「FIT学生団体サミット」を開催しました(2/5)

「FIT学生団体サミット」を開催しました(2/5)

2月5日(水)、E棟3階R2にて、FIT学生団体サミットを開催し、4団体に所属している学生23名が参加しました。

FIT学生団体サミットは学内で学生が自ら運営する団体(FIT-join、FIT隊、学生自治会、FIT女子会)に属している学生がお互いの活動を共有、理解し、学内における授業や環境などに関する課題や解決策を学生同士で話し合う機会を設け、今後の各団体や個人の活動の進展につなげることを目的として今回初めて開催するものです。第1回は「魅力的な大学とは?」というテーマで福工大の魅力や課題を考え、その維持・向上や改善のために学生同士でできることを考えました。開会にあたって、進行を務めるFIT-join代表の玉城翔さん(情報工学科4年)が開催の趣旨及び、みんなで交流を深めていきたいという決意を述べました。

まず、FD推進室の長谷川室長から、「今回の取組は学内4団体で行う初めての取組であり貴重な機会であること、みなさんが所属している団体での活動を共有し、横のつながりを強化してほしいと思っています。サミットで得た新たな気付きを自身の活動にも生かし、個人としても組織としても付加価値を身につけるようなサミットになることを期待しています。」と挨拶がありました。

続いて、各団体の活動紹介が行われました。4団体が活動している目的や内容、組織体制や、年間スケジュールについて報告がありました。

ワークショップでは、「魅力的な大学とは?」というテーマでグループディスカッションを行いました。1グループ約5名のグループ(各団体の混成)で、まずは自己紹介を行い、福工大の魅力と課題について自分の考えをまとめ、グループで共有するワークを行いました。

各グループでの発表では、福工大の魅力として「施設や学習環境が充実している」、「学びへのサポートが手厚い」ことが挙げられ、課題としては、「情報系大学にも関わらず学内でICカードが使えない」ことが挙げられました。また、「友人関係が学科で閉じてしまい、学生同士が交流する機会が少ない」との課題に対しては、「学科間のつながりを深めるための学科横断の授業の開講や共通の実験室(講義室)の設置」などの解決策が提起されました。

ワークショップ後にはお互いをより知るためのインタビューゲームやワークとは違うメンバーで今日の振り返りを行う交流会を実施しました。

サミット閉会にあたり、玉城さんから、「自分が所属しているFIT-join(学生FD)では授業改善という視点で活動をしているが、施設や環境といった違う視点で大学の魅力や課題を考えるきっかけができました。今日の気づきを各団体の今後の活動や団体間での交流に活かしていきましょう。」と感想が述べられました。

実施後のアンケートでは、「このサミットに参加して、他団体が具体的にどのような活動をしているのかがわかった」、「グループワークを通していろんな視点からの意見がもらえた」、「自大学の魅力を発見できた」、「他団体の活動を聞いてやってみたい活動が見つかった」などのコメントがありました。また、全体の感想として、「普段接することのないメンバーと話すことができてとても楽しかった」「「お互いを知る中で今後は組織の課題などについて議論してみたい」「学生交流といった点を重視していきたい」「継続的にサミットを開催したい」とのコメントがありました。

今回の企画を検討した各団体のリーダーの振り返りでは、「お互いの活動を共有、理解するといった目的は果たせたと思うが、運営面では実施にあたっての準備が不十分であった」「学生同士の交流によって新しい気付きがあった」「ここでとどまらず、次は各団体でコラボして解決できることなどについて検討していきたい」と次の活動への意気込みが感じられました。

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