと.私達は福岡銀行を日本で使っていて,「海外キャッシュサービス」を使う事にしました.総合的に手数料も抑えられ,私達の生活にマッチしたものでした.方法は,

・福岡銀行で利用限度を増やす.

・米国のBank of Americaの窓口で福岡銀行VISAカードを使ってお金をおろす.福岡銀行に預けているお金をBank of Americaの窓口で米ドルで引き出す感覚です.

・そのままBank of Americaの口座に入金してもらう.

 およそ月に1回Bank of Americaに行っていて,スタッフの何人かとは顔見知りになりました.

 

GRU

GRUで電気の契約

 ゲインズビルでは,電気、ガス,水道,下水などは,GRU(Gainesville Regional Utility)というCity of Gainesvolleが経営する公営会社が管理しています.アパートの場合だと,GRUと契約する前でも使えます.GRUとの契約には,GRUの事務所窓口に出向くことが必要です.契約には,住居を証明する物(アパートとの契約書),身分証明書(パスポートなど)が必要です.デポジットは150ドルくらい.GRUの契約書はアパートのオフィスに見せます.契約番号を確認するためのようです.デポジットを含めた最初の月の請求が後日郵送で送られてきます.送られてきた書類を持ってGRUの窓口で支払いが可能です.銀行口座からの引き落とし設定もできるが,半年だけだし,Webからでも簡単に支払うことができるので,毎月Webから支払いをしていました.ちなみに,Bank of Americaなど米国の口座を持っていれば,手数料は不要です.帰国後の話になりますが,郵送先を日本に変更したらGRUの請求も日本に届き,日本にいても同じようにWebで支払うことができました.

車の購入

 ミドリさん(日本人)とご主人のオスカーの「Popular Imports Auto Sales」でToyota,Sequoiaを購入.後日納金で保険にも入りました.ミドリさんを乗せて,国際免許証で試乗させてもらいましたが,米国の道は広く,制限速度も速く,車両もV8エンジンでパワーがあるので,日本では味わえないようなドライブ感覚でした.車両は満足いくもので,本当にミドリさんにはよくしてもらいました.感謝で一杯です.試乗時に気になったタイヤを交換するためと,タイミングベルトの確認をお願いしたいので,整備をお願いし後日取りに来ることにしました.

 

COX Store

COXでテレビとインターネットの契約

 契約した賃貸の各部屋にはテレビ用のケーブル接続用コネクタが装備されていて,COXと契約するとテレビとインターネットが使えるようになります.COXの窓口で契約するとすぐに機器が貸し出しされ,部屋にケーブルを取りつければそのまま番組を見ることができます.支払いはGRUと同様に銀行引き落としなどできますが,COX Storeが自宅から近くで,きるだけ現地の人とコミュニケーションを取りたいということで,毎月窓口で支払うようにしました.帰国時には,前日まで使用していても日割り計算で支払うことができるため,有難かったです.

 機器を持ち帰りリビングのコネクタに接続してみるも不通.部屋を変えて接続しても不通で,一番奥の部屋でやっと繋がり,ここだけ使えることが判明.奈良県立医科大学W先生に聞いてみると,一番奥の部屋もW先生が業者に連絡して開通してもらったとのことで,とりあえずここで使うことをしました.もう1つの問題がリモコンが壊れていました.後日またCOX Storeに行って状況を説明しないけといけない.こういう小さな問題を1つ1つ解決していくのが大変だけど,RPGだと思って楽しんでいました.


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生活セットアップ其の2
【問題を解決していく】

World Cup観戦


Windmeadowsでウェルカムパーティー

 COXのリモコンが使えなかったためテレビが見れず,楽しみにしていた2018 FIFA World Cupが見れなかったため,札幌医科大学S先生の家にお邪魔してWorld cupを見せて貰いました.生活のセットアップをしないといけないけど,まだ車がないので,札幌医科大学S先生夫妻が色々気にしてくださり,誘って頂いたのでお言葉に甘えてしまいました.日本はポーランドに0-1で負けたが,コロンビアがセネガルに勝ったので決勝トーナメントに行ける事になりました.決勝トーナメントに行けるということで,試合は最後の方は無気力になっていて,予選というシステムなのでしょうがないのかな...
 昼から,COXでデバイス交換と分配機を買いました.COXの契約はテレビとインターネットの2つでそれぞれの機器に繋げないといけなく,分配器が必要でした.機器を持って店に入ると女性の定員さんが対応してくれて,あまり話しも聞いてくれないまま,なぜか「No」と言ってきた.言葉が通じなくても顔を合わせると7割ぐらいは言っていることが分かるが,今回ばかりはよく分からなかった.その横から,昨日対応してくれた定員さんが覚えてくれていて,リモコンが使えなかったというと,機器を快く交換してくれた.日本人は珍しい街だからかもしれないが,覚えてくれていてよかった.
 あとは家賃の支払い.翌日を前払いしないといけないので,6月と7月分を支払わないといけませんでした.高額なのでDebitカードは使えず,やはり日本のクレジットカードが使えませんでした.オフィスの人は,Publix(スーパー)に行って,Cashers check(小切手)を貰えばいいんだよ.と言っていたが,手続きがよく分からなかったので,もう少しWebで情報を集めて手続きすることにしました.
 夜は札幌医科大学のS先生夫妻名古屋大学T先生家族がウェルカムパーティーを開いてくれました.T先生名古屋大学医学部神経内科でパーキンソン病の研究をされています.奥さんも医者です.お子さんは女の子1人で3人でUFに来られています.帰国するまで同じラボの先生方と同じぐらいお世話になることなるご家族です.先生方は私達と入れ替わりで帰国された,奈良県立医科大学W先生家族ともとても仲が良く,W先生家族のこと,研究のこと,ゲインズビルで生活されている日本人の方々のこと,UFでの生活の仕方など,多くのことを教えてくれました.それにしても,26日の朝にW先生家族が帰国され,その夜には同じ家に私達が入居し,このコミュニティーに加わっていることが有難いと思うと同時に凄いと思う.

札幌医科大学のS先生夫妻宅
・名古屋大学T先生家族と出会う 


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生活セットアップ其の3
【ネット開通で行うこと】

 

Windmeadowsのオフィス

 家賃の支払いが一番大きなタスク.朝にBank of Americaの書類の整理をしていたら小切手らしきものを発見.日本では小切手を見たことも触ったこともなかったので分かりませんでした.オフィスに聞くと,使えるという事でした.住所の記載がなかったけど,口座番号があるということで大丈夫で,無事7月と8月の支払いを終えた.本日は他にWebでの設定を主に行いました.まず,車の保険はProgressiveにしましたが,保険内容等はWebで見れるのでやはり設定が必要でした.次に,Appleアカウントを米国用に変更しますが,日本のクレジットカードは登録できないので,先日手に入れたBank of Americaのカードを登録することで,無事設定完了.最後に,重要なI94のダウンロード.I94はアメリカ出入国記録で,VISAを持っている海外の人が入国するとWebに登録され,それをダウンロードできます.UFにチェックインするときに必要です.家族全員分が登録されていることを無事確認することができました.

・家賃の支払い(7月と8月)
・Bank of Americaの書類整理
・Progressiveのアカウント整理(車の保険)
・Appleアカウント整理(生活で必要となるアプリをダウンロードしなければ!)
・I94ダウンロード(UFチェックインで必要)


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生活セットアップ其の4
【街を探検】

 

朝の風景

 ミドリさんから車の用意ができたとの連絡が来たので,車を取りにいくことに.しかし,交通手段がないので困っていたところ,ミドリさんから,大阪市立大学K先生がちょうど来店されるので,ご紹介するので一緒にどうですか?との連絡がありました.お言葉に甘えて連れて行ってもらいました.大阪市立大学K先生は,私と同じラボのI先生と同じ大学だけど面識はなく,大阪市立大学K先生は産婦人科の先生です.UFではiPS関係の研究をされていて,車の中では研究について色々聞かせて頂きました.
 無事車を購入でき,緊張しながら運転をしました.油断すると左側を通行しそうになるけど,自宅に帰るまでには少し慣れた感じでした.ここで,スマホが必須ということを思い知らされます.土地が広い米国は街の造りが簡単で,道路も東西南北に網目のように張り巡らされています.広大すぎて何処を走っているのか分からなくなることがあり,スマホでのナビが必要で,米国では当たり前のようでした.
 
 
 
 

Asian Food Market

United States Postal Service

DICK'S Sporting Goods

8 Fahrenheit

8 Fahrenheit 作り方が斬新

 昼から札幌医科大学S先生夫婦が街を案内して下さいました.行った所は以下の通り.

・Asian Food Market(韓国の食材が多い)
・United States Postal Service(郵便局,住所変更も行う)
・DICK'S Sporting Goods(スポーツ用品,以外にお世話になる) 
・Fox & Bear Creamery (formerly 8 Fahrenheit)(アイスクリーム屋)