クラス・サポーター(CS)育成のためのミーティングを行いました。

クラス・サポーター(CS)育成のためのミーティングを行いました。

5月24日(金)本学E棟3階 R1教室にて,前回の合宿参加者を対象としてクラス・サポーター(以下CS)育成のためのミーティングが行われ,CS合宿参加者のうち14名が参加しました。

CSの育成は,本学「AL型授業推進プログラム」(H26年度文部科学省大学教育再生加速プログラム採択事業)の取組の中で実施されており,年に1回のCS合宿やその他のミーティングなどを通して,CSのスキルアップを図っています。

今回のミーティングの目的は,CS活動を通して自分の成長を確認できるチェックリストを作成することであり,宮本知加子先生(FD推進機構特任教員)の指導のもと行われました。今年3月に行われたCS合宿において作成していた「理想のCSチェックリスト」をもとに,学生の実践を踏まえて使いやすいものへとブラッシュアップしました。

初めに宮本先生より,CS合宿で「理想のCSチェックリスト」を作成した流れの確認がありました。CS合宿では,アクティブ・ラーニングの困りごとについて原因分析をした後,CSに必要な資質やスキルについて話し合い,ロールプレイの実践を経て「理想のCSチェックリスト」として,4つの項目(専門知識・態度姿勢・ファシリテーション力・観察力)に分け,全体として16項目を作成しました。

今回は,以下の3つのステップでワークを進めました。

STEP 1 :チェックリストを使って,自分の活動をチェック
自らのCS活動を振り返り「理想のCSチェックリスト」にチェックを入れ,自分の活動を確認しながら,チェックリストの使いやすさを確認しました。

STEP 2:グループディスカッション
2つのグループに分かれて,チェックリストの項目を精査するためにディスカッションを行いました。チェックリストの内容が理解しやすいように具体的な文言を考えたり,似たような項目やレベルを合わせるにはどうすればいいのかなど,和やかな雰囲気で活発な意見交換が行われました。

STEP 3:全体シェアリング
グループの代表者から精査した項目について発表し,その後全体で意見交換を行いながら項目の文言を精査しました。CSの実践を通して,力を入れている点や大事にしたいスキルが現れていました。

最後に宮本先生から,ミーティング参加への感謝とともに,学生が大切にしたいと考えているサポートについて今日の活動を通して共有できたこと,CSの思いを繋いでいくことが重要で,今後も皆さんの意見を取り入れながら一緒に進めていきたいとのお話がありました。参加者にとっては,日ごろのCS活動で感じたことを共有する貴重な機会となり,とても有意義な時間となりました。

PAGETOP