2019年度FIT-joinキックオフミーティングを開催しました。

2019年度FIT-joinキックオフミーティングを開催しました。

2019年5月27日(月)FDセミナー室にて学生FD FIT-joinの2019年度キックオフミーティングが行われ、学生10名、教員5名、職員6名の計21名が参加しました。

今回は2019年度の活動内容の確認とその内容について教職員と学生で意見交換が行われました。

まず、2019年度FIT-join代表の玉城 翔さん(情報工学科4年)から、今年度のFIT-joinの活動として、FIT-joinの役割である、教職員と学生をつなぐ活動によって本学での「学びのコミュニティづくり」を念頭に、主に3つの取り組み(授業参観&教員インタビュー、学生アンケート、Future Design作成)を予定していることが報告されました。

これを受けて、教育技術開発WG長の藤岡教授から「学びのコミュニティづくり」とは具体的にどのような活動をイメージしているのか、また昨年度までの活動で課題となったことは何かなどの質問があり、玉城さんから学びのコミュニティづくりについては、FIT-joinが先生と学生の間をつなぐパイプのような存在となり、両者に存在する意識のずれを埋めていきたいと考えているとの回答がありました。

また、昨年度の活動の課題として、岩橋さん(システムマネジメント学科4年)から、Future Designが教職員には好評であったが、肝心の学生に伝えきれておらず、学生向けのイベントの集客にも苦労したため、学生への働きかけがうまくいかなかったと回答がありました。藤岡先生から、今年度は企画を実施する際にターゲットをどこにするのか、どう働きかけたら良いかをより意識して取り組むようにと提案がありました。また、新たな試みとして、学生目線を生かした理想の授業をつくってみてはどうかとの提案があり、これに関連した他大学の取組の事例紹介がありました。この狙いとして、FIT-joinの活動も4年目になるので、一歩進んだ活動へ進むことで、学びのコミュニティづくりの新たなヒントが得られるのではないかとのご意見がありました。

最後に、FD推進室の長谷川室長から、FIT-joinの活動は先輩から後輩へと受け継がれており本学独自の学生活動として伝統になりつつあるので、その良さを引き継ぎつつ、今年度の活動に関して今日の先生方との意見交換から得られたアドバイスを参考に教職学で本学の授業改善に取り組んでいきましょうとFIT-joinスタッフの活躍への期待が伝えられました。

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