8月25日(木)、第2回AL実践研究会が開催されました。会場となったC22教室には、本学教員25名はじめ計35名の教職員が集まりました。
本会は、AL授業実践例ならびにその成果や授業実施上の課題についての情報共有を行う場として発足しました。第1回(H28/3/11)を経て、名称が「AL実践研究会」と決まり、今後は、現場の教員にとって、授業でのやり方がイメージできるような、実用的で役に立つTipsを紹介しあう場とし、学生の主体的な学修を促す授業実践に活かして頂きたいという目的で、企画・開催されています。
今回は、松木裕二先生(教育技術開発WG、電子情報工学科)を進行役として、北川二郎先生(電気工学科)に「動画やクリッカーを利用した講義-反転講義・振返り-」をテーマに、実際の取り組み状況についてお話をして頂きました。
北川先生は、自身が反転講義に思い至った理由、動画撮影などの反転講義の準備内容、講義の進め方(クリッカーによる基礎事項確認→発展事項の講義→基本事項確認用ミニテスト)、視聴率(高い時で50%)や反転講義やクリッカーについての感想、ご自身の教育に対する考え方などについてお話されました。
また、授業で実際に使用しているクリッカーを用いて、お話しの合間にいくつかの質問を投げかけて、その回答状況を即座にスクリーンに投影・確認しながらお話をされました。これにより参加者は、実際の授業でのクリッカーの使用感をつかむことができました。
今回の研究会では、本学における効果的なALの模索、授業運営とクリッカー等ICTの有効活用法、効果と手間のバランスなどについて、活発な質疑応答や忌憚ない議論が交わされました。
当日の様子はこちらをご覧ください(FIT Replay 学内専用)