本学は、平成26年度大学教育再生加速プログラム(AP)テーマⅠ(アクティブ・ラーニング)に採択され、本学の人材育成目標「自律的に考え、行動し、様々な分野で創造性を発揮できるような人材(実践型人材)」の育成を達成するため、本学の教育改革のフレームに「教授法の質的転換」を加え、その具体的方策としてアクティブ・ラーニングの全学的展開を推進、学生の「知識定着」と「能動的な学習態度の涵養」の実現を図ることを目的に、本事業に取り組んで参りました。そしてこの度、以下のとおり、「ALは知識の定着と能動的な学習態度の涵養をもたらしたか」をテーマとして5年半にわたる取組の成果報告会を開催いたします。ご興味・ご関心のある教育関係者の皆様のご参加を心よりお待ちしております。
■日時
2020年3月17日(火)14:00~16:30(受付13:30~)
■場所
福岡工業大学(JR福工大前駅直結) C棟地下ホール (〒811-0295 福岡市東区和白東3-30-1)
キャンパスマップ (会場:C棟地下ホール)
■対象
本学教職員・学生、大学・高校当関係者、高等教育に関心のある方
■プログラム
13:30 開場
14:00~14:05 開会挨拶:福岡工業大学 学長 下村輝夫
14:05~14:25 講演「高大接続システム改革が目指すもの、AP 事業が目指したもの」
中島 由起子氏(河合塾 教育研究開発本部 /AP 評価委員)
*AP 事業(テーマⅠ:AL ~Ⅴ:卒業時の質保証)が高大接続システム改革と
して位置づけられ取り組んできた背景を踏まえ、福岡工大の取組みの特徴を
AP 評価委員の立場から解説する。」
14:25~15:00 事業報告「AL型授業推進プログラムの6年間の取組成果と課題」
藤岡 寛之(福岡工業大学 AP 事業推進責任者 教務部長)
15:10~15:45 講演「金沢大学AP事業の成果と展望~学生と教師をむすぶAL、学生の自律的な
学修へつなげる学生アドバイザー、学びの場を支える学修環境のかたちづくり~」
杉森 公一氏(金沢大学 国際基幹教育院 准教授)
*金沢大学では、AP 事業テーマ I・II 複合型「学生の主体性を涵養するカリキュラム・ 教育方法・学修支援環境の統合」により、AL 型授業の実践記録と共有
を支える FDリーダー制度、学生の自律的な学修を促す学生アドバイザー制度、
学修ポートフォリオ・カルテを通した包括的学修支援・教学 IR の 3 本を柱とし
た、学生・教員・職員の学びの場づくりを目指してきた。本講演では、取り組み
の成果と課題を報告し、さらには2020 年代の大学教育と高大接続に求められる教
育・学修デザインの展望について議論したい。
15:45~16:25 パネルディスカッション
「教授方法の質的転換を学生の自己調整学習に昇華させるには」
パネリスト: 中島 由起子氏(河合塾 教育研究開発本部 /AP 評価委員)
杉森 公一氏(金沢大学 国際基幹教育院 准教授)
藤岡 寛之(福岡工業大学 教務部長/AP 事業推進責任者 )
16:25~16:30 閉会挨拶:福岡工業大学 常務理事 大谷 忠彦
17:00~ 情報交換会(B棟1階 レストランOASIS/参加費 2,000円)
■参加費
無料 (※情報交換会参加費¥2,000)
■お申込み方法
当日のご参加も歓迎いたしますが、可能な限り3月10日(火)までに、次のいずれかの方法でお申し込みください。
(1)WEBからのお申し込み
下記専用申込フォームにて必要事項を入力し、送信してください。
【専用申込フォーム】
(2)E-mailによるお申し込み
①ご所属、②氏名、③ご連絡先(電話番号およびメールアドレス)④情報交換会参加有無を
明記の上、次のアドレスに送信してください。 o-fd@fit.ac.jp
■お問い合わせ
福岡工業大学 FD推進室 (Mail: o-fd@fit.ac.jp , TEL:092-606-7370)