FINEプログラム第5期生田中君の留学レポート

情報工学部情報通信工学科2年 田中 孝知

FINEプログラムで学んだこと

私は、2010年3月末から2011年1月までの約10ヶ月間、FINEプログラムで、カリフォルニア州立大学イーストベイ校に留学しました。この約10ヶ月本当に濃い毎日を過ごすことができました。日本ではできなかった様々な経験をすることができ、英語だけではなく、様々なことを学ぶことができました。

 
FINEプログラムに参加できるということが決まったときでも、留学できるという実感があまりわかなかったのですが、アメリカに到着した時に外国人だらけの空港を見たときにこれからアメリカで生活するんだという実感がわいてきて、感激したのを覚えています。

始めのクウォーターはALP(American Language Program)の教育機関に所属していて、文法や英語でのレポートの書き方を学びました。今まで、英語で英語の勉強をしたことがなく始めは戸惑いましたが、1ヶ月ぐらい過ぎたころには英語だけで考えて、書いたり、話したりするということが自然にできるようになりました。(以前は頭の中で、日本語を英語に翻訳していました)このころから、英語での夢を見るようになり、言いたい事をすぐに言葉に出せるようになりました。日本語もそうですが、英語も文法どおりにしゃべらなかったり、省略して話したりしますが、それは基本的な文法がわかっていることが、前提でするのだと思いました。

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アメリカの授業は日本と違い、先生との対話がよくあり、わからないことがあればすぐに生徒が質問したり、授業中にグループを作りディスカッションなどただ先生の話を聞くだけではなくコミュニケーションをとるといった授業が多くのクラスでみられました。そのためどの生徒も授業に集中し、寝ている学生などまったくいませんでした。大体の生徒が1週間に2回、約110分間の授業を4,5教科取っています。宿題がほぼ毎日出されていて、宿題をしておかないと授業についていけないので、毎日忙しいかったのですがそのおかげで、退屈を感じる時間などなく充実した生活をおくれたと思います。

Class

生活の中では、色んな国の文化に触れる機会が多々ありました。日本にいたときはアメリカの国以外にまったく興味がなく、知りたいとも思いませんでした。ですが、友達のお互いの国の文化を話すのがとても楽しくて、文化を知ることに興味がわいてきました。日本は世界でも注目されている国だと改めて知ることができました。ですが、日本のことについて聞かれたときに自分にアイディアがなく英語は話せるのに話せないといった、とても悔しい思いをしたときもありました。そういうことがきっかけで日本についてもっと知りたいということや、いろいろなことを学びたい思うようになりました。こういう気持ちになれたのが本当にうれしいです。

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アメリカでは人と出会う機会がとても沢山あると思います。日本では、ほとんど知っている人同士で、パーティーをしたりするのですが、アメリカでは友達の友達の誕生日などにいったりして、何人もの人たちと会いました。以前友達が「アメリカ人は怖い」といっていたのを聞いたことがあります。他にもアメリカ人に怖い印象を持っている人がいましたが、それはごく少数の人が感じが悪かったりして、アメリカ人のイメージを崩しているということがあると思います。すべての人ではないですが、私があったアメリカ人はとても社交的で、本当にフレンドリーに接してくれてすぐに仲良くなることができました。

 Party

私は、本当に人に恵まれていると思います。ルームメイトやハウスメイトもとてもいい人たちで、英語を教えてもらったりしていました。一生連絡を取り合っていきたい友達もできました。アメリカは友達や家族のつながりがとても強く、とても大事にしています。私もこれまで以上に彼らを大事にして、絆をもっと深めていきたいと思います。

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この約10ヶ月は自分の人生の中で、とても貴重な経験になったと思います。これは私をサポートしてくれた方の力なしでは、こんな気持ちにならなかったと思います。本当に心から感謝しています。ありがとうございました。自分の可能性が何倍にも広がったと思います。留学して英語をしゃべれるようになるということが夢でしたが、これで終わりではありません。この留学では学ぶことは本当に楽しいんだということを知ることができました。これからも人生が楽しくなるように色んなことを経験して学んでいきたいです。

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